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ブックマーク / cabanon.exblog.jp (3)

  • ポジショニング | 藤崎圭一郎の雑思録

    どんなに個性的な表現でも、どんなに超絶技巧の作品でも、どんなに斬新な切り口でも、自分が作ったものが、歴史という縦軸、同時代性での横軸の上で、どこに位置しているかというポジショニング感覚がないと、一発芸で消費されるか、セルフコピーの繰り返しで生き延びることになっていまう。 いつでも創造的な姿勢を貫きとおすためには、それぞれの表現分野の歴史はもちろん、関連するさまざまな分野の歴史を学び、同時代の作品を知り、同時代の言説に耳を傾けて、批評的思考を習得し、感覚的でも直観的でもいいから、ポジショニングを身につける必要がある。 自分の作ったものがどういうポジションに立つのかを考えることは、社会の中での作品の存在意義、マーケットの中で位置、会社のビジネスの中での意味などを考えることといえる。つまりポジショニングはブランディングに非常に近い。組織や商品群が「何をなすかものか」を明快に整理して、外部にも内部

    ポジショニング | 藤崎圭一郎の雑思録
  • ココカラハジマル : 私家版「雑誌原稿書き方_全111条」

    稿の改訂版をnoteにアップしています。項目別に整理しているので見やすいです。下のリンクで最新版をご覧ください https://note.com/cabanon/n/n379c454aad4f 昨日の【雑誌原稿書き方基礎講座】で使ったKeynoteに書いていたことを改変・再編集してアップします。全111条。僕が個人的に積み重ねてきたノウハウです。ライターだけでなく編集者としての心得も混じっています。仕事をしてきた出版社が違えば、このノウハウも違うものになったでしょう。だからあくまでも私家版です。デザイナーや建築家やアーティストや工学研究者の取材記事執筆を前提にした話であることをご了承ください。 *アップデート情報 ・全110条を全111条にしたり、第74条を追加して他を統合したりなど、こそこそ修正しているので、3/5にアップしたものとは少し変わっています(3/8記) ・95条の説明に奥義

    ココカラハジマル : 私家版「雑誌原稿書き方_全111条」
  • ディーター・ラムス@建仁寺 | 藤崎圭一郎の雑思録

    京都へディーター・ラムスの講演会に行ってきました。 講演会は、9月23日〜10月23日、建仁寺で開催されている『ディーター・ラムス Less but better展』の初日に行われました。 京都の最古の禅寺で、今年73歳のドイツ現代デザインのマイスターがどんな展示インスタレーションを行うのか? どんな話をしてくれるのか? 期待は募るばかりです。 ラムスの仕事といえばブラウン社のプロダクトです。ラムスは1955年にブラウン社に入社して1997年退社するまでオーディオ、テレビ、調理器具、シェーバーなど数々の製品をデザインしました。現在も現役。最近はオフィス家具などのデザインをしています。脚が悪くて杖をついていたのですが、創造への意欲が体に漲っていました。その姿は導師です。 建仁寺は日に南宋の茶を伝え、禅を広めた栄西が開山した臨済宗建仁寺派大山。祇園の花街に隣接。花見小路通りの南端に位置しま

    ディーター・ラムス@建仁寺 | 藤崎圭一郎の雑思録
    zaki1010
    zaki1010 2009/01/08
    和室にブラウンのプロダクトの写真がまた最高。
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