最近は、企画のためと個人的な興味から、ビジネス書、中でも知的生産関連の書籍をよく読むようになった。人気の書籍に共通するのは、知的生産向上の目的はゆとりを増やすためであり、ゆとりを増やすことでいっそうの知的生産向上を図るという考え方だろう。 従来は、 ・とにかく多くの情報を仕入れて、有利なポジジョンを取る ・長時間働くことで、収入を増やせる といった考え方が一般的だったのではなかろうか。 しかし、現在この考え方はもはや成立しない。 ・ネットによって知識はすぐに共有されるため、情報の価値が相対的に下落(逆に、自身のリアルな体験は希少価値が上がっている) ・長時間働くことで収入を増やせたのは、経済全体が右肩上がりだったから ・いくら長時間働いても、他と差別化できなければ得られる利益は下がる で、そのために頭を使って他人とは違うことを考え、利益を上げる必要がある。頭を使うには、しっかり休んで考える