E3系「R1」がラストラン 秋田駅で引退セレモニー ※写真クリックで拡大表示します 東京に向け出発する秋田新幹線E3系「R1」車両 1995年に秋田新幹線「こまち」の試作車両として製造された後、営業運転していたE3系「R1」車両が20日、ラストランを迎えた。97年のこまち開業前から18年間にわたった運転の締めくくりとしてJR秋田駅で引退セレモニーが開かれ、大勢の家族連れや鉄道ファンが最後の“雄姿”を見届けた。 午後0時41分、R1が秋田駅のホームに入線すると、大勢の鉄道ファンらが一斉にカメラのシャッターを切って出迎えた。引退式では秋田市の山王幼稚園の子どもたちが「ミッキーマウスマーチ」などを歌った後、「ありがとうR1」と呼び掛けた。同0時57分、大嶋公一駅長の合図でR1が東京に向けて動きだすと、家族連れらがホームを離れる車両に手を振り、見送った。