ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9の特許を巡り、2つの研究チームが激しい法廷闘争を繰り広げています。CRISPRは‘clustered regularly-interspaced short palindromic repeats’の略で、致命的病の治癒や研究室での臓器作成など、様々な応用の可能性があることから、2014年最大のブレイクスルーとの呼び声が高いものでした。 カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ(Jennifer Doudna)氏とヘルムホルツ感染研究センター(HZI)のエマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Charpentier)氏の両氏は、CRISPR技術を哺乳類の細胞に応用する特許を申請しました。しかし、米国特許商標庁(USPTO)は、これらの特許がマサチューセッツ工科大学(MIT)ブロード研究所の科学者、フェン・ザン(Feng
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