特許法等に関する法令集や解説書、出願等の実務に関する図書や雑誌のコレクションです。関連するセミナー等も開催しています。
台風の上陸が迫る7月15日、県民公開講座「図書館ネットワークの舞台裏」を開催しました。台風が直撃し受講者が0名になるのではないかと心配しましたが、幸い台風の進行が遅れ、当日は晴れて12名の参加者を迎えることが出来ました。 図書館ネットワークといいますと、貸出・返却や本の受入・修理などの図書館の他の仕事に比べ、イメージのしにくい仕事だと思います。しかし県立図書館の中では大変重要な位置づけの仕事であるという事を今回の講座では説明しました。 インターネットが発達する以前、皆様は求める本が近隣の図書館、書店で所蔵していなかった時に、どうしていたでしょう。おそらく都心の書店や大きい図書館へ探しに行っていたのではないかと思います。 現在ではインターネットの発達によりネット書店で検索して購入し、自宅に取り寄せる事が可能になりました。図書館でもネットワークの発達により、近所の図書館に県内図書館所蔵の本を取
今年の4月、神奈川県では6名の司書が新規に採用されました。それぞれ県立図書館、県立川崎図書館、県立高校に配属され、県立図書館には私を含めて3名が配属されています。 初めて出勤した日の緊張が、まだ記憶に新しいのですが、気が付けば4月から4か月が経過し、最近は毎朝蝉の声を聞きながら出勤しています。毎日の通勤ルートも、やっと体に馴染んできたところで、この度はこの場をお借りして、県立図書館の新人の現在の状況をご報告したいと思います。 まず、まだ短いながらも、今日まで県立図書館で仕事をしてみて、その仕事の多様さに驚かされました。来館された方への貸出や、調べ物のお手伝いはもちろん、市町村立図書館の職員の方向けの研修、県立高校の学校図書館への貸出など、県立図書館の仕事は様々です。働き始める前は、貸出カウンターでの仕事が強く印象にありましたが、実際に勤めてみると、来館された方向けのサービス以外にも、県内の
約30年前、全国初の女性関連資料専門の図書館として誕生した「かながわ女性センター」の図書館が閉館しました。これに伴い女性センター図書館で所蔵していた約85,000冊の図書と495タイトルの雑誌などは県立図書館に移管されました。 これらの移管資料は公開に向け準備をしてきましたが4月14日から皆さんに利用していただくことができるようになりました。従来の利用者には少し不便になったかもしれませんが、江の島から横浜に移管されたことで以前より多くの方に身近に利用していただけるようになりました。 さて、この女性関連資料は言わば女性に関する専門図書館の資料だったため、女性労働や女性の伝記資料、女性問題などさまざまな女性関連資料が含まれた貴重な資料群となっています。特に山川文庫などのコレクションは海外の研究者も閲覧に訪れる、大変貴重な資料です。 とても重要な蔵書なのですが、これらの女性関連資料に私たちが悩ま
平成27年度 関東地区公共図書館協議会研究発表大会 主催 関東地区公共図書館協議会 神奈川県図書館協会 神奈川県立図書館 関東地区甲信越静地区内の公共図書館や同種の施設の連絡を密にし、図書館事業の推進を図るために開催している大会です。 一般の方のご参加も可能です。ご希望の方はこちらのページからお申込みください。 日時 平成27年6月18日(木)13時50分~17時10分(受付13時30分~) 平成27年6月19日(金)9時30分~12時15分(受付9時15分~) ※日程は2日間ですが、どちらか1日だけのご参加も可能です。 内容 研究発表大会 発表テーマ「図書館の価値を見直す」 【6月18日(木)】 ※会場(2階ホール)への入場は、関東地区公共図書館協議会総会終了後(13時40分頃から)となります。 (1)基調講演 「図書館の価値を見直す」 講師:田村 俊作 氏(慶應義塾大
(この3月に退職を迎える職員に、図書館での仕事について振り返っていただきました。) 図書館員生活を始めて38年になりますが、3月末で定年退職です。長いようで短いようで…、なんとも不思議な気がする歳月です。 図書館員の職についたのは、1977年ですからインターネットもないし、もちろんスマホもない。そんな時代です。カード目録のカードを繰り込むのが休館日である月曜日の大事な仕事だったのです。先輩から「間違えるとその本を探している人には所蔵していないということになってしまうぞ。」と言われて、緊張感を持って仕事をしたことが思い出されます。 最初に配属されたのは、「館外奉仕部普及課」というところです。今、字面を見ただけでは、何をやるところかわからないという人がいるかもしれません。「館外奉仕」というのは、「館の外へ出てサービスする」ということ、「普及」というのは、「読書を普及させる」ということでしたが、
(昨年12月以降、その解体をめぐりにわかに注目を集めている「旧鎌倉図書館」。その見学会に参加した当館職員のリポートです。) 平成27年(2015)2月10日、「旧鎌倉図書館」の緊急見学会が市民団体「図書館とともだち・鎌倉」主催により開催されました。 当日は、当初2回予定のところ、申込多数のため3回実施となり、全部で100名を超える参加があったようです。参加者からは「子どものころ使っていました…」とか「この部屋でレコードコンサートが開催されていましたね」といった懐かしむ声が聞かれるなか、現在は一般には入る機会のない館内を見せていただきました。 同館は昭和11年に篤志家・間島弟彦(マジマ オトヒコ)の資金により建設され、現中央図書館の開館(昭和49年)まで図書館として利用されたもので、御成小学校(オナリショウガッコウ)に隣接した敷地内にあります。木造2階建ての外観は、戦後に作られた玄関部分を除
理念 県立の図書館の基本理念 沿革 2館について 関係法規 神奈川県立の図書館に関する法規は神奈川県のホームページにある法令データベースからもご覧いただけます。<第14編 教育 第5章 社会教育 第2節 一般社会教育施設 第1款 図書館> 神奈川県立図書館条例(PDF73KB) 神奈川県立図書館組織規則(PDF140KB) 神奈川県立の図書館の利用等に関する規則(PDF143KB) 神奈川県立の図書館の利用等に関する規則施行規程(PDF267KB) 運営方針・事業体系図・事業計画 令和元年度 神奈川県立図書館運営方針 令和元年度 神奈川県立川崎図書館運営方針 収集方針 神奈川県立図書館資料収集要綱(PDF218KB) 神奈川県立川崎図書館資料収集要綱(PDF119KB) 数値目標・活動評価 神奈川県立の図書館(2館)では、図書館運営について、「計画→実施→点検(評価)→見直し」のサイクルを
「ウチの図書館には、まだ知られていない資料があるのでは・・・?」 日々の業務をしている中で、上記のようなことを考えたのがキッカケでした。神奈川県立図書館は、1954年(昭和29年)10月に開館してから今年で60周年になりますが、その間に多くの資料が収集されました。その中には、現在、神奈川県公文書館などに移動している資料もありますが、通常の図書や逐次刊行物のような製本された資料だけでなく、古文書や古典籍、あるいは、マリア・ルス号事件の「大旆」(タイハイ)(注)のような実物資料など、通常ならば公文書館や博物館で扱っている資料もあります。ただ、それらの中には、状態が良好ではない、整理作業が途中、仮目録やデータ入力はされているものの資料情報が不十分など、様々な理由で長期間「未整理」の状態になっているものがあり、また、整理されている資料でも、それがどのような意味を持つのかが、十分に周知されていない資
県立図書館は、今年、開館60周年を迎え、記念誌『神奈川県立図書館 60年の歩み』を発行いたしました。 記念誌本編に加えて、画像や写真を中心とした『神奈川県立図書館 60年の歩み ビジュアル版』を作成し、ホームページ上に公開いたします。 (発行:2014年10月) 記念誌本編 神奈川県立図書館 60年の歩み:本編(PDF:約2MB) 県立図書館では10年ごとに記念誌を発行しており、『神奈川県立図書館 60年の歩み』では、最近10年のトピックスを中心として掲載。86ページ。 ビジュアル版(電子版のみ) 神奈川県立図書館 60年の歩み:ビジュアル版(PDF:約12MB) 約150点の写真とコメント付画像で見る県立図書館の歴史、特色あるコレクション、展示・イベントポスター等を見やすく掲載。
2012年3月撮影 神奈川県立図書館本館は、県立音楽堂と一体の建築物として前川國男氏によって設計されました。日本の近代建築の一例として建築写真の撮影希望を寄せられますが、図書館の開館時間中は図書館を利用中の方の写り込みの問題もあり、ご要望に十分にお応えできておりません。そこで、休館中に撮影した図書館の写真をここに公開することにいたしました。著作権についてにあるとおり、非営利であればどなたでもご利用いただけますので、ご利用・ご活用下さい。(転載元は明記してください) ※画像をクリックすると拡大します(マップ除く) 図書館外観写真 図書館外観マップ 1.共同駐車場側から見た本館 2010年6月撮影 本館東側にある、青少年センター・音楽堂・図書館共用の駐車場から見た図書館本館です。県立音楽堂と一体になった建築になっています。 裏手には掃部山公園(かもんやまこうえん)と横浜能楽堂があります。
図書館で「著作権」と言うと、複写(コピー)の受付のときに「アレはダメ」「コレはここまで」と職員が煩わしかったり、著作権法を根拠にビデオやDVDを貸さなかったりということが思い出されるかと思います。 図書館を離れた所では不正ダウンロードや、盗作(盗用)、映画館で本編上映前にビデオカメラ男や赤色回転灯(パトライト)男が踊っているショートムービーの上映が思い出されるでしょう。 こういったイメージを持っていると、「著作権ってなんだか怖い」という印象を持たれるかもしれません。しかし、著作権とは、著作権法とはそういった息苦しさを作るためのものではありません。日本の著作権法は第一条で高らかに謳っています。 「この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与
平成26年(2014)は、東海道新幹線が開通した昭和39年(1964)から数えて、ちょうど50年になります。東京オリンピック開催の年に「夢の超特急」と呼ばれて開業した新幹線は神奈川県が発祥の地です。昭和37年(1962)、鴨宮と綾瀬を結ぶ区間32kmをモデル線と命名し、2年間にわたって試運転を繰り返しました。この試験線は開業に際し、新横浜~小田原間の一部として、現在も使用されています。 それからの半世紀、どのような軌跡をたどってきたのでしょうか。そしてまた、新幹線はこれからどのような未来へと向かっていくのでしょうか。そこで、県立図書館と県立公文書館は、「新幹線が拓いた半世紀 ~『夢の超特急』その軌跡と未来~」と題した、共同展示を昨年度に続いて企画しました。両館が収蔵する図書や資料を通して、新幹線50年にまつわる過去と未来の諸相を取り上げています。 展示期間は2月14日から3月30日まで。場
「こんな本を揃えてほしい。」「こんなサービスがあると嬉しい。」 県立図書館をよりよい図書館にするために運営やサービス、ホームページ等についてみなさまのご意見をお伺いしたいと思います。 ぜひご参加ください! 日時 平成26年1月18日(土) 午後2時から3時半 会場 神奈川県立図書館 応募期間 平成25年12月1日(日)から平成26年1月8日(水)まで 定員 20名様(応募多数の場合は抽選といたします。募集締め切り後に受講の可否を返信します) 申込み方法 締切日までに、往復はがき、ホームページから申し込みをしてください。(電話でのお申込みは受付けておりません) 受講申込のページ(別ウィンドウ)からどうぞ。 往復はがきの場合は、往信裏面に開催日・イベント名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・連絡先電話番号を記入のうえ、郵便番号220-8585(所在地不要)県立図書館 企画協力課あて までお送り
県立図書館・県立川崎図書館の職員を対象に、両館の運営のあり方等について、有識者からアドバイスを受け、意見交換をする場がアドバイザーレクチャーです。 例年、職員のみを対象に実施していましたが、今年度においては県民の方々に聴衆として参加いただき、より広く県立二館のあり方について、議論を深めて頂ければと考えております。 今回はパネルディスカッションです アドバイザーは、岡本真氏と山本宏義氏。このお2人に県立の図書館職員もパネリストとして参加し、今回はパネルディスカッションを行います。 アドバイザーのお2人からはご自身が考えている県立の図書館の姿をお話いただきます。 県立の図書館職員からは館内に作られた「“明日の図書館づくり”プロジェクト」活動の中で議論されている「新しい県立図書館の方向性について」を材料のひとつとして出します。 県立図書館職員からの「新しい県立図書館の方向性」はまだまだ未完
図書館には図書、雑誌、地域資料、新聞、視聴覚資料、インターネットといったたくさんの情報のとびらがあります。そのとびらを開いて、時事的な話題を複合的な視点から紹介します。 ネット選挙の未来[2013年8月発行](PDF版287KB) 内容 2013年7月21日に行われた参議院選挙ではネット選挙解禁が話題となりました。これまで日本では選挙運動期間中のホームページやブログなどを使ったインターネット上の選挙運動が禁止されていましたが、公職選挙法の改正に伴い、電子メールの制限などはあるものの、この夏の参議院選からそれらが活用できるようになったのです。ネット選挙が解禁されたことによって、わたしたちはインターネット上で選挙運動期間中も多くの情報を得ることが可能になりました。既にインターネットの活用が選挙に必要不可欠となっているアメリカでは、選挙運動にfacebookといったソーシャルメディアも積極的に取
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