今年も、はや師走となりましたが、2008年上期(1月-6月)のABC数値が判りました。 実数確認はABC協会に加盟するなり、出版月報を購読していただければと思います。 雑誌全体としては相変わらず低落傾向ですが、 IT系専門雑誌はメディアの個性が際立つ「書店販売雑誌」が堅調でした。 他に代わりの無い物は売れているけれど、情報誌的なノリの強い雑誌は「ネットやフリーマガジンで代替可能」=「重要度が低い」と判断されているように思えます。 「アスキー.PC」「日経PC21」「YOMIURI PC」などは部数を目立って増加させています。 また、「日経ソフトウエア」「インターフェース」など稀少な技術系雑誌も復調しました。 企業購読がメインとなる「直販雑誌」は専門性の高い雑誌でも「微増・微減・横ばい」の物が多く、停滞感を感じます。遠因には「無償配布」である「コントロールド・サーキュレーション誌」の増加もあ