今日は東大でお絵描きの授業。後は執筆ばかりしています。「骨」展に展示されるニック・ヴィーシーの写真群に添えるキャプションを書きました。 ニックのスタジオは放射線の警告マークが掲示される一般人立ち入り禁止の広大な敷地にぽつんとあり、重い鉛のスライドドアの付いた鉛線入りの壁で囲まれた建物、その中で防護服を着て仕事をするそうです。 彼の本によると、X線写真は実物大で撮影するのでフィルムも巨大、それを幅4メートル重さ300キロもあるスキャナーで読み込んでデータ化。ほんと力技ですね。そういう仕事場、私も欲しいなあ。 生物のX線写真では、X線を通しにくい素材である骨が鮮明に浮かび上がりますが、工業製品の場合には必ずしも骨格にあたる物がX線を通しにくい訳ではありません。例えばプラスチックでできた家電製品をX線で撮影すると、構造材にあたるプラスチックはうっすらとしていて、その内側にある電線や基板、モーター
「真空中で粘着テープを剥がすとX線生成」Nature誌掲載:動画と画像で紹介 2008年10月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 『Nature』誌は時として、科学の片隅とも言うべき、ほこりが溜まった奇妙な部分に光を当てることがある。そして読者は、想像を絶するほど奇妙な生き物や実験に目が釘付けになる。 同誌の10月23日号では、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の2人の研究者の奇妙な記事を7ページにわたって掲載している。この2人は、X線を生成するという目的のためだけに、1秒間に3センチの速さで粘着テープを真空中で引き出す装置を開発したのだ。 驚くことに、本当にX線が生成される。動画でその様子を確認しよう。 2人の論文執筆者は、現在のトライボロジー(摩擦学)の理論では、自分たちの機械で生成されるエネルギー量を完全には説明できない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く