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書評に関するMasao_hateのブックマーク (17)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: だめな国は何をやってもだめ「最底辺の10億人」

    「だめな奴は何をやってもだめ」という箴言は、国にもあてはまるのかもしれない。 すなわち、「だめな国は何をやってもだめ」。国家まるごと腐りきっており、大統領から警官まで賄賂と蓄財に勤しむ。国家経営は破綻し、令状のない逮捕、裁判のない拘留、嘘選挙がまかりとおる。行政機関は国家資を強奪するために存在し、軍部の武器は国内に向けられている。 まず、資が流出し、次に教育のある労働力が逃げ出す。大統領命令でお札を刷りまくり、「超」のつくハイパーインフレになる。援助は指導者の蓄財にまわされ、海外の銀行に貯め込まれる。社会資として回転しないから、経済の発展もない(アフリカ最貧国の指導者の多くは、世界でも超富裕階級に属している)。 そして、外からの非難に対し、大統領は「レイシスト」だと反撃する。国家の荒廃は「元」宗主国の陰謀だと断じ、仮想敵をつくりだすことによって自分への不満をすりかえる。結果、部族間の

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: だめな国は何をやってもだめ「最底辺の10億人」
  • マウス / 村田沙耶香 - 誰が得するんだよこの書評

    村田沙耶香の青春小説。大人しくて地味な女の子と、キモがられてクラス内ヒエラルキーから取りこぼされた女の子の話。こういうのが読みたかった。森絵都が好きなんですが、もっとシビアな設定で書いてほしいなあと思っていました。「永遠の出口」はなんだかんだいって健全な話だったし、「カラフル」はイジメとか設定は暗かったけど奇跡を使っちゃうし。シリアスな舞台でなんとか生きようとする森絵都主人公が読みたかった。そして書はまさにそんな感じの話なんです。白岩玄「野ブタ。をプロデュース」からギャグとフィクション的なオチを抜いて洗練したとも言えそう。 学校という場所はスーパーのようなもので、私達は陳列されているのだと、私はようやく気づき始めていた。私達を評価するのは大人たちだと、私はずっと思っていて、いい子であるようつとめていた。けれど、当の買い手は生徒たちの方だったのだ。そして、そのことにずっと前から準備をして

    マウス / 村田沙耶香 - 誰が得するんだよこの書評
    Masao_hate
    Masao_hate 2008/08/21
    ”私達を評価するのは大人たちだと、私はずっと思っていて、いい子であるようつとめていた。けれど、本当の買い手は生徒たちの方だったのだ。”うわぁ、これは。
  • 空中キャンプ -「生き延びるためのラカン」/斎藤環

    ラカンというのはフランスのおっさんで、自称フロイトの一番弟子である。もう死んでしまった。死んでからも、いろんな人に悪口をいわれて、親切なジャック・デリダが、「あの人はかわいそうな人だったんだから、そんなこと言ったらだめですよ」とたしなめた。すごい天才だったという。天才というのはおおよそのところ、かわいそうな人生を送るものではないかとわたしはおもう。 たしかにラカンはすごい。まずの値段がすごいとおもう。「セミネール」(十三巻)は、それぞれ五千円、「エクリ」(三巻)は一冊が七千円ていどする。まったくもってふざけた道楽である。買えませんよ、そんなに値の張るを。しかも超難解ときているのだから始末がわるい。そんなお金を払って買ったの感想が、「なにが書いてあるのかわからなかった」では、あまりにもむくわれない。「昭和むくわれない音頭」をうたってさしあげようかしら。ラカンに。 それでも、ふだん、いろ

  • 萌え雑感 - 原野商法1997

    http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20080216 久々にネットにつなげたらトラバを頂戴している。エヴァ以降じゃなくて、90年代以降というのが実感。『動物化』以降というかさ。押井・ジャパニメーションから深夜の萌えアニメへというかさ。語り口調が変わったというかさ。 さて、しばらくネットに繋がなかったら体の調子が良くて仕方が無い。クネクネしたいときだけ繋ぎ、疲れたら少しづつ休みを入れるというやり方が、自分には向いているような気がする。 オフ会の思い出の一つに「錦市場でクイーンズブレイドの話をする」というものが挙げられる。京都の物産を眺め、雑踏に揉まれながら、終末的スン止め絵を脳に浮かべる男達。脱オタ。俺の脱オタはどこに。 中国ギョーザの一件を大笑いして眺めていたら、自分も天洋品の製品をっていたことが発覚した。レイシスト冥利につきるってもんだ! 一昔前の萌え

    萌え雑感 - 原野商法1997
    Masao_hate
    Masao_hate 2008/02/21
    ”メタDQNでもネタDQNでもないベタベタにDQNな『恋空』”読みたくなった。
  • “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    名前や名字に「~っち」「~りん」を付けたりすることに抵抗感が薄れたのはいつ頃だろうか。 著者は、小学一年生の頃は「もりゴリラ」と呼ばれていたそうだ。なぜなら、身体が大きかったから。むかしは身体的特徴であだ名を決めていたものだ。ワタシは「ありんこ」だったなぁと、記憶をくすぐられる。 しかし、いまではこうした、あだ名は絶滅しかけているとか。理由は「相手を傷つける」からという気遣いによる。 「ありんこ」と言われて、いい気はしないし、見下ろされているようなコンプレックスもあった。それでも「傷つく」という感情は、大事なものだったと思う。傷つかないことには「傷つける」ということがどういうことか、理解することなく成長しただろう。 著者はいまどき見かけなくなったものとして、「おまえのカアチャン、でべそ」と口喧嘩する風景をあげている。そんな、なんでもない場面から、「やさし過ぎる社会」のゆがみを読み解いていこ

    “やさしい”から、席を譲れないんです〜『ほんとうはこわい「やさしい社会」』森真一著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    Masao_hate
    Masao_hate 2008/02/08
    ”「いまの日本人は、身分差のない武士的存在」。ちょっとした言葉づかいに、「自分はばかにされていないかどうか」と神経を尖らせている~タテマエとして、誰もが「対等な社会」になったから”つhttp://tinyurl.com/343jex
  • 男女論の最高峰 - 書評 - モテたい理由 : 404 Blog Not Found

    2007年12月26日08:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 男女論の最高峰 - 書評 - モテたい理由 マーフィーの法則、書評ブログ篇。 モテたい理由 赤坂真理 スゴは、まとめ記事を出した後にやってくる。 今年読んだエッセイの中で最高傑作。面白くなかったら買い取るを通り越して、買い占めて配りたいぐらいの一冊。 書「モテたい理由」は、副題に「男の受難・女の業」とあるように、男女論である。書籍にもblogosphereにも掃いて捨ててもまだ捨てきれぬほどありふれているあの男女論である。はっきり言ってレッドオーシャンである。そのレッドオーシャンの中に埋もれない力強さを、書は持っている。 目次 - BOOK倶楽部より 第1章 女の目から見た世界 第2章 獰猛な恋愛主義 第3章 蔓延するライフスタイル語り 第4章 女子が生きるファンタジー 第5章 ライフスタイルの先祖たち 第6章

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    Masao_hate 2007/12/26
    これは読もう。
  • 空気が読めない醜いアヒルの子?『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』森達也著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(

    4時間30分 「幸福の王子」のお話を、覚えていますか? 困っている人たちを助けるために、きらびやかな銅像の王子が、身体に付けられた装飾品を一つひとつ施していく。動けない王子に代わって「使者(パシリ)」を務めるのが、イヤと言えない一羽のツバメ。王子の善行の手助けをするうち、ツバメは冬を迎え、凍え死にしてしまう。 書は、このような子供の頃に誰もが親しんだ童話や昔話を、十分に世間を体験した目で読み直してみようという企画だ。 「桃太郎」から「美女と野獣」「蜘蛛の糸」まで、全部で15話。表題のように、主人公のその後を綴るなど、エッセイと創作の間をゆく、宙ぶらりんさが特色をなしている。 冒頭の王子とツバメの話で、ワタシは小学校の国語の時間の記憶がよみがえった。お決まりの感想文を求められたのだ。 〈王子はどうして、ツバメを死なせてしまったのか。ツバメを殺したのは王子だ。だから、王子が嫌いになり、銅像が

    空気が読めない醜いアヒルの子?『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』森達也著(評:朝山実) (毎日1冊!日刊新書レビュー):NBonline(
    Masao_hate
    Masao_hate 2007/09/10
    面白そうですね。
  • 彼女を守る51の方法 - CROOK

    彼女を守る51の方法―都会で地震が起こった日 作者: 彼女を守るプロジェクト,渡辺実出版社/メーカー: マイクロマガジン社発売日: 2005/04メディア: 単行 クリック: 37回この商品を含むブログ (28件) を見る1週間前が防災の日だったからそれっぽいを読んだ。内容はデート中に大規模な地震に遭遇したと仮定して20歳の彼(読者)はそこから如何に19歳の彼女を守るべきか?という形式。タイトルだけがネタっぽいのかと思ってたけどそうでもなかった。というわけで一部をご紹介。 地震発生! この時点では何故この角度なんだとは思いませんでした。普通に見てた。 親と安否の確認! ゴリラブーツさんトコでも話題の谷間ですよ。ここで違和感を覚えて設定を確認。地震発生の季節は冬でした。まあ車で移動してからデートしてるみたいだから胸元がちょっとぐらい開いてても不思議じゃないかー。ついでに3サイズを確認した

    彼女を守る51の方法 - CROOK
    Masao_hate
    Masao_hate 2007/09/08
    これは予想外。
  • 『カラマーゾフの兄弟』がベストセラー?! | 本を枕に-スピリチュアルな日々

    先週、サイトを見ていたら、「『カラマーゾフの兄弟』がベストセラー」というニュースを目にし、驚いた。サイト情報によると、 ●新訳「カラマーゾフの兄弟」が26万部を突破、古典として異例のベストセラー ●混沌の時代を生きるヒント、現代に通じるテーマ ●東京大学教授が新入生に読ませたい小説ナンバーワン なのだそうだ。 新訳の魅力 古典新訳シリーズを発行している光文社の担当者は、 「新訳がリズムと勢いがあって読みやすく、若いころに読んで挫折した団塊の世代が読み直しているとともに、巧みな仕掛けがちりばめられたミステリーとしてのおもしろさが若い人に受けている。扱うテーマが、男女の愛憎、幼児虐待、テロリズム、父子・兄弟関係や貧困、宗教、国家など、現代にも十分通じている」と述べている。 新訳の訳者、亀山郁夫氏は、 「運命を描くことで人間の存在の小ささを、また罪を描くことで人間の存在の大きさを表現している。人

    『カラマーゾフの兄弟』がベストセラー?! | 本を枕に-スピリチュアルな日々
  • 書評 - 貧困の光景 : 404 Blog Not Found

    2007年05月24日01:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - 貧困の光景 無知である事を知ることは、大いなる喜びであると私は常々思ってきた。 貧困の光景 曽野綾子 しかし書に思い知らされる無知は、無知を知る事が喜びであるということが一般化するにはあまりに甘い仮説であることを思い知らせずにはいられない。 書「貧困の光景」は、今では日では事実上絶滅してしまった当の貧困を教えてくれる。「希有な一冊」と書きたい所だが、書の主題は曽野綾子のノンフィクション全てに共通しており、そしてその数が少ないとは言えない以上、少なくとも「希有な一冊」ではない。しかし当の貧困をこれだけ長い間看続けてきたという意味で曽野綾子が希有な一作家だという事は確かだろう。 P.43 エチオピアは物質に貧しく、日は精神に貧しかった という著者に対して、自省にせよ反感にせよ、何も感ぜず「そう

    書評 - 貧困の光景 : 404 Blog Not Found
  • 持続可能な福祉社会 : 404 Blog Not Found

    2006年10月06日14:20 カテゴリ書評/画評/品評 持続可能な福祉社会 その答えのたたき台の一つとして、書「持続可能な福祉社会」を取り上げたい。 持続可能な福祉社会 広井 良典 分裂勘違い君劇場 - 借金を「返済するべき」人と「実際に返済することになる」人 この日政府の膨大な借金を、どの世代が払うべきか? というと、選択肢は次の3つ。 借金をこさえた世代が返済する。(相続税増税) (2)借金をこさえた世代の子供たちの世代が肩代わりする。(所得税増税) (3)借金をこさえた世代とその子供たちの世代の両方が返済する。(消費税増税) 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:財務省の出鱈目たとえ話を元ネタする愚についてまあ、昨年秋から続いているお馴染みの話だが、勝哉君も家族の一員なんだから、全然問題なく、家族の資産が減るわけでもない。 問題は、勝哉君の資産はあくまで勝哉君の資産であっ

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  • 無言の日記−五月の庭 - 『バックラッシュ!』 やっぱりジェンダー・フリーという言葉は使いたくない(イミフだから

    バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか? 作者: 上野千鶴子,宮台真司,斎藤環,小谷真理出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2006/06/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 323回この商品を含むブログ (131件) を見るなんとも評価の下しがたい一冊。いや、下す必要なんぞ全くないのだが、レビューする上で人に薦めるか薦めないかという判断はしておくべきだと思っているわたしにとってはこれは難題だ。読んだほうが良いに決まっているのだが、長いし、“読後”に自分が使うエネルギーもかなり要求されると感じた。 『バックラッシュ!』を手にとったきっかけは、上野さんでも宮台さんでもなくchikiさんとmacskaさんだ。普段からの活動がこのような書籍に実った成果は尊敬に値するし、お二人の宣伝への尽力や、ウェブ上での精力的な活動に関しての精力的な活動は素晴らしく、い

    無言の日記−五月の庭 - 『バックラッシュ!』 やっぱりジェンダー・フリーという言葉は使いたくない(イミフだから
    Masao_hate
    Masao_hate 2006/09/05
    ”ジェンダー・バイアス・フリー”
  • 「80年代地下文化論」講義 (ノーマル)

    ■宮沢章夫『東京大学「80年代地下文化論」講義』読んだ。 80年代は「スカ」だったのか。80年代を語る切り口はバブルとオタクが一般的だけど、ほかにあるんじゃないか。ということでこのは、原宿にあったクラブ『ピテカントロプス・エレクトス(ピテカン)』をキーに80年代を語ってる。著者は劇作家でラジカル・ガジベリビンバ・システムやってた人。「地下」ってのはアングラじゃなくてピテカンが地下にあったから。 書でピテカンが象徴するものをまとめると、批評性、ニューウェイブ、かっこよさ(美学)、不合理性(=儲からないもの=文化)、みたいなことになると思う。ピテカンはかっこよくて、ニューウェイブで、批評性があって、儲からなかったと。まとめすぎだけど、そんな感じかと。ピテカンは当時の文化人にとってすら敷居の高い、センスエリートの集まる場所だった。 「ピテカントロプス・エレクトス」という文脈がひとつ、こち

  • アメリカン・オタクの世界 - 愚仮面

    今日は一日かけて「オタク・イン・USA」を読んでました。 オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史 作者: パトリック・マシアス,町山智浩出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/08/09メディア: 単行購入: 24人 クリック: 398回この商品を含むブログ (121件) を見る最近も色々とを読んでますが、その中で面白いていうと、知的興奮を味わうものか、あるいはゲラゲラ笑って楽しむものかのどっちかでした。しかしこのは「新しい発見や考え方をもたらしてくれる内容を、バカ(褒め言葉)で軽快な語り口で楽しく読ませてくれる」という、久々の名著でしたよ。 元々このは「映画秘宝」や「フィギュア王」に掲載されていた記事に大幅に加筆したものをまとめたもので、そのため、5つのテーマごとに書かれた、全部で40節以上もの短いトピックから構成されています。 どういうトピックがあるのかにつ

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    Masao_hate
    Masao_hate 2006/08/18
    「オタク・イン・USA」書評。面白そうだ。
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: もしあなたが週60時間以上働いているとすれば、父親として役に立たない。息子が問題をもつようになったら、それはあなたのせい

    もしあなたが週60時間以上働いているとすれば、父親として役に立たない。息子が問題をもつようになったら、それはあなたのせいだろう お題は次の文に続く──「父親はきちんと家に帰ってきて、こどもと一緒に遊んだり、笑ったり、じゃれあったり、ものを教えたりする必要がある」 のっけからショッキングな断定文が続くが、読み進めて納得した。「男の子って、どうしてこうなの?」は、異性である息子を育てるのに途方にくれる母親たちへの福音書かもしれないが、父親が読むと考えを改めさせる指南書なのかも。 けれども会議が、出張が、締め切りが、なんて抗議の声は上げられる。生活を成り立たせるための仕事を放り出したりすれば末転倒ではないかと。同意、わたしもそうだから。それでもココロのどこかで知っている、ものごとには、取り返しがつくものと、つかないものがある。そして、代替の利くものと、利かないものがある。取り返しがつかないもの

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: もしあなたが週60時間以上働いているとすれば、父親として役に立たない。息子が問題をもつようになったら、それはあなたのせい
  • shorebird 進化心理学中心の書評など - 訳書出現 人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす

    人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす 作者: ランディ・ソーンヒル,クレイグ・パーマー,望月弘子出版社/メーカー: 青灯社発売日: 2006/07メディア: 単行購入: 2人 クリック: 152回この商品を含むブログ (25件) を見る 5年ほど前に欧米で出版されフェミニストから総スカンを浴びた有名なが今回翻訳されて書店に並んでいる. よくある社会生物学論争の典型のような誤解の上の批判や,まさに自然主義的誤謬による批判が多かったと伝わってきているが,フェミニズム陣営では見方はまた異なるのだろう. (進化心理学的立場からみると)「レイプについて真実を研究すること」と「レイプを行うことの是非を主張すること」はまったく異なることだと思うのだが,21世紀になってもヒトの心理学的な性向を生物学的に考えることへの嫌悪は残っているのだろう.プラグマティックに考えても,戦争を防ぐには戦争のこ

    shorebird 進化心理学中心の書評など - 訳書出現 人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす
  • http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/syohyo/212.html

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