私はお酒をやめた。 やめてからちょうど1年ほど経った。まわりの同僚や友人達にようやく『お酒を飲まない人』として認めてもらえた。やっとだ。やめた当初は「どこか悪いの?」「あんなに酒が好きだったのに冗談だろ?まぁ、一杯だけ飲もうよ」などと言われるたびに、曖昧な笑顔を浮かべながら断ることが、面倒でたまらなかった。 いざ、お酒をやめてみると、日本はアルコールであふれていることに気づいた。TVをつければ、ビールや酎ハイのCMだらけだし、街を歩けば居酒屋のネオンサインが通りを照らしている。 成人になればお酒を飲むことを、みんな、なんの疑問もなく受け入れている。私もそうだったし、深い文化的な背景や、宗教的背景があることは間違いない。だけど、『飲まない』という選択肢はどうしてないのだろう?『飲めない』ではなく、『飲まない』だ。 タバコはどうだろう?健康志向の世の中で、目の敵にされて、今や1箱500円!もす
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