自分で選んだジャーナルに、苦心して書いた研究論文を投稿したら、ジャーナル・エディターから論文に関する決定を聞くまでの数週間(数ヶ月)は、きっと不安でハラハラしていることでしょう。ジャーナルの決定と査読コメントは、それらを実際的に扱う準備さえできていれば、別に飲み込めないほど苦い薬というわけではありません。 査読コメントへ回答するためのアドバイス 著者としては、コメントで大きな修正を求められるのではないかと不安かもしれません。すでに大変苦労して作ったものを改変するのは、気力をなくすような思いがします。しかし、あきらめないでください。最終的に努力するだけの価値がある結果になることがほとんどです。査読コメントへの対応の仕方についていくつかアドバイスしましょう。 一休みする: はじめのうちイライラするのは、きわめて当然のことです。一休みしてから、きちんと理解しているか確かめるため、もう一度慎重に、