安倍晋三元首相が奈良市内で遊説中に銃撃され死亡した事件を受けて、奈良県警の鬼塚友章本部長が事件後初めて会見。警護の不備を認め、「警察官人生で最大の悔恨、痛恨の極み」などと語った。主な一問一答は次の通り。 --安倍氏の来県を知ったのは前日の夕刻と聞いている。警護計画を立てる時間が足りなかったのか 「およそ警護・警備というものは、どんな日程にも対応できるよう態勢を構築すべきものと考えている。私自身、警護計画書に目を通し、承認している」 --現時点でどんな問題があったと考える 「警護上の問題があったことは否定できないが、態勢なのか配置なのか、個々の警護員の能力なのか、早急に確認し、見直しを行う必要がある」 --警護計画書の承認までの流れは 「今回の遊説日程は急に入ったこともあり、私自身が計画書に目を通し、承認したのは(演説)当日。前日に急ぎ計画書を作り、朝に私に報告があった」 --警護の人員や配