情報の非対称性に関するDrPoohのブックマーク (189)

  • 「再発したら...」不安につけいる血液クレンジング 「主治医になんでも相談できる関係を」

    この療法について、過去に患者から7件相談を受けたことのある卵巣がん体験者の会「スマイリー」代表の片木美穂さんに、患者が代替療法に惹かれる理由や、対処法を伺った。 「やれることはやらなくちゃ」という患者の気持ちにつけ込む片木さんが最初にこの療法を知ったのは、7年前、がん患者の相談がきっかけだった。再発に怯えた患者が、芸能人のブログでこの療法を知り、「がんの予防をうたうこの治療で再発を防げないか」と尋ねてきたという。 『主治医は普通に生活をしてくださいと言うけれど、普通に生活してがんになったのだから、再発を防ぐために何かしたい』と話していました。そんな必死な思いでたどり着いたのが血液クレンジング療法だったというのです」 遺伝性のがんなど一部のがんを除いてがんの原因は特定できず、確実な予防法や再発防止策がないために患者は不安にかられる。 「特に卵巣がんのようながんは再発したら、治療をしてもがんが

    「再発したら...」不安につけいる血液クレンジング 「主治医になんでも相談できる関係を」
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    DrPooh 2019/10/24
    『なぜそんないい加減な治療なら、駅前にクリニックを開業できるのですか?』もっともな疑問。
  • ウソや不正確な医療情報を生み出す「市場の歪み」をなくすには? 私たちにできること

    他方、書籍や雑誌、テレビなどでは、このような問題自体が提起されず、ウソや不正確な情報が無反省に発信され続けている事例もある。 記者(朽木)はWELQ問題をきっかけに医療記者になり、WELQ問題に端を発するネット時代の医療情報との付き合い方を取材した内容をまとめた書籍『健康をい物にするメディアたち』を3月25日に出版したばかりだった。 しかし、このような問題が繰り返されれば「いたちごっこ」「もぐらたたき」という指摘を免れ得ないだろう。 ネット上に限らず、メディア全体に存在する、医療についてのウソや不正確な情報、医療デマ。生活者は、あるいはメディアは、これとどうやって向き合い、是正していくべきなのか。 かねてから情報発信における科学的根拠(エビデンス)の重要性を指摘する、医療政策学者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授(医師)の津川友介氏に話を聞いた。 医療デマの原因の

    ウソや不正確な医療情報を生み出す「市場の歪み」をなくすには? 私たちにできること
    DrPooh
    DrPooh 2018/04/09
    「健康を食い物にするメディアたち」関連記事。適切な医療情報のために情報の送り手ができることと,受け手ができることについて。
  • インターネット上の医療情報の信頼性をどう担保するか(若尾文彦,片木美穂,辻正浩) | 2018年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    辻 正浩氏(株式会社so.la代表取締役/SEOコンサルタント) 若尾 文彦氏(国立がん研究センター がん対策情報センター長)=司会 片木 美穂氏(卵巣がん体験者の会 スマイリー代表) 2017年12月6日,大手インターネット検索サービスGoogleにおいて「医療や健康」に関する検索結果の改善を目的とするアップデートが実施された。この背景には,科学的根拠の乏しい“医療・健康情報”がインターネット検索で上位に表示されてしまう問題があった。 情報化が進み,患者や家族が医療情報を自ら検索できるようになった一方で,情報が溢れているため正しい情報にたどり着くのは容易ではなくなっている。アクセスした情報の正確さは非医療者には判断しにくい。紙では,医療者の立場から若尾氏,SEO(Search Engine Optimization)専門家の立場から辻氏,患者の立場から片木氏に,インターネット上の医療情

    インターネット上の医療情報の信頼性をどう担保するか(若尾文彦,片木美穂,辻正浩) | 2018年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    DrPooh
    DrPooh 2018/04/02
    ネット上の医療情報の信頼性について。技術的に解決できることも多いけれど内容に立ち入る(検閲)ができない以上限界もあるということですね。やはり鍵はコミュニケーション。
  • 「健康になりたい人」と、それを「騙す人」の構造を変えるために 【健康を食い物にするメディアたち「はじめに」特別公開】

    BuzzFeed Japanの『健康をい物にするメディアたち』発売にあたり、「はじめに」を特別公開。3月25日、ディスカヴァー・トゥエンティワンよりBuzzFeed Japanの『健康をい物にするメディアたち』が出版されます。 ネット時代の今、私たちの「健康になりたい」という切実な想いが狙われています。ウソや不正確な健康情報を粗製乱造するメディアたち、量産される健康、健康品ビジネスの闇。さらには、高度に発達したテクノロジーにより手口が複雑化し、見分けるのがますます難しくなってきている医療デマ。 なぜ、私たちは医療デマに「騙され」てしまうのか、医療デマに「騙されない」ためにはどうすればいいのか――。 書は「ネット時代の医療情報との付き合い方」というテーマで取材を重ねている記者が、取材内容をまとめ、なぜ健康・医療に関してウソや不正確な情報、デマが発生しやすいのか、それらから身を守

    「健康になりたい人」と、それを「騙す人」の構造を変えるために 【健康を食い物にするメディアたち「はじめに」特別公開】
    DrPooh
    DrPooh 2018/03/26
    注文済。リテラシーだけでなく,医療に内在する情報の非対称性はもっと注目されていいと思っています。
  • 医療用語を「わかりやすく」するジレンマを、広辞苑はどう解消しているのか

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 医師の説明はなぜ、わかりにくい?お医者さんの言うことが「難しい」と感じた経験はないだろうか。その理由の一つとして、国立国語研究所は医療用語のわかりにくさを指摘している。 例えば、医療関係者は「予後」といった言葉をよく使う。しかし、その意味は一般にはあまり知られていないか、正しく理解されていないこともある。 とはいえ、これらの言葉をわかりやすく説明するのは大変だ。「予後」であれば、同研究所は以下の言い換えを提案している。 a. 今後の病状についての医学的な見通

    医療用語を「わかりやすく」するジレンマを、広辞苑はどう解消しているのか
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    DrPooh 2018/01/13
    編集者と専門家とのすり合わせに関しては,その「専門家」を誰にするのかという問題がありますね。『岩波書店と付き合いのある著者や、その紹介で集まったメンバー』とのことですが…
  • 命に関わる損をさせても「表現の自由」なのか 健康本を巡る出版関係者の思い

    これらには医師などの専門家から「科学的根拠が疑わしい」と批判の声も多い。特に、“医者に頼らなくてもがんは消える”のように医療を否定・批判するは、それを読んだ患者が適切な受診機会を逃し、命に関わる可能性もある。 このような健康について、出版業界の「中の人」は、実際のところ、どう思っているのだろう。BuzzFeed News Medicalが複数の出版関係者に話を聞くと、変わりゆく出版業界の姿が浮かび上がってきた。 「そんなの9割ウソだから」「作っているのオレなんだから」と、健康ライターは母に言いたい。健康を作っているのは、どんな人なのか。例えば、Aさんは何冊か健康を執筆した経験のある、50代の男性。理系ジャンルが専門のライターだ。 どんなを執筆したのか、そのうちの1冊を見せてもらった。タイトルと内容は「ある品が認知症に効く」と謳うものだった。 著者はAさんではなく、ある医師の名

    命に関わる損をさせても「表現の自由」なのか 健康本を巡る出版関係者の思い
    DrPooh
    DrPooh 2017/09/13
    内容の妥当性が競争する上で有利にならない,というのはあるのでしょう。まともな路線に舵を切ったメタモル出版が倒産したりとか,いろいろと考えてしまいます。
  • 発信力を高め、育て合う医療情報 インチキ医療を駆逐するために

    正しくわかりやすい医療情報を届けることを目指し、7日に船出したBuzzFeed Japan Medical。私たちが医療専門の取材チームを作ったのは、インターネット上には科学的根拠のない情報が溢れ、必死で医療情報を探す患者や家族を惑わせる事態となっているからだ。 初期は自覚症状がなく、検診による発見が難しいため進行してから見つかることも多い卵巣がんの経験者で、卵巣がん体験者の会「スマイリー」代表の片木美穂さんは、10年以上前から怪しい医療情報を追及する活動を続けている。 医療情報の質の底上げを図るため、患者団体、医療者、メディアを集めて有害なニセ医療を追及する勉強会を主宰する片木さんに、ネット時代に医療メディアの果たすべき役割について伺った。 テレビ、ネットから発信され、口コミで広がるインチキ情報片木さんは、桜井なおみさんの指摘と同様、病気の疑いを持った時、一般の人がまず頼るのはインターネ

    発信力を高め、育て合う医療情報 インチキ医療を駆逐するために
    DrPooh
    DrPooh 2017/09/08
    情報の発信者である記者が勉強して質を高める,それを受け取る側がフィードバックするというあたりが地道ではあるけど結局は有効な方法ということになるのでしょうか。
  • 「その表現、法的にOK?」 健康食品のネット広告、大手企業が一部事業を大幅縮小

    小林製薬によると、対象はサプリメントなど健康品のアフィリエイト広告事業。2017年3月から縮小を始め、8月末にはほぼ撤退。ただ、化粧品などのアフィリエイト広告は減らしていないという。 健康品に限って大きく減らしている理由とは。小林製薬の広報担当は「われわれの意図しない内容の広告が世の中に出てしまっていたため」とBuzzFeed Newsに説明する。 なぜ、「意図しない内容の広告」が出るのか。アフィリエイト広告の仕組みが原因だ。アフィリエイト広告の仕組みは、こうだ。登場するのは主に「広告主」「アフィリエイト広告会社(ASP)」「アフィリエイター」の3つ。今回の場合は、広告主が小林製薬になる。 広告主の小林製薬は、ある商品の宣伝をASPに依頼する。ASPはアフィリエイターと呼ばれるブログのライターやウェブサイト運営者らに、その商品に関する記事を自身のブログやウェブサイトに書くように仲介する

    「その表現、法的にOK?」 健康食品のネット広告、大手企業が一部事業を大幅縮小
    DrPooh
    DrPooh 2017/08/26
    「信頼できるアフェリエイター」というのは薬機法の抜け道を知っているという点で企業にとっては信頼できるのかもしれないけど,消費者にとってはどうなんでしょうね。
  • 「標準治療」こそ、最善の治療 | ヨミドクター(読売新聞)

    DrPooh
    DrPooh 2017/08/18
    「標準治療」=『臨床試験などの結果に基づいた科学的根拠のある、「現時点で最善の治療」』これは繰り返し告知して頂きたいです。
  • 【お知らせ】本日のNHKニュースおはよう日本に出演しました

    いつもスマイリーの活動を応援いただきありがとうございます。 スマイリーの片木です。 日のNHKおはよう日で臍帯血医療の問題について出演しました。 http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/08/0810.html 臍帯血医療は白血病などの治療にはすでに承認されていますが、一方で効果が確認されていないがんや美容医療に治療として用いている(厚労省が求める手続きを踏んでいない)悪質なクリニック等が先日摘発されたばかりです。 http://www.nhk.or.jp/nc11-news/digest/20170628/index.html 当会にも臍帯血医療を受けてみたいという患者さんの相談もあったことから思いを率直に伝えさせていただきました。 患者さんたちのなかには、抗がん剤治療でも「必ず治るとはいわれない(治るのか不安)」ことや「副作用への強い不安」な

    【お知らせ】本日のNHKニュースおはよう日本に出演しました
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    DrPooh 2017/08/12
    『緊急胴体着陸をする飛行機のように最後の時間を過ごす患者さんや家族を目の前にしての怒り』…やはりこうした経験があると許容はし難いでしょうね。地道な活動が実を結ぶことを願います。
  • がん患者を惑わす「甘い言葉」とは? インチキ医療で命を落とす前にできること

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

    がん患者を惑わす「甘い言葉」とは? インチキ医療で命を落とす前にできること
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    DrPooh 2017/07/08
    『テレビも、雑誌も、新聞も、本も、もちろんネットも、過激な言い方をすると、ほとんど信頼できない』。厳しいですがこれくらいの心構えは必要でしょうね。
  • 日本の医療の「質」は世界最高レベル?最新の国際調査で発表(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    あたりまえのように受けている日の医療の「質」。国際的に見た場合、どんなものなのでしょうか? 先月、国際的に権威のある専門誌Lancet(ランセット)に、保健医療の質の高さやアクセスの容易さを世界195か国で調べ、ランキング化した調査が発表されました(文献1)。 論文へのリンクはこちら さっそく、日のランクを確認してみます。 文献1より抜粋上の表は、ランキング上位13位までを抜粋したものです。日は11番目。つまり世界195か国中で11位ということでした。 ちなみに国名の横についている数字(HAQスコア 注1)は、医療の質を示す「総合得点」のようなものですが、日は89点となっています。世界4位にランクされているスウェーデンでも90点ですから、その差はわずかです。 ちなみに、得点が飛びぬけて高いアンドラ公国(95点)は人口7万人あまり、アイスランド(94点)も33万人あまりと人口規模が小

    日本の医療の「質」は世界最高レベル?最新の国際調査で発表(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    DrPooh 2017/06/30
    『実は日本では、実際の医療の質と比べ、「受けられる医療に満足していない」人が多いことが指摘されています』。満足度という主観的指標は「医療の質」の一部ではあっても全てではないわけで。
  • 子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編⑥|ロハス・メディカル ブログ

    ひとえに、情報がなかったことに尽きる。 そのクリニックにした決め手は、子育て中の母親の意見とホームページ上の優し気な文言だった。当時、2か月の子どもを抱えて産後うつに陥っていた私は、まず同じ立場にある母親の集まる場に出かけ、「心強い」「安心」と感じる意見を選んだ。具体的なクリニック名も出され勧められたが、それよりも、「何かあった時に駆け込める」という安心感の方を選んだ。それは、私が子どもの育児に昼夜問わず不安を抱えていたからだと思う。遠く離れた名医より、近くのかかりやすい医師の方がいざとなった時に心強いと感じたのだ。 そしてその意見を元に近隣のクリニックを挙げ、ホームページを見て、そこで「心強い」「安心」と感じさせてくれる文言を載せているクリニックを選んだ。今思えば、医療機関のホームページづくりなんて、業者の方にある程度のひな型があるし、文言までこだわって自分ですべて書くという医師もいるが

    子どものかかりつけ医を探せ! ~吹田編⑥|ロハス・メディカル ブログ
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    DrPooh 2017/04/24
    お子様のかかりつけ探しに苦労した話で終わらずに地域包括ケアシステムの問題を指摘されるあたりはさすがですね。
  • 「胃がんの原因は99%ピロリ菌」は誤り? 約1400万円を集めた団体に問い合わせてみた(朽木誠一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「胃がんの原因の99%はピロリ菌」というセンセーショナルな見出しで、クラウドファンディングプロジェクトへの出資を募るいくつかの記事が、昨年2016年3月から4月にかけて、インターネット上で大きな話題になった。 このプロジェクトは「胃がん」の知識の啓蒙、検査率向上を目的とし、1422人の支援者から1,374万6,000円を集めて成立している。 それから約1年後の2017年3月6日、プロジェクトを立ち上げた予防医療普及委員会は、出資を募った際に謳(うた)った、「胃がんの原因は99%ピロリ菌」という表現を「胃がんの99%はピロリ菌が原因」に「修正」した。 画像キャプチャ:【アーカイブ】ピ|胃がんを知る画像キャプチャ:ピ|胃がんを知るこの「胃がんの原因は99%ピロリ菌」という表現は、以前から複数の医療関係者に「過大評価」と指摘されていた。「胃がんの知識の啓蒙」という「正しい」目的のために、正確性の

    「胃がんの原因は99%ピロリ菌」は誤り? 約1400万円を集めた団体に問い合わせてみた(朽木誠一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    DrPooh 2017/03/09
    『元々の表現が「誤り」だったわけではなく、あくまで「わかりやすく」したために生じた情報の受信側の「誤解」である、という見解だ』。受け手側の責任にするのは頂けないですね。
  • 死ぬレベルの疑義照会 vs 帰りたい患者

    日経メディカル運営の「日最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!

    死ぬレベルの疑義照会 vs 帰りたい患者
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    DrPooh 2017/02/17
    フリーアクセスだといい仕事をしている専門職が選ばれるとは限らないのがつらいところですね。疑義照会には速やかにお返事することを心がけています。
  • 水素水は本当に常識的な科学知識があれば批判可能なのか?

    という訳でちょっと呟いてみました。 水素水が批判されること自体は非常に良いことだとは思うのですが、TLでよく見かける批判の仕方に一抹の不安は感じないでもなかったり。

    水素水は本当に常識的な科学知識があれば批判可能なのか?
    DrPooh
    DrPooh 2016/05/14
    騙そうとする側にしてみれば中途半端な反論に対する対策は当然とってくるのだろうし。
  • 「ニセ医学」にだまされても患者の自己責任?

    日経メディカル運営の「日最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!

    「ニセ医学」にだまされても患者の自己責任?
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    DrPooh 2015/12/21
    『患者が貴重な時間や金銭を投じ、間違った藁をつかむのを黙って見ているだけにしないでほしい』
  • NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいや..

    NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいやっています。多くの医師と働く機会がありましたが、その中でも臨床医としてもっとも優れていると私が思っている先生は、現在、病床がない診療所の院長をしています。仮に山田先生としましょう。 大学病院や総合病院にも優れた先生、尊敬できる先生はたくさんいます。特定の専門分野に限れば、おそらく日でも有数の医学者と言えるような。でも、臨床の場で、診断がついていない患者さんがかかるプライマリケアの現場では、優れているとは言い難いのです。 たとえば、胃がんの診療に力を入れ、そこら中から胃がんの患者さんが紹介されてくる、胃がんの治療では日で一番というような医師がいたとしましょう。その医師は、「胃のあたりがなんとなく不快」と訴える患者さんに対して、必ずしも正しい診療ができるでしょうか? 上部消化管内視鏡の検査をして患者さんが胃がん

    NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいや..
    DrPooh
    DrPooh 2015/12/11
    山田先生のような凄さは患者さんにとってなかなか分かりにくいところ。こういう解説はとても大事。
  • 五味先生のひとりごと ~プロがプロであるということ~

    五味馨 @keigomi29 素人が理解できないプロに文句を言い、プロは素人の理解できなさに付き合いきれないという状況は、ものすごく色んな分野で日常的に繰り返し起きています。地震、放射能汚染、火山、法律、教育、経済、などなど、枚挙にいとまはありません。困ったことですね。 2015-09-01 23:32:44

    五味先生のひとりごと ~プロがプロであるということ~
  • ネットで薬を調べまくる患者さんも、自分が何を知らないのかまでは知らない - シロクマの屑籠

    最近は、スマホやタブレット片手に、インターネットで薬や精神疾患について調べながら来院される患者さんが増えました。薬の名前をペラペラ列挙し、先生あれどうですか、これどうですかと、あたかも製薬会社のセールスマンのようです。 副作用もよく調べてますね。先生、これはパーキンソン症候群ですか、先生、のどが渇くのは抗うつ薬の副作用ですか、といった指摘は、ときに的を射ていることもあります。 でも、精神科医からみると、こういうインターネットにべったりな患者さんの知識はやはり偏っているようにみえます。 薬の名称、効果、副作用は余計なほど知っているのに、どれぐらいの用量でどれぐらいの期間使用したら効果が出やすいのか、薬ごとにどのぐらい副作用を避けやすいのかまで知っている人はまずいません。薬の効果を引き出すためにどういった手順や療養態度が必要なのかの知識も、たいてい欠落しています。シンプルなうつ病と妄想を伴った

    ネットで薬を調べまくる患者さんも、自分が何を知らないのかまでは知らない - シロクマの屑籠
    DrPooh
    DrPooh 2015/04/14
    知識が非対称であることを前提にしてはじめて建設的なやり取りができるのかも。