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ブックマーク / kazuho.exblog.jp (7)

  • Kazuho Oku's Weblog : Google Gears を DIS ってみる

    Google Gears について。オフライン処理に強い PDA 向けブラウザを作ってきた経験も含めての雑感。 時代は常時オンラインに向かっているんであって、オフライン処理なんてのは Google にとっては自らの「弱みを消す」ような消極的なアプローチにすぎない。もっちー風に言うならば「こちら側」の発想。そんなことにも投資できる Google は余裕があるってことなんだろうし技術的にはおもしろいけど、イノベーションという点では魅力薄。それよりは、FON に投資してたりするところのほうがずっとおもしろい

    Kazuho Oku's Weblog : Google Gears を DIS ってみる
  • CMS vs. キャズム (MovableType vs. Zope) | Kazuho Oku's Weblog (跡地)

    [pshige's Type] - 「Blogはキャズムを超えられるか」って?やNDO::Weblog - ウェブログと"キャズム"で、ブログがキャズム (ハイテクの落とし穴) を越える (越えた) かどうかが話題になっている 注。話題になること自体が、ブログの普及を体現していると思う。その過程から、得られる教訓は何なのか。 そもそも、ブログツールとは? HTML の編集 (ファイル単位の編集) よりも一段抽象化されたコンテンツ管理システム (CMS) である。一方、 CMS としてはるかに先を行っていたはずの Zope は、キャズムを越えられないまま停滞している。その差はどこにあるのだろう。 Zope が失敗した理由、それこそまさに「キャズム」に書かれていることだ。同書は、キャズムを越える手段として、特定のマーケットセグメントに絞って製品 (技術) を最適化することを薦めている。Mova

    CMS vs. キャズム (MovableType vs. Zope) | Kazuho Oku's Weblog (跡地)
  • よいフレームワークは、アプリケーションの可能性を狭める | Kazuho Oku's Weblog (跡地)

    良いプラットフォーム注1とは、その上で動作するアプリケーションの可能性を狭めるものではないか。 昨年末、マーケティングの側面から MovableType と Zope の関係を論じたが、両者をフレームワークという側面から比較するのもおもしろいと思う。 MovableTypeは、Zope のように自由にコンテンツを配置することはできない。そのかわり、タグを気にせずに、テキストを系統立てて発表することができる。 PHP にしても然り。プログラミング言語としては問題が多いが、ウェブの開発に必要な機能が組みこまれているため、 Java, Perl, Ruby といった汎用言語にはない、とっつきやすさがある。 皆の要望に 80% 応えるかわりに、一部を切り捨て、大多数のユーザーの要望に 100% 応える。 そういう視点にたつと、まだまだなすべきことがある。などと考えながら、仕事をしています。 注1:

    よいフレームワークは、アプリケーションの可能性を狭める | Kazuho Oku's Weblog (跡地)
  • Web 2.0 (相互運用性) の抵抗勢力 | Kazuho Oku's Weblog (跡地)

    ブログの成功は、相互運用性注1によるところが大きい。トラックバックや RSS と言った技術は総体としての価値を向上させ、Rauru さんが指摘しているように、いまやその上に Technorati のような知性的なサービスまで出現している。 しかし、同様のことが、他の分野でも成り立つとは限らない。 コンテンツ分野においては、相互運用性を確保するにより総体としての価値を向上し、各プレイヤーの利得となるという正のフィードバックが存在する注2。 一方、実体物の商取引はゼロサムゲームである。そして、言うまでもないことかもしれないが、eコマース分野における相互運用性は、今日のプレイヤー多数の犠牲なくしては成立し得ないのではないか。 Amazon の特許に示されているようなモデルの下では、ゲームはごく少数のマーケットプレイスと、多くの従属的なサプライヤーによって構成される。このような環境下では、利益はマ

    Web 2.0 (相互運用性) の抵抗勢力 | Kazuho Oku's Weblog (跡地)
  • Kazuho Oku's blog - Yahoo! Widgets が RSS を駆逐する?

    XML よりも lightweight な microformats が流行の兆しを見せる中、RSS / Atom フィードは、一見、すでに普及を約束されているように思われる。 しかし、Yahoo! の Konfabulator 買収により、その流れも変わるかもしれない。 RSS / Atom フィードの問題点は、均質化と硬直性にある。常に他サイトと比較され、機能追加のために標準化を待たなければならないというのは、商用ウェブサイト運営者にとって望ましい状況ではない。 Yahoo! Widgets は、これらの問題を解決するソリューションとなる可能性を秘めている。ウィジェットを使えば、サイトのアイデンティティを保ちながら、自由な Look & Feel で、ユーザーと常につながっていることができる注1。 楽天RSS 対応を表明する一方で、目端の利くライブドアの技術者は、せっせウィジェット

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  • Kazuho Oku's Weblog : YouTube が注目される、2つの理由

    補足。先のエントリ、特に、 商業的な権利なんてものは、社会全体の利益に反しない程度に守られればいいものである。 (YouTube 違法論は非質的) について。 著作権なんてものがなぜ存在するかというと、コンテンツ製作者にある程度の独占的権利を認めたほうが、創作のインセンティブになるから。換言すると、コンテンツ利用者の権利と、創作者へのインセンティブのバランスを取ることが、著作権の存在意義だ、ということになる。 重要なのは、利用者の権利と創作のインセンティブがゼロサムの関係にはないということ。上手にやれば、コンテンツの消費が拡大してウィン=ウィンになるだろうし、逆に、市場が冷え込んで利用者も製作者も損をすることもありうる。 ここでようやく、最適解はどこにあるのか、という話になる。 利用者の立場からみて現行方式が古臭くなりつつあるのは、「TV番組の著作権問題がネットユーザから軽視されているの

    Kazuho Oku's Weblog : YouTube が注目される、2つの理由
  • Kazuho Oku's Weblog : 3分野 × 3個のキーワードで理解する Web 2.0

    Web 2.0 は幅広い分野にわたる概念だけに、ともすれば、あちらこちらで違う議論になってしまう。やっぱり、まず分野を定義して、その各分野毎に整理すべきなんじゃないか ..... やってみました。 社会的側面: 自己表現のためのプラットフォーム (ブログ) 創発的な構造 (wikipedia) 混沌から発生する秩序 (ソーシャルブックマーク) 技術的側面: クライアントサイド処理 (Ajax, CSI, P2P) 自動連携 (Web サービス, RSS) オープンソース マーケティング的側面: ロングテール CGM マッシュアップ フロント・イネーブラ という感じかな。 社会的側面は、山さん注から教えてもらった「The Trends Underlying Enterprise 2.0」というエントリから。 技術的側面は、自分で選んだ。他の候補もあるけど、この3つが一番根源的だと思う。詳し

    Kazuho Oku's Weblog : 3分野 × 3個のキーワードで理解する Web 2.0
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