まあ、今までも就職に関して「親のコネ」というものはあって、それこそテレビ局とか広告代理店なんかには、政治家や芸能人、財界人、由緒ある家柄の子どもが一定数コネ入社してきている。当然、会社はコネ入社ではないと言うだろうが、周りの人間は誰もが「コネだろ」と思っている。 相当数の実例を知っているが、いちいちここで名前をあげるといろいろ面倒なのでそれはしない。 コネが悪いことだとも思わない。それもまたひとつの運。 そういう一部の上級国民だけではなく、一般的に子の就職に親が関与することになるのだろうか。 そうやって親が子の人生に関与すればするほど、ますます「親ガチャ格差」は広がるのだろう。 話は飛躍するが、子の就職に親が関与することがもし当たり前の風潮になったとするならば、その後には子の結婚にも親が関与するのが当たり前となるようになるかもしれない。就職も結婚も「親が保障したい子の将来」という点では共通