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ブックマーク / gamemusic.blog50.fc2.com (6)

  • ゲームミュージックなブログ 「枯れた技術の水平思考」は、ブルー・オーシャン戦略の先駆けだったのではないか

    Timestepsで、『横井軍平氏が設立した株式会社コトは今どうなっているのか』というのを書いたのですが、その時横井さんのことをいろいろ調べていて思ったことがあります。それは、横井さんはブルーオーシャン戦略の先駆けとなった人ではないかと。  ブルー・オーシャン戦略というのは、競争の激しい既存市場(レッド・オーシャン)ではなく、競争のない未開拓市場である市場、すなわちブルー・オーシャンを切り開くべきだという企業戦略の提案です。  ■ブルー・オーシャン戦略 - Wikipedia    このでは、1000円頭髪カットのQBハウス、そしてWiiの例があげられているようです。  ■参考・任天堂「Wii」を生んだ「ブルー・オーシャン戦略」とは?  しかし、ここで挙げられたWiiは任天堂の岩田社長が、横井氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」の原則にのっとっているものだと話しています。  ■参考・任

  • ゲームミュージックなブログ 任天堂法務部は「無敵」というわけではない

    このようなエントリーがありました。  ■任天堂法務部 最強列伝  とてもわかりやすくまとまっています。   さて、昔から任天堂の法務部はディズニーと並んで無敵・最強みたいに言われてきました。それは、リンク先にもある「ポケモンユンゲラー裁判」「キングコング裁判」で、見事な逆転を演じたと語られてきたことからでしょう。  たしかに、任天堂法務部は優秀だと思います。そして会社の規模もあり、ゲームメーカーの中では最強かもしれません。しかしながら、「完全無敵」ではありません。任天堂でも裁判で訴えが通らないことは、過去何回かありました。そのうち報道などで判明しているものを書いてゆきます。 ★『ティアリングサーガ』裁判……著作権違反においては認められず  これは、『ファイアーエムブレム』の制作者であった加賀昭三氏が独立した際、エンターブレインから、『エムブレムサーガ』というゲームを発売することが発表されま

  • ゲームミュージックなブログ 最近いろいろな面で、DSとPSPの立場が逆転してない?

    PSP体がここのところ売れているみたいです。電車に乗っても、昔はあまり見なかったPSPのプレイヤーを割と見るようになりました。まあ、一番の原動力は『モンスターハンターポータブル2nd』でしょうが、DSだけを持っていた人が、価格の割にはその機能性があることで購入に至ったというケースもあるかもしれません。   しかし、最近のDSとPSPを見ていると、なんだかDSとPSPにおいて「あれ?逆じゃね?」と思うことが多々あります。それは上記のような売り上げではなく(トータルではソフトハードともにDSのほうが多いはず)、「目指している路線」的なもの。  ハード発売時のPSPは「ゲームの高スペック化の流れを携帯機にも持ち込む」とか「マルチメディア端末としてのゲーム機」という、高機能思考があったように思えます。対して、DSは「新しい遊び方を持ち込む」というものが思想としてありました。それはゲームから離れて

  • ゲームミュージックなブログ ゲームにおけるオープニングの役目の変化

    さて、ニコニコでこんなのがあったので(FC2で貼れるようになったので、テストも兼ねて)。    名作『イースII』のオープニング。88時代の作品に弱い私でも、これだけは絶対覚えておかなければと思うくらいの名オープニングです。古代祐三さんのFM音源が奏でる音楽は、今でも色あせない魅力があります。  さて、音楽ももちろんですが、これ、演出も最高クラスですよね。特に有名なのは「振り向きリリア」ですが、そのほかにも随所に演出が施されています。しかし、それらの演出は多くの部分においてただ見せるだけでものではなく、ゲーム編にとって意味のあるものなのですよね。例えば、ダームの塔の発光〜草スクロールまでは、アドルがIの最後から飛ばされて、倒れたのを動画として示してします。たしかにこれを編で台詞として言ってもいいのですが、それよりもこっちのほうが説得力がありますよね。さらに、その飛ばされた先が空中に浮か

  • ゲームミュージックなブログ 体験版に変わるプロモーションとして、新しい形のプレイ動画が出てくるかもしれない

    先日書きました『これから先、体験版はなくなってゆくのかもしれない』におきまして、様々なところでとりあえげていただいたり、コメントを頂きましてありがとうございます。  そこでは、コスト的な問題など、主に開発側の立場から、体験版は減ってゆくのかもしれないということを書きました。しかしながら、ゲームをアピールする手段は必要なわけです。となると、仮に体験版が減ってくるとしたら、何が代わりに広報の手段となるのか。まさか今更ゲーム雑誌に戻るとも考えにくいですし、かといってWebポータルで紹介してもらうのも、紹介手法がゲーム雑誌と同じではそれ以上の進化は考えにくい。  しかし、ネット上なら今、さかんなものがあったじゃないですか。そう、ニコニコやYouTubeのような動画配信サービス。ただ、すでにオープニングやプロモーション映像の配信はこれらでも行われていますが、これらは大昔から行われていたことを踏襲して

  • ゲームミュージックなブログ 任天堂が将来、テレビゲームと携帯ゲームを捨てる可能性

    いきなり驚くような(釣りのような)タイトルですが、別に現在業界トップを突っ走っている任天堂がゲーム作りを止めるという意味ではありません。あくまで「(据置型)テレビゲーム」や「携帯ゲーム」を作らなくなる可能性が、将来的にはあるのではないか、というお話です。  ことあるごとに言われているように、現在の任天堂には『横井哲学』とも言えるものがあります。それは有名な「枯れた技術の水平思考」。文字通り、ゲームにはすでに使い古されてコストが安くなった技術を新しい発想でゲームに利用して、安く提供するというもの。  ■参考:任天堂 岩田聡社長インタビュー(1) マンマシンインターフェイスを直感的にすることがカギ  これと関連するもの、横井さんが任天堂在籍時に言っていたものがあります(ソースが見つからなかったのですが、たぶん何かの講演。似た趣旨のコメントがどこかにあれば情報求む)。それは、おもちゃはある分野で

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