国会審議を疑似体験する小中学生たち=2日午前、国会内、伊藤進之介撮影「参議院特別体験プログラム」に参加する小中学生たち=2日午前、国会内、伊藤進之介撮影 小中学生が国会審議を疑似体験できる「子ども国会」の参加者が2日午後、50万人に達する。国会議員役の子どもたちは真剣そのもので、ヤジも居眠りもなく整然と審議を進め、法律を次々と成立させてきた。重要法案の多くが成立しないまま3日に会期末を迎える「大人の国会」とは対照的だ。 正式名は「参院特別体験プログラム」で、2002年度のスタート以来、議長や閣僚、国会議員になりきって学べる。国会内に設けられた「模擬議場」で委員会審議から本会議採決までを体験。実際の参院本会議場も見学する。 11月末に参加したのは、東京都内の小学6年生たち。題材には「自動車リサイクル法案」を選んだ。過去に参院で実際に審議された案件だ。 まずは経済産業委員会に臨む。政務