「最近注目されている『SQLインジェクション攻撃』だが,決して新しいものではない。3~4年前から行われているので,『何をいまさら』というのが専門家の見方だ。ただし,2004年9~10月ごろから“使いやすい”攻撃ツールが公開されているために,SQLインジェクション攻撃が急増しているのは確かだ」――。ラックの代表取締役社長である三輪信雄氏などは7月25日,データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)のセミナーにおいて,SQLインジェクション攻撃やデータベース・セキュリティについて解説した。 DBSCとは,データベースに関するセキュリティの議論や研究,情報発信を行うためのコンソーシアム。2005年2月に設立された。ラックの三輪氏が事務局長を務める。設立目的は,「データベース・セキュリティにかかわるさまざまな人々が集まれる場所を提供するため」(三輪氏)。 一口に“データベース・セキュリテ
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