かつて、自分はPerlに夢中だった。それがPerl5.6における日本語処理の問題で冷めてしまった後、RubyUnitを体験した結果、Rubyを愛用するにいたった(今、RubyUnitはtest/unitとして標準ライブラリに含まれるようになっている)。 PerlのUnitTestフレームワークは、特に出力されるエラーに問題があって、すくなくともその当時はRubyUnitとは比較にならなかった。その後、JUnitやPHPUnitを使ってみて、RubyUnitがいかに強力だったのかを実感するんだが、PerlのObject指向機能は、やはり「とりあえず」のレベルを出ていない、ということを痛感させられる。結局、Perlは過去のPerl資産やCPANに収められているライブラリを活用できることがメリットなのであって、Perl自体の持つ魅力はRubyやPythonが実用的になった今日、大いに色あせている