ウォルフラムリサーチ社(イリノイ州シャンペイン)は7月21日、動的E-BookのフォーマットとしてComputable Document Format (CDF)を発表した。WRのMathematicaやePUB 3でも採用されたMathML標準のデータを実行可能で、E-Bookに対話型のチャートやインフォグラフィック、表などを持たせることができる。ブラウザ表示、Webページへの埋込み、デスクトップ・アプリケーションやドキュメント、モバイルアプリ(対応予定)など、オンライン/オフラインの多様な環境で使用可能。 PDFのPは、portableだが実質的にはprintableなのに対して、今回のCDFのCは、componentやcompoundではなくcomputableで、ドキュメントが動的になることを意味する。つまり「状態や構成が状況に応じて変化したり、状況に合わせて選択できたりする柔軟性