愛知県警がアマゾンジャパンの本社とともに家宅捜索に入った子会社の配送センター=23日、千葉県市川市塩浜で 自社が運営するインターネットの通販サイトに児童ポルノの商品を掲示し、販売を手伝っていた疑いがあるとして、愛知県警は二十三日、児童買春・ポルノ禁止法違反(販売ほう助)の疑いで、インターネット通販大手「アマゾンジャパン」(東京都目黒区)の本社と、千葉県市川市にある関連子会社の配送センターを家宅捜索した。捜査関係者が明らかにした。 県警は昨年九月から今年一月にかけて、アマゾンの通販サイトに児童ポルノの写真集などを出品していたとして、同法違反(販売目的所持)容疑で東京や愛知、滋賀など全国八都県の約十業者を摘発している。県警はさらに、サイトの管理・運営者であるアマゾンジャパンがこれらの出品を放置していた疑いがあるとみて、捜索の押収品の分析を進める。
28日、香港の政府合同庁舎前で金融街「セントラル(中環)」占拠の抗議行動開始を宣言する民主派の人たち(共同) 【香港共同】香港中心部の金融街「セントラル(中環)」を占拠する大規模抗議行動の計画者は28日未明、中環の隣接地区にある政府本部庁舎前で学生らが続けている占拠に5万人(主催者発表)が集まったことを受け「中環占拠を正式に始動する」と宣言した。 香港警察は同日午後、周辺の道路を全て封鎖、座り込みをしている学生らに即座に解散するよう求め、占拠を続ければ強制排除すると警告した。抗議行動が続けば、大きな混乱が起きる懸念が出てきた。 中環占拠は、次期香港行政長官選で民主派を事実上排除した中国の決定に対抗し10月1日に行われる予定だった。
記者会見で、末期がんと診断されたことなどを公表する「ドクター中松」こと中松義郎さん=26日午後、東京・内幸町 発明家の「ドクター中松」こと中松義郎さん(86)が26日、昨年12月に末期がんと診断され、医師から「余命は来年末まで」と宣告されたことを明らかにした。東京都内で記者会見した。 中松さんは「健康に留意すれば人の寿命は最大144歳まで可能と論文を書いた私の命が終わる。大変ショックだった。新たな治療法の発明にかけたい」と心境を明かした。 中松さんによると、病名は「前立腺導管がん」。治療が難しいといい、今後は治療法と「がん治療ロボット」の発明を目指すとした。発明法を伝授する講義やがんで苦しむ人のための募金活動にも意欲を見せた。
男が警察官から拳銃を奪い、発砲する事件があった現場付近を調べる捜査員=14日午後1時34分、愛知県知立市 14日午前11時40分ごろ、愛知県知立市昭和の団地の敷地内で、男が安城署地域課の平岩直樹巡査部長(51)から拳銃を奪って発砲した。県警によると、平岩巡査部長は右腕を負傷して病院に運ばれたが、命に別条はない。別の警察官が男を取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。身元を調べている。 県警によると、「上半身裸の男がいる」との110番があり、平岩巡査部長ら2人の警察官が現場に駆け付けた。 男は50歳ぐらいとみられ、長い木の棒を持っていた。職務質問しようとした際、もみ合いとなり、拳銃を奪われたという。発砲音が2回したとの情報がある。
埼玉県朝霞市で小さな印刷所を約四十年間経営し、活版印刷ひと筋に生きてきた渡辺昌郎(まさお)さん(81)が、高齢と病気のため惜しまれつつ廃業した。心残りなのは、十万個以上あるという鉛の活字を廃棄しなければならないことだ。「誰かに生かしてもらい、昔ながらの印刷技術を知ってほしい」。渡辺さんは、無償で引き取ってくれる人を探している。 (谷岡聖史、写真も) 狭い作業場の棚一面に、漢字やひらがな、カタカナの活字が並ぶ。「今まで生活できたのは活字のおかげ」。そう感謝する渡辺さんは、今の東京都目黒区で生まれた。五歳のときの病気で両脚に障害が残り、十歳までに両親を亡くした。預けられた親族に「歩かなくても働けるのでは」と勧められ、戦後間もない一九四九年、十六歳で中央区内の印刷所で働き始めた。 「空襲など戦時中の混乱で学校に通えず、印刷所が教室代わりでした」。膨大な種類の中から目当ての活字を選び出す「文選」や
自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネットで生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。 ネット中継はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」で行われ、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。 中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党の福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会の橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。
JR常磐線の亀有駅から横浜駅に行く時、切符を買うと運賃は七百八十円。ところが「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」などのIC乗車券を使い横浜まで行くと九百十円引かれる。亀有駅と隣の金町駅を利用すると、この二重運賃が発生する。同じルートを利用しても料金が異なる不可解な問題は国会でも問題になったが、JR東日本ではシステム上の問題などから是正は難しいとしている。 (清水俊介) 二重運賃は「JR→東京メトロ→JR」と乗り継いだ時、切符を購入するか、IC乗車券を利用するかによって生じる。切符を買う場合、二回乗るJR区間の距離を合算して運賃を算出する。IC乗車券の場合は、前のJR区間、メトロ区間、後のJR区間それぞれの運賃を足す。 亀有から横浜に行く時、通常はメトロ千代田線直通の常磐線に乗り、西日暮里で再びJRに乗り換える。切符でもIC乗車券でもメトロ運賃の百六十円は同じだが、JR料金は切
雇用の安定を目指すはずのハローワーク(公共職業安定所)で、相談員などとして全国で働く非正規職員のうち、約一割に当たる二千二百人が、この三月末で職を失う。突然「雇い止め」を告げられた職員たちは、業務で失業者の相談に乗りつつ、自らも勤務時間外や休暇に職を探す事態となっている。四月以降、窓口が混乱しないか懸念する声も上がる。 (稲田雅文) 「窓口を訪れた人の中には、雇用保険や職業紹介以外の福祉サービスが必要な場合も。制度の知識と経験が求められる職場なんです」。東海地方のハローワークで、受け付け業務を担う非正規職員の五十代女性は訴える。二月下旬に突然、上司から「任期の更新はしない」と言われた。 職に就いて三年半。雇用保険の給付や職業紹介、訓練など、多種多様な制度への理解をようやく深めたところだった。案内をした人が帰り際に会釈をしてくれると「人の役に立てた」と感じる。退職金や賞与、夏季休暇もなくても
茨城県が制定し、来月、誕生五十年を迎える「茨城県民の歌」で、原子力をたたえる歌詞を問題視する声が出ている。国内初の原子炉を郷土の誇りとする歌詞は、東京電力福島第一原発事故によって状況が一変。郷土愛を育むための歌とあって、原発に反対する県民は「歌詞を変えた方がいい」と訴える。 (永山陽平) 茨城県民の歌は、県が歌詞と曲を公募して一九六三年三月十六日に制定された。一番から三番まであり、原子力に関する歌詞は三番で出てくる。当時、次世代のエネルギーと期待された原子力を「世紀をひらく原子の火」と礼賛。「このあたらしい光」で「あすの文化をきずくのだ」と高らかに歌う。 同県東海村の日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)に設置された原子炉が、核分裂を連続させる臨界に国内で初めて成功したのは、歌を制定する六年前の五七年。郷土が誇る研究施設の偉業に、県内は祝賀ムードに包まれたという。三番の歌詞は、そう
与野党は十三日、インターネットを利用した選挙運動に関する実務者協議を国会内で開き、夏の参院選からフェイスブックなどの交流サイト(SNS)を含むウェブサイト使用を全面解禁することで基本合意した。ただ、電子メールの使用については意見が分かれ、週内に再協議する。 与野党の実務者はインターネットを使った選挙運動を解禁するため、公職選挙法改正を目指すことで一致した。特に、自民、公明両党は今月中に改正案を国会に提出し、三月上旬に成立させたい考えを示した。 協議では、これまで選挙期間中は禁止されていたホームページや短文投稿サイト「ツイッター」、交流サイト「フェイスブック」などを用いた投票の呼び掛けなどを政党や候補者だけでなく、運動員や一般有権者にまで認めることで合意した。
三浦半島への若い世代の集客を促そうと、京急電鉄が、携帯電話の位置情報機能を活用したゲーム「コロニーな生活」と連動した周遊切符を発売している。現実世界と仮想空間の両方で、スタンプラリーを楽しんだり、お土産がもらえたりする。三月三十一日まで。(中沢佳子) 泉岳寺駅と三崎口駅を除く京急各駅で購入できる「みさきまぐろきっぷ」と「コロニーな生活」の画面を、三浦海岸駅と三崎口駅窓口で見せると、乗車記念カードがもらえる。カードに書かれたシリアル番号をゲーム画面に入力すると、ゲーム内で使える「京急新1000形模型デジタルアイテム」が手に入る。 位置情報機能を使うスタンプラリーも楽しめる。三浦海岸駅、三崎口駅、京急油壺マリンパーク、三崎港産直センター「うらり」の四カ所をすべて訪れてゲーム内で現在位置を登録すると、ゲームの通貨「乗り物コロカ旅金貨」がもらえるほか、「うらり」でカットワカメのプレゼントなどの特典
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