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ブックマーク / business.nikkei.com (351)

  • 経営数字を公開して考える「わざわざ本屋さんに行く理由」

    2023年4月、会計ソフト会社freee(フリー)が東京・蔵前で開いた「透明書店」は、開業から1年間、月ごとの売り上げ、利益などすべてを“透明”に開示してきました。オープン1年を経て、その手応えをお聞きします。 「透明書店」では開業から丸1年、「お金まわり公開記」として、売り上げや利益など、自社サイトに連載されてきました。開業1年目(2024年4月)に、岩見さんは振り返りとして、「1年前の自分に教えたい! 代表・岩見の『15の気づき』」で、これまた赤裸々に実際を語っています。(リンクはこちら→https://note.freee.co.jp/n/n735d5102e7e5) 岩見俊介さん(以下、岩見):これは僕もやってみて初めて分かったことですが、店舗の立地や広さについて、事前にもっと考えてもよかったですね。蔵前という場所は正解でしたが、駅からの人流をもう少しチェックすべきだったなあ、と。

    経営数字を公開して考える「わざわざ本屋さんに行く理由」
    Guro
    Guro 2024/10/11
  • freeeが手掛ける「透明書店」 収益をすべてネットで公開中

    「書店復興」のシリーズでは、直木賞作家・今村翔吾さんのアクションを起点に、書店業態で新たな挑戦をしている事例を追っています。2023年4月、会計ソフト会社freee(フリー)が東京・蔵前で開いた「透明書店」は、初期費用から月ごとの売り上げ、利益などすべてを文字通り“透明”に開示するという、大胆な運営が話題を呼びました。オープン1年を経て、その手応えをお聞きします。

    freeeが手掛ける「透明書店」 収益をすべてネットで公開中
    Guro
    Guro 2024/10/10
  • 本はワインのような商品になっていくのかもしれない

    (前回から読む→「日独特の『取次』が経営するのホテルと喫茶店」) 書店ビジネスは今、厳しい。それは取次にもダイレクトにつながっている負の状況です。その中で日出版販売(日販)が設立した子会社「ひらく」を、この先どういう方向に持っていけばいいと考えておられるか。後編は、そのあたりから伺えればと思います。 書店ビジネスは「縮小」ではなく「縮絨」しつつある 染谷拓郎さん(以下、染谷):書店周りのビジネスは確かに厳しい状況にありますが、私はそれを「縮小」ではなく「縮絨(しゅくじゅう)」と捉えています。 縮絨? 染谷:たとえばウールのセーターって、洗うとぐっと縮んだりしますよね。 ええ、繊維が圧縮されてフェルトみたいになります。 染谷:それをウール業界では縮絨と呼んでいるということで、その言葉を知った時に、私がイメージで捉えている市場の状況と重なるな、と思ったんです。 「縮小」と「縮絨」では、ど

    本はワインのような商品になっていくのかもしれない
    Guro
    Guro 2024/10/10
    “はい、そのようなコアな方々は、東京・神保町の書店街や、有名書店、独立系書店など、いろいろな接点がすでにあります。ですので、この層でパイの奪い合いはしなくていいと考えていて、そうであれば、違う接点をど
  • 国連、日本アニメは「労働搾取」 ネットフリックスなどから排除も

    首相がこう発言した背景には、国連が5月28日発表した調査報告書がある。報告書は、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が23年7月から8月にかけて実施した訪日調査の結果である。報告書で旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)などのエンターテインメント業界と並んで指摘を受けた業界がある。アニメーション業界だ。報告書は、アニメーターの低賃金、過度な長期労働、不公正な請負関係、クリエーターの知的財産権が守られない契約などを指摘し、「搾取されやすい環境がつくり出されている」と結論付けた。 作品排除「常にあるリスク」 日のアニメ産業は近年、外需をけん引役として成長しており、22年に市場規模は3兆円を超えた。24年6月に日政府が「新たなクールジャパン戦略」を公表し、アニメをはじめとするコンテンツ産業を基幹産業に位置付けた上で、海外市場規模を33年までに20兆円以上にする目標を掲げている。 今回の

    国連、日本アニメは「労働搾取」 ネットフリックスなどから排除も
  • 上司が自分のタスクを8割「捨てる」ことでチームの成果は上がる

    仕事量の多さに疲弊している現代の中間管理職。その原因の一つに挙げられるのが、部下に仕事を任せられないことだ。部下に仕事をさせるのがマネジャーの役割だと考えると、上司仕事を抱え込んでいる状態は末転倒だ。部下を管理・育成し、チームとして成果を上げる。そんな、マネジャー来の仕事をするには、「プレーヤーとしての仕事を捨てる」ことが必要だ。目覚ましい成果を上げるハイパフォーマーの行動分析から、再現性の高いメソッドを導き出す行動科学マネジメントの第一人者、石田淳氏が「仕事の捨て方」を解説する。 最近、研修で訪れた企業で、マネジャーの方からこんな相談を受けました。 長年、企業で研修やコンサルティングを実施してきましたが、ここ数年、こうした悩みを聞く機会がグンと増えました。昇進によって部下の管理・育成といったマネジメント業務を担うようになった一方で、プレーヤーとしての仕事がなかなか手放せず、大幅に増

    上司が自分のタスクを8割「捨てる」ことでチームの成果は上がる
  • 日本独特の「取次」が経営する本のホテルと“喫茶店”

    染谷拓郎さん(以下、染谷):株式会社「ひらく」は日販が2022年4月に設立した子会社です。前身は15年に日販の中で立ち上がった新規事業を取り扱うリノベーション推進部です。ちなみに、その時の事業部責任者が、現在の日販グループホールディングス社長の富樫建でした。書店への来客数や売上高の減少は、その頃から大きな課題で、取次の立場から状況を変えていくにはどうしたらいいか、社を挙げてトライアルを重ねていました。 書店業界には「作家」「出版社」「取次」「書店」というステークホルダーがいて、大きなビジネス・エコシステムを構成しています。書店数の減少問題を、書店だけで解決しようとしても、限界がありますよね。 染谷:その通りです。サプライチェーンの一環である取次がアプローチすることによって、状況が変えられるのではないか。ということで、リノベーション推進部では日販グループの書店のリノベーションや、新しい業態開

    日本独特の「取次」が経営する本のホテルと“喫茶店”
  • 自民党総裁選と「はだしのゲン」をつなぐ不等式

    この記事の3つのポイント 自民も立民も消費税減税派の総裁・代表候補は少ない トマ・ピケティが教えてくれる逆進性の課税の怖さ 「はだしのゲン」のある登場人物が今こそ必要だ ああ、がっくりだ。 ……尊敬すべき日経ビジネス電子版の名コラムニスト、故・小田嶋隆流に書きだしてみる。ちなみにどういうわけか、私には「隆」という名前の幼なじみが3人もいるのだが――まあそんなことはどうでもよろしい。 ああ、がっくりだ。 自由民主党の総裁選挙と、立憲民主党の代表選挙のことである。党員が選ぶ選挙であって、どちらの党員でもない私には選挙権はないのだが、それでも今後の日の帰趨(きすう)を占う選挙なので注目しないわけにはいかない。 自由民主党総裁選は9月11日現在、それぞれ以下の人々が、立候補の意志を示している。告示が9月12日。9月27日に投開票というスケジュール。現状で数は多いが、推薦人が集まらずに立候補を断念

    自民党総裁選と「はだしのゲン」をつなぐ不等式
  • 「原子力でしかできないこと」に投資しようじゃないか

    この記事の3つのポイント まず「原子力でしかできないこと」を考えてみよう 解の一つは外惑星へ向かう探査機のエネルギー源 宇宙開発に実利があるから米欧は巨大探査機を飛ばす 前回、連載“マンガ班”のモリナガ・ヨウさんが、「ローラースルーGOGO」を描いていた。 ホンダ(※)がつくったローラースルーGOGOが発売されたのは1975年の春。遊んだことのある人は、もはや50代半ばから後半になってしまった。(※発売当時は田技研工業) ローラースルーGOGOは、キックスケーターを前2輪、後ろ1輪の3輪にしたような形状をしたユニークな乗り物だ。基的には子ども向け遊具という位置付けの商品だった。 前2輪はスケートボードの車輪と同じ仕組みで、体を傾けると傾けた方向に車輪が切れ込んで曲がる。後輪には独特の駆動機構が付いている。この駆動機構が大変効果的で、ローラースルーGOGO自転車と比べてもそこそこの速

    「原子力でしかできないこと」に投資しようじゃないか
  • デジタルデータに「フィナーレ」はあるのか

    この記事の3つのポイント 楽譜作成ソフトの定番「Finale」が開発終了を宣言 完全な互換性をソフト間で維持するのは難しい データを守っていくには社会の意識による後押しが必須 今回は古(いにしえ)の「日経バイト」誌の連載「混沌の館」(ジェリー・パーネル)を気取って――。 業界に衝撃! の開発終了 2024年8月26日、音楽の世界に激震が走った。米MakeMusic(メイクミュージック)が楽譜作成ソフト「Finale(フィナーレ)」の開発を終了すると発表したのである。 ……という話に「それは大変だ!」と反応できる人は、日経ビジネスの読者では少数派だろう。一つ一つ説明していこう。 Finaleは、パソコンで楽譜を作成するソフトだ。「楽譜のワープロ」と考えてもらえれば分かりやすいだろうか。単に楽譜を書いて電子ファイルとして保存し、印刷できるだけではなく、楽譜通りに音楽を演奏することもできる。 楽

    デジタルデータに「フィナーレ」はあるのか
  • パリオリンピックを一切見なかった理由

    この記事の3つのポイント 1964年の東京五輪との決定的な差は「有職故実」の有無 語るべきことがない国家イベントは金もうけの場所に 大阪・関西万博が二の舞いを演じようとしている 少々タイミングを外した話題になるが、8月12日、パリ・オリンピックが閉幕した。 といっても自分には何の感慨もない。そもそもテレビ中継は一切見なかったし、ニュースも追いかけなかった。人生を賭けて参加した選手の皆さんは、メダルを獲得した方も獲得しなかった方も、等しくご苦労さま。So life goes on…… 「何を冷たいことを」と言われそうだが、私は、2020東京五輪(2020年開催予定だったが、コロナ禍で1年延期して2021年に開催)以降、オリンピックそのものに興味を失っている。 以前、東京江東区に長く住んだ、古老といってもよい方に、1964年の東京オリンピックの印象を聞いたことがある。 「まあ、ここらへんに住ん

    パリオリンピックを一切見なかった理由
    Guro
    Guro 2024/08/31
    私が新しい東京五輪といまの万博を、まったく評価しない理由を、きれいに書いてくださっている感じがした。
  • 50cc原付が消え、路上に混沌がやってきた

    この記事の3つのポイント 排気量50ccのエンジンを積む原付の生産が来年終了 電動キックボードは“原付の次”にはなれない 大混乱している路上の法制度を今からでも立て直せ まず最初に。「BB」って何か分かるだろうか? ブリジット・バルドー! と出てくるのは、映画マニアか70歳以上だろう。フランスの女優で、マリリン・モンローと並び称される美人の双璧。名前の頭文字から「BB」(べべ)という愛称で呼ばれた。モンローは36歳で早世したが、BBは現在89歳でご健勝。今年は生誕90年ということで、この秋に、出演した映画が集中的に映画館で上映されるそうだ。これは見なくては。 が、ここで話題にしたいのは、ブリジット・バルドーではなく、ボトム・ブラケット。自転車の部品だ。 自転車は、クランクについたペダルを踏み込むことで前に進む。このクランクの回転軸のことをボトム・ブラケットという。通称BB(ビービー)。乗り

    50cc原付が消え、路上に混沌がやってきた
  • Z世代に広がる「静かな退職」 多様な働き方の一つに過ぎない

    この記事の3つのポイント Z世代に広がる必要最低限の仕事を淡々とこなす「静かな退職」 一方で「がむしゃらワーク」に励むZ世代も。働き方は多様化 Z世代の仕事のやりがいは「小さな成功体験」を得ること 「静かな退職(Quiet Quitting)」という言葉をご存じでしょうか。これは、企業に属しながらも、やりがいを求めず必要最低限の仕事のみを淡々と遂行するような働き方を指します。会社から実際に退職するのではなく、あたかも退職したかのように、心理的・感情的に仕事に対するエネルギーを失っている状態を意味します。 元々この言葉は2022年に、米国のTikToker(ティックトッカー、TikTok投稿者)が拡散したことで広がりました。現在はZ世代を中心に同様の傾向が見られます。一見すると、怠慢や職務放棄のように受け取られがちですが、Z世代はただコスパ良く働きたいがためにこの働き方を選んでいるのではあり

    Z世代に広がる「静かな退職」 多様な働き方の一つに過ぎない
    Guro
    Guro 2024/08/08
  • 「ルックバック」は問いかける「で、あんたはどうなんだ?」

    まず、前々回の続きから。発熱から19日経過。まだたんは出るので、引き続き用心して外出は最低限にしている。 確定診断をしなかったので、当に新型コロナウイルス感染症だったのかは分からないけれども、その可能性を考えた上で行動しなくてはいけないというのはやっかいなものだ。喉のいがらっぽさも、以前なら気にせず外出していたが、今は「他の人に感染させたら大変だ」と行動を抑制しなくてはならない。 と、少々愚痴ったら医師の知人に「それはそうでしょう」と言われた。「年間3万人以上が死亡する感染症って、日では結核以来ですよ。今は、かなり大変なことが起きているんです」 驚いて調べてみる。日の結核の死亡者数は、1950年に12万1769人もいた。それが抗生物質による治療が可能になったことで、1955年には4万6735人、1960年には3万1959人、1965年には2万2355人、1970年には1万5899人と

    「ルックバック」は問いかける「で、あんたはどうなんだ?」
  • PayPay銀やみずほ銀、住宅ペアローン 先立たれたら残債ゼロに

    メガバンクやネット銀行など幅広い金融機関が、夫婦などがそれぞれ住宅ローンを借りる「ペアローン」利用者に対し、団体信用生命保険(団信)の拡充に動いている。住宅価格が高騰する中、借入金額を増やせるペアローンの利用者が増えているものの、これまでは相手に先立たれた場合、返済リスクがあった。金融機関は「先立たれリスク」に対応した保険を拡充することで、住宅高騰・金利上昇時代のニーズに応える。 PayPay銀行は6月から、ペアローンを組む夫婦などに対して、1人が死亡や高度障害、がんになった場合、当人のローン残債だけでなく、もう片方のローン残債もゼロにする「超サポ団信(ペア型)」を提供し始めた。 従来の団信は、パートナーのどちらかが死亡した場合、死亡した人の残債はゼロになるが、残された片方の人は返済を続ける必要があった。そのため、パートナーに先立たれた場合、残された人が返済に困窮するおそれがあった。 Pa

    PayPay銀やみずほ銀、住宅ペアローン 先立たれたら残債ゼロに
  • グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも

    江崎グリコは4月3日に基幹システムの切り替え作業時にトラブルが発生し、物流センターにおける出荷データなどに不具合が生じた。同社製品のほか、江崎グリコが販売を請け負うキリンビバレッジの「トロピカーナ」なども出荷停止を余儀なくされている。障害発生から2カ月以上たってなお、主力商品の出荷を再開できない深刻な事態だ。 ユニ・チャームでも5月上旬に基幹システムを更新した後にトラブルが起こった。大規模な混乱にはならなかったが、公式通販サイトでは6月中旬時点で、紙おむつなどの到着に1週間~10日ほどかかる状況だ。ユニ・チャーム上席執行役員の上田健次ESG部長はこの遅れについて、「小売店向けの出荷を優先して正常化させたため」と説明する。 3社のトラブルはともに基幹システムの障害を発端としたものだが、今後同様のトラブル事例が増える可能性は高い。日独特の商習慣など複数の原因が絡み合い、システム刷新を難しく

    グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも
  • 選挙をおもちゃにする人々が教えてくれること

    この記事の3つのポイント 選挙ポスター掲示板を“外販”する暴挙に出た政党出現 比例代表制の持つ弱点をネットの力で突き資金を得た 小選挙区比例代表制は見直すべきではないか 任意で、新型コロナウイルス感染症に対するメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの7回目接種を受けてきた。前回は2023年9月だったので、9カ月ぶりである。 最初は地元で受けようと思ったのだが、接種を行っている病院が見つからず、ネットで探して回って、横浜の医院まで行って接種を受けた。7回も接種を受けたのだから、いくらかでも副反応が軽く済むかなと期待していたのだが、接種後は発熱と倦怠(けんたい)感が出て、まる2日は動けなかった。 ともあれ、これで年末までは比較的安全に行動できるようになった。もちろん、「ワクチン接種をしたから、マスクを外してもいい」とはならない。今後とも人混みではマスクをするし、手洗いも励行する。 新型コロナ

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    Guro
    Guro 2024/06/28
  • ガザに「最終的解決」を許してはならない

    この記事の3つのポイント アニメ映画「デデデデ」は現代を殴りつける作品だ 「博士の異常な愛情」との終末観の違い 「最終的解決」の後も日常はぐだぐだと続く 「……マスク三題噺ですか?」と言われた。 確かにここ3週、サンダーマスク、感染予防のために着用するマスクイーロン・マスクと、マスクを話題に取り上げている。もう少し続けるか。例えばタイガーマスクからプロレスの話に引っ張るとか。 いや、うまく話が展開できないな。「ゆけ、ゆけ、イーロン、イーロン・マースークー」と、アニメ「タイガーマスク」の主題歌の替え歌にはハマるんだけど。 上映中のアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(2024年、黒川智之・アニメーションディレクター)を観てきた。長いタイトルなので、以下通称の「デデデデ」を使う。 それぞれ2時間ほどの前編、後編が3月と5月に分けて公開という上映形態なので、前後編の両方

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    Guro 2024/06/28
  • イーロン・マスクの時間、普通の経営者の時間

    この記事の3つのポイント イーロン・マスクのスペースXのロケットが実験に成功 火星植民を目指す狂気の経営者の合理性 新自由主義の短い時間軸では不可能な目標へ突進する ロケットマニアには“目の正月” 2024年6月6日、米企業スペースXが、テキサス州ボカ・チカの同社打ち上げ基地「スターベース」から巨大ロケット「スターシップ」の4回目の試験打ち上げを行った。 同社はウェブ中継を行ったので、リアルタイムで見ていた方もそれなりにいたのではないだろうか。打ち上げが日時間の午後9時50分で、夜中とか早朝ではなく、比較的見やすい時刻だった。もちろん私も見ていたのだが、圧巻としか形容のしようがなかった。 スターシップは直径9m、全高120m(ほぼ30階建てのビルに相当)、打ち上げ時重量4500トンという2段式巨大ロケットだ。日の最新鋭ロケット「H3」は、直径5.2m、全高63m、打ち上げ時重量が最大5

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    Guro 2024/06/28
  • 突然倒れる50代会社員 「ワークシックバランス」許さぬ社会の悲痛

    仕事の後にいつもどおりの「ちょいと一杯!」をして、深夜に帰宅。その翌朝、救急車で運ばれた。あと3年で管理職を終え、65歳の定年まで“プロフェッショナル”として会社に残る予定が、一瞬で消滅した。 人が持つ「仕事」「家庭」「健康」の3つの幸せ 「健康には自信があったし、60歳過ぎてからは人生楽しもうって思ってました。まさか自分がこんなことになるなんて。仕事も生活も体も、弱くてダメな自分になってしまったのが情けない」 こう嘆く男性は私と同世代。数年前から脳梗塞で倒れたり、がんの手術や治療を受けたりする知人や同級生が増えていたけど、彼もその1人だ。 私自身、自分でも「ヤバい」と思うような働き方をしてきてしまったので、彼の話は他人事と思えなかった。「人が持つ『仕事』『家庭』『健康』の3つの幸せのボールのいずれも落とすことなく、ジャグリングのように回し続けないとダメ」と他人には言い続けているくせに、「

    突然倒れる50代会社員 「ワークシックバランス」許さぬ社会の悲痛
  • [新連載]コスパ最強スーパー「ロピア」 売上高10年で7倍の秘密

    横浜市南部の住宅地、JR港南台駅前。子育て世帯や高齢者の胃袋をつかもうとイオンや地場スーパー「そうてつローゼン」が店を構える。10分ほど歩けば「業務スーパー」や「オーケー」もある品スーパー激戦区に2023年12月、「ロピア港南台バーズ店」が開業した。 駅前の商業施設内に店を構える同店は、平日でも午前10時の開店と同時に客が続々と入っていく。1時間後にはレジ前に列ができていた。路線バスに乗って来店した女性客は「品ぞろえが豊富で、しかも安い」と笑顔で話す。赤いエプロン姿の店員がせわしなく商品の陳列や総菜の準備に当たる。 店内はさながら「のテーマパーク」。目移りするほど種類豊富な握りずしのばら売りコーナーを通り過ぎた後、大容量パックが並ぶ肉売り場に足が止まる。総菜コーナーには握りこぶしほどの特大シューマイ。皮は、具を包んでいるというより載せているようだ。 店内の雰囲気も若々しく元気な印象だ。

    [新連載]コスパ最強スーパー「ロピア」 売上高10年で7倍の秘密
    Guro
    Guro 2024/06/26
    ほんと港南台激戦よね。高島屋がなくなって高齢化宅地だと思ってたけど。