生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 ダム用の高圧ゲートはかっこいい。飛行機で言ったら、戦闘機みたいなものだろう。でも旅客機、輸送機だって好きだ。このシェル構造ローラーゲートは、そういう雰囲気である。材質もステンレスじゃなくて、一般の鋼材(SS)だし。 しかし、こうしてみると水門ってひとつひとつ、手作りなんだよね。まあ船だってボイラだってみんなそうなんだけど、何となくこうやってひとつづつ作られているのを見ると、いとおしくなるよ。 さて、これは何だと思う? 上のギアには、これ(ラック)が組み合わさるのだ。ラックはステンレスで、丸棒が一本一本、実にていねいに溶接されている。これだけでもかなりの存在感。ちょっと現代彫刻っぽい。 そして、これがラックのカバー。 後ろに見えるハンドルがついた機械が、さっき上から覗いた
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