「ドコモ口座」だけではなく、3社の決済サービスでも特定の銀行との間で不正送金が発生していたことがわかった。「ドコモ口座」だけの問題ではない広がりを帯びてきた。 撮影:伊藤有 NTTドコモの決済サービス「ドコモ口座」における不正送金に端を発した不正出金問題が、他の決済サービスでも発生していたことが表面化した。 ゆうちょ銀行は9月15日、ドコモ口座以外の決済サービス8社との連携を一時停止したことを明らかにした。ゆうちょ銀行はこの後、各事業者と連携してセキュリティー対策を強化する方針だ。 ゆうちょ銀行は被害額を公表していないが、多くの契約者を抱えるため、一定の被害は発生しているとみられる。 9月16日正午の原稿執筆時点では、少なくとも決済サービスの「Kyash」が3件、「PayPay」が17件、「メルペイ」が3件の被害を取りまとめており、被害額はそれぞれ23万円、141万5141円、49万円。ド
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