先日の「節電にはエアコンを切るよりテレビを切った方が1.69倍効果的」という記事に対して「エアコンの消費電力の数値がおかしいのでは?」との意見を読者の方より頂きました。 たしかに、世間一般的にエアコンの消費電力は500Wとも600Wとも言われており、それを考えると野村総研の130Wという数値は一見するとおかしく感じます。 しかし、その大きな数値はエアコンの電源を入れたときだけのもの。つまり最大の負荷がかかっているときに限った言わば最大消費電力の数値なのです。 当たり前ですが部屋の気温が十分に下がればエアコンもコンプレッサーを最大で動かす必要がなくなり、室温を維持するための消費電力は落ちていきます。 本来ならそれぞれがワットチェッカーを購入して自分の部屋のものを調べるのが良いのでしょうが、今回は参考値として毎日放送のニュース番組『VOICE』がエアコンの消費電力の経過を調査したグラフを紹介し
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