政府は、ホルムズ海峡封鎖の意味がわからない!? 原油の8割が通過するホルムズ海峡封鎖に対する対策を政府はほとんど考えていないという答弁が出てきた。 危機管理に対する意識の低さには驚くばかりだ。 以下、ホルムズ海峡封鎖に関する質問主意書に対する政府答弁。 問い 原子力行政が国民の信頼を失い、定期点検に入った原発の再稼働が困難になる中、イランの核開発問題をめぐってホルムズ海峡が封鎖される可能性がある。 ホルムズ海峡が封鎖された場合、日本のエネルギー供給にどのような影響があると政府は考えているか。封鎖後およそ何日目でどのような影響が出るか、政府の検討の結果を時系列的に述べよ。 答え 御指摘の「封鎖」の意味するところが必ずしも明らかではないが、我が国が輸入する原油及び石油ガスの8割以上、天然ガスの約2割がホルムズ海峡を経由して輸送されていることから、同海峡の航行の安全は、我が国におけるエネルギ