右翼と左翼を東海道新幹線で表現してみると一般的にはこんな感じになるかな? 「自分は右翼でも左翼でもない」とか「右翼も左翼も嫌い」とか「右翼の主張も左翼の主張も良いところは聞くべき」とか「ほどほどが良くて極端はいけない」とか、そういう主張をしているとき、その人の自分の立ち位置がどこにあると認識しているのかと考えると、「名古屋」や「静岡」にいると思っているのではなかろうか? でも、俺はどうもこういう考え方にピンとこないものがあるんですね。まあピンとこない人は大勢いるようで、そこで縦軸と横軸で立ち位置を表現しようとする「ポリティカルコンパス」みたいなものが流行しているんだけど、俺はこれにもピンとこないんです。 何がピンとこないかといえば、右と左は対立する概念のはずなのに、左右両極端の人はとても似ている。というか実際にかつてバリバリの左翼だった人間が今じゃバリバリの右翼ということが珍しくない。とい