旧横浜松坂屋本館の再開発計画は「経済活性化か景観保全か」という難題に揺れ続けた。事業主体のJ・フロントリテイリングは本業の百貨店事業が不振で、歴史的建造物の認定を返上してでも資産活用を図りたい事情があった。地元商店街からも早期開業を求める声が高まっており、歴史を生かして中心市街地を活性化させる方針を掲げてきた市は、外壁の一部復元という現実路線での妥協点で落ち着くことになった。 本館は戦前に建築された横浜唯一の百貨店として、伊勢佐木町のにぎわいの象徴だった。閉店から間もなく1年。「この状態が長引けばイセザキモールや周辺商店街への影響が大きくなる」。伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合の加藤昇一理事長は「一日も早く解体し営業を再開してほしい」と再開発計画を歓迎した。 個人消費の冷え込みは計画を大きく狂わせた。J・フロントの都島敏明専務執行役員は「当初計画した高層ビルなら歴史的建造物の認定
日本レファ革命いまだならず 近年あるオニャノコが言っていた話なンだけど… その子が司書課程をとったら、レファレンス・サービスといふものがある、と聞いて、びっくりしたのだそうな… いや実に、わちきも大学時代おなじようにびっくりし。でも、その時から状況はかわってないのね(=゚ω゚=) ことほどさように、日本国民にはかようなサービスは縁遠い、というか存在せぬものなのである。 てか、結局、わが国にはレファレンス・サービスなんて最初から最後までないのか(゚∀゚ )アヒャ と言いつつ…(*゜-゜) 図書館帝国の没落 ギョーカイにとって一見、エラク景気のわるい記事を読んだ( ≧∇≦)ノ ・石松久幸「今、アメリカの大学でライブラリアンと呼ばれる職業が絶滅しつつある:デジタル化がもたらしたもの?」『出版ニュース』2187 2009年9月下旬号 6〜10 米国の大学図書館の例。石松氏はカリフォルニア大学バーク
昨年10月に閉店した横浜松坂屋(横浜市中区伊勢佐木町1丁目)を所有するJ・フロントリテイリング(JFR)は13日、歴史的建造物の本館を解体し、2階建て商業施設に建て替える事業計画を横浜市に正式に提出した。市は計画を受け入れる方針。閉店から丸1年を目前に控え、再開発計画は一定の着地点を見いだすことになった。 市は歴史的建造物の認定を解除する手続きに入る。JFRは2005年に外観保全改修工事費用として市から助成された約4400万円を返還する。 JFRは今後、現在の外観の記録保存を行い、市や地元関係者らとの交渉を経て解体工事に着手する。アールデコ様式のテラコッタ装飾を備えた5、6階部分を中心に一部デザインを復元する。 スーパーマーケットの業態で営業再開を目指すが、具体的な時期は「市などとの交渉が済み次第決定したい」(都島敏明専務執行役員)として明言しなかった。 本館は1921年に完成し、
一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は10月9日、文化庁長官、文部科学大臣、消費者担当大臣、消費者庁長官、消費者委員会委員長へ宛てて「アナログチューナー非搭載DVD録画機器を私的録音録画補償金の対象機器に含む件についての意見と要望」を提出いたしました。 アナログチューナー非搭載DVD録画機器につきましては、「ダビング10」の運用によりユーザー(消費者)の録画が厳しく制限されていることから、私的録画補償金を課すべきかどうかで関係者間(権利者・ユーザー・メーカー)の意見が分かれているところです。それにもかかわらず、9月8日に文化庁が当該機器が課金対象であるとの見解を示したことで、今後関係者間の対立がより激化することが予想されています。 当会といたしましては、至急関係者間で協議の場を設け、結論が出るまでの間はアナログ非搭載DVD録画機器への補償金の課金を見送るべきと考えております。
神戸大学の図書館から古書1冊を盗んだとして逮捕、起訴された大阪市東成区大今里1、無職神沢頼重被告(52)がほかにも神大から古書10冊以上を盗んだ疑いが強まったとして、灘署は近く窃盗容疑で再逮捕する方針を固めた。 神大は、管理する2施設の古書254冊(市価約450万円相当)が盗まれたとして被害届を出しているが、捜査関係者によると、神沢被告は大部分の関与を認めているという。「古書店主と話すうち、絵のついた古書が高く売れると知り狙っていた」という趣旨で説明している。 捜査関係者によると、同署が神沢被告の自宅から古書など数十冊を押収。神大の蔵書印の上に和紙を張り付けた本や消しゴムのような物で印をこすり取った本もあった。和紙を張るのに使ったとみられるばれんも見つかり「(技術は)自分で習得した」と話しているという。 大阪府内の図書館からも被害の相談があり、同署が関連を調べている。 神沢被告は、昨年11
東京都千代田区の区立千代田図書館は、2007年5月のリニューアルを機にまったく新しく生まれ変わった。指定管理者制度の導入で、民間3社が運営を担当。基幹の「図書館サービス」に加え、展示やイベントなどの企画運営や利用者への情報発信など、さまざまな機能を併せ持つことになった。 なかでも目玉は、公立図書館で初の「コンシェルジュ」導入だ。“区の玄関口となるような図書館”を目指す新サービスで、女性4人によるコンシェルジュが、1日に2人のシフト制で来館者に応じている。 <来館者に最適な情報提供を> 千代田図書館は区役所本庁舎の9・10階にある。9階には調査研究ゾーン(写真)や一般開架ゾーンなどがあり、10階には児童書コーナーと子ども室がある。 千代田図書館は、オフィス街や大学施設などを抱える土地柄から、区内に住む人以外にも、在勤のビジネスパーソンや学生、研究者ら幅広い層が利用する。コンシェルジュは、それ
横浜市磯子区のJR根岸線洋光台駅ホームから電車に飛び込んで自殺した同区の男性(当時26歳)の巻き添えでけがを負ったのは、JR東日本の安全対策が不十分だったためとして、同区の女性(36)が13日、同社を相手取り、約470万円の賠償を求めて横浜地裁に提訴した。 神奈川県警の発表や訴状では、2008年10月29日午後8時頃、男性がホームに入ってきた大船発大宮行きの普通電車に飛び込んで跳ね飛ばされ、ホームで電車を待っていた女性らと衝突。男性は即死し、女性は頸椎(けいつい)捻挫(ねんざ)などのケガを負った。男性の両親は同年12月、相続放棄しているという。 女性は事故の様子を目撃したことから心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったといい、原告側は「JRには、乗客を目的地まで安全に運ぶ責任があり、ホームでの自殺予防策も十分に講じるべきだった」としている。 JR東日本広報部は「訴状が届いていないのでコメ
音楽・映像ソフトレンタル大手「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、利用者の気分や境遇に合わせて映画や書籍を紹介する携帯電話向けWebサイト「TSUTAYA コンシェルジュ」を開設した。10月13日からNTTドコモ向けに、14日からソフトバンクモバイル、15日からはKDDI(au)向けにサービスを始める。 サイト上で年代や性別などを入力して会員登録し、「優しい人になりたい」「日々の生活を輝かせたい」といった選択肢を選ぶと、CCCが推薦する映画2作品と書籍1冊をメールで通知する。受け取ったメールからサイトにアクセスし、TSUTAYA店舗の在庫を検索できる。 課金モデルを採用し、月額215円と315円の2コースの料金を設けている。特典としてサイトの会員がTSUTAYA店舗でDVDやブルーレイ作品を借りた場合、TSUTAYAのポイント「Tポイント」を通常より多
TSR企業コード:80−002212−2 琴平参宮電鉄(株)(丸亀市蓬莱町56−3、設立明治44年9月、資本金2億円、代表清算人浅羽喜二郎氏、従業員130名)は9月30日、高松地裁丸亀支部より特別清算開始決定を受けたことが分かった。申立代理人は籠池信宏弁護士他2名(香川県丸亀市塩飽町7−2県信ビル2階、電話番号0877−23−2620)。 負債総額は約49億円。 明治44年9月讃岐電気軌道(株)として設立創業された。香川県中部地区を中心に路線バス事業を行うほか、観光客向けに貸切バス事業を展開、さらに香川県丸亀市内において商業施設の賃貸業も行い、ピークの平成1年3月期には年商31億2807万円を計上していた。しかし、路線バス事業は郡部の過疎化や自動車保有台数の増加等、取り巻く経営環境の悪化で苦戦が続き、貸切バス事業も観光客の減少、規制緩和による競合激化で業況は厳しく推移、平成18年
タイトルに引用したのは、『朝日新聞』(10月5日)に掲載された千葉県船橋市の男性会社員(48)の投書の見出しである。その内容を私なりに要約すると次のようになる。 ①中学地理の教科書では、中国の地名が漢字でなく「ターリエン」などカタカナで表記されている ②カタカナ表記の通りに発音しても中国人にわかってもらえないだろう ③これは「大連」と漢字で表記し、「だいれん」と日本語読みすべきだ ④中国では日本の地名・人名は漢字で書き、中国語音で読んでいる。 結論を先に言えば、③は基本的に賛成だが、②、④については異論がある。 中学地理の教科書で中国の地名が漢字を使わずカタカナ書きされていることは、この投書を見るまで知らなかった。 また、その理由についてこの会社員氏は、中国に7年駐在した経験からか、「現地の発音に忠実に、という配慮なのでしょう」と推測している。そうなのか、どうか。漢字制限との関係があるかも
職業としての大学教授 (中公叢書) 作者: 潮木守一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/10/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (16件) を見る 著名な教育学者、潮木氏がいうのだから、説得力がある。こういうことをいう人は多かったが、大学関係者から出たところが大きい。 とにかく引用する。 日本の大学教員は我が身を守ることには懸命になるが、その後継者世代をどうやって確保するのかに対しては極めて冷淡で、その結果、博士課程は目下、いまだかつて経験したこともない危機的な状況に陥ってしまった。青春は二度と取り戻せない。ただちに博士課程の募集を一時停止してでも、全国の博士課程を持つ大学を中心に、さらには全大学を含めて、今後の大学教員育成の制度設計を見直す必要がある。 三〇歳まで「生業」につかなかった人間を受け入れる場などまったくない 現在の大学
地元飲食店のネットワークを介して関内周辺地区を盛り上げる「第1回くるくる関内」が、10月11日と18日、「横浜オクトーバーフェスト2009」(横浜赤レンガ倉庫、横浜市中区新港1)のイベント会場内で開催される。 「くるくる関内」は、地域活性化を目指した取り組みで、地元飲食店同士のつながりを充実させることを目的に今年9月に始動した。参加メンバーは、立式本格酒処「コトブキヤ酒店」(中区住吉町3)や「クロスオーBAR」(中区住吉町2)をはじめとする、関内の飲食店11店舗のオーナーやマスター、常連客などの地元有志。 初開催となる今年は、ビールの祭典「横浜オクトーバーフェスト2009」の会場内で、飲食店同士の交流や紹介などを行う予定。横浜・関内に愛着を持つ人は誰でも参加可能で、開催時間は15時~21時。問い合わせは、「くるくる関内」実行委員会(TEL 070-5467-7032)まで。 今後は、定期的
心地よい秋晴れの日。 「横浜・関内をもっと元気に!」を合言葉にしたイベント「くるくる関内」の第1回を開催しました。 ・くるくる関内 http://blog.goo.ne.jp/kurukurukannai 横浜・関内をもっと元気にするための方策の一つとして、地元飲食店の活性化があります。そのための布石の一つとして、一店舗だけではなく、同じ街で営業する複数の店舗の常連とスタッフが一堂に会して、交流の輪を深めることをねらった催しですが、連休中日という日程にも関わらず、大勢の方々にお越しいただきました。 関内は通常は日曜日はお休みの店舗が多いのですが、今日はさすがに営業しているところが多く、今回はスタッフよりは常連の方々の参加が多かった印象があります。そんなご多忙な中、 ・立式本格酒処「コトブキヤ酒店」 http://r.gnavi.co.jp/a356700/ ・コトブキヤ酒店 厨 KURIY
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