石田尚志の個展『石田尚志 渦まく光』が、3月28日から神奈川・横浜美術館で開催される。 1972年生まれの石田尚志は、絵画制作のプロセスである「描く」という行為そのものに着目し、「ドローイング・アニメーション」という手法を用いて作品化した映像インスタレーションで知られるアーティスト。抽象的な線を少しずつ描いてはコマ単位で撮影するという行為を反復することで、映像の中で絵画が描かれ続ける「動く絵」を制作している。2006年には横浜美術館で4か月間の滞在制作を行っており、その際に作られた『海の壁-生成する庭』『海の映画』の2作品は世界15か国、30か所以上の展覧会や国際映画祭で展示、上映された。 同展は、石田の初期作品から最新作までの約30作品を通して、20年以上におよぶ石田の創作活動を俯瞰するもの。会場は、巻物状の紙を使って「動く絵」をシンプルに体現した『絵巻』シリーズを展示する第1章、J.S
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