共著者のルイーズ・ペニー(左)とヒラリー・クリントン(右) Jean-Francois Berube, Simon & Schuster, Joe McNally <主人公の女性国務長官と大統領の関係は、新任当時のオバマとヒラリーを想像させる> 元大統領のビル・クリントンが、ギネスブックに出てくるほど多くのヒット作を出している作家のジェイムズ・パタースンと組んで書いた『The President is Missing』という政治スリラーを刊行したのは3年前のことだ。この作品は大ベストセラーになり、このペアは今年ふたたび『The President's Daughter』という政治スリラーを出した。それに対抗するように、ヒラリー・クリントンも最近になって政治スリラー『State of Terror』を刊行した。 ヒラリーが共著者として選んだのはルイーズ・ペニーだ。ペニーは、ケベック州の小さな
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