選考過程について、岩松は「今回受賞されたおふたりの作品は、選考会の最初から高得点を得まして、受賞そのものは割とすんなり決まったと思います。選評にも書かれていますが、2人とも違うタイプだけれどそれぞれ受賞作としてふさわしい、というのが大体の意見でした」と報告。また「市原さんの作品は部分から全体を探っていくタイプ、谷さんは全体の中から細かいところを探っていくタイプ。追求の仕方は違うとは思いますが、それぞれ演劇の先輩たちのいいところを継承し、自らのフィールドを広げていくという意味で、2人とも闘っていらっしゃると思います。これからおふたりの作品がどうなっていくのか、僕自身楽しみです」と話した。 続けて受賞者の2人があいさつ。最初に登壇した市原は、自身がまずは俳優として活動を始めたこと、劇作を始めて9年になること、その間にたくさんの出会いがあったことを語る。また岸田國士戯曲賞には以前にもノミネートさ
