タグ

ブックマーク / wotopi.jp (7)

  • なぜ今「批評の仕方」なの? 本や映画に触れるときに意識したいこと【北村紗衣】|ウートピ

    シェイクスピア研究やフェミニスト批評などを専門とする研究者の北村紗衣(きたむら・さえ)さんによる新書『批評の教室 ─チョウのように読み、ハチのように書く』(筑摩書房)。 「批評」を学ぶ大学生のために書かれたですが、映画、演劇などの作品をより深く理解するためのポイントから実践的な批評の仕方まで、批評の初心者にも分かりやすい語り口で丁寧に解説されており、私たちが映画を楽しむためのヒントも満載です。 を書いたきっかけや「批評」の必要性、作品を味わうときに意識したいことなど、北村さんにお話を伺いました。 なぜ「批評の仕方」なのか? ——『批評の教室』を書いたきっかけを教えてください。 北村紗衣さん(以下、北村):『批評の教室』は、私が2018年に武蔵大学のゼミで行った内容がもとになっています。ゼミではひたすら映画批評だけをしていて、学生の満足度も高かったのですが、カリキュラムの関係で1

    なぜ今「批評の仕方」なの? 本や映画に触れるときに意識したいこと【北村紗衣】|ウートピ
  • 自己責任論は誰も救わない…コロナ禍の今こそ見たい映画『パブリック 図書館の奇跡』|ウートピ

    司会:安田菜津紀/フォトジャーナリスト 稲葉剛/一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事 上西充子/法政大学キャリアデザイン学部教授・国会パブリックビューイング代表 西谷修/東京外国語大学名誉教授・哲学者 台風、コロナ禍…災害のたびに発生する「行政による排除」 稲葉剛さん(以下、稲葉):日でも図書館ホームレスの関係は、しばしば議論になっています。今回、コロナ禍の影響で緊急事態宣言が発令されたときには、「図書館が閉まって困っている」という話を路上生活者の方々から聞きました。東京の街では、お金を払わずにいてもいい場所というのが、どんどん無くなってきていて……。図書館は、最後に残された“聖域”のような場所なんです。 安田菜津紀さん(以下、安田):昨年の台風19号では、台東区の避難所で、ホームレスの被災者が受け入れを拒否されるという出来事もありましたよね。 稲葉:ホームレスの方たちに、「台風な

    自己責任論は誰も救わない…コロナ禍の今こそ見たい映画『パブリック 図書館の奇跡』|ウートピ
  • 社員を「信頼」したらどうなった? ユニリーバの人事制度|ウートピ

    朝の2時間は自宅で勤務して、満員電車を避けて出社したい。子どもが熱を出したからその日だけ自宅勤務に切り替えたい。当はそういう働き方もできるはずなのに、毎朝満員電車に乗って会社に行くことが“仕事”だと思っていませんか? 2018年11月27日、鎌倉芸術館小ホール(神奈川県鎌倉市)で鎌倉市内にてテレワークを推進する「鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会」の発足式が行われました。この式にはユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社で取締役人事総務部長を務める島田由香さんが登壇。同社で取り組む人事制度「WAA(Work from Anywhere and Anytime)」について講演を行いました。WAAが変える日の働き方とは——? 講演の一部を編集してお届けします。 前編:やる気のない人より厄介な「不満をまき散らかす無気力社員」 WAA(ワー)で「毎日がポジティブになった」 ユニリーバ

    社員を「信頼」したらどうなった? ユニリーバの人事制度|ウートピ
    Guro
    Guro 2019/02/11
  • 婚活に疲れた貴女へ 東大・社会学の先生が贈る現実的なアドバイス|ウートピ

    そろそろいい歳だから一応婚活はしてるけど、いくら合コンに顔を出しても「いい男」いないし、もういい加減疲れた……。 そう感じている女性は少なくないはず。 そもそも、私たち、なんで結婚したいんだっけ? 婚活に疲れたら、一回くらい合コンはキャンセルしてちょっと考え直してみませんか? 「いい男がいない理由」を社会学の観点から解き明かした前回に引き続き、今回も、歴史社会学やセクシュアリティ研究がご専門の東京大学准教授・赤川学(あかがわ・まなぶ)先生と一緒に考えていきます。 【関連記事】“運命の相手”を探している貴女へ 私たちの恋愛がしんどいのはなぜ? キャリア女性におすすめは「アカヒモ」? ——前回「私たちのまわりにいい男がいない理由」を痛いほど理路整然と教えていただきました。私たちが求める「フツーにいい男」がどれほど要求水準の高いものか、よーくわかりました。今回は、前回の前提をもとに、私たちがとる

    婚活に疲れた貴女へ 東大・社会学の先生が贈る現実的なアドバイス|ウートピ
    Guro
    Guro 2017/04/13
  • 合わせ味噌みたいな夫婦でいたい。「ふたり出版社」を立ち上げて叶えたこと|ウートピ

    夫婦ユニットという働きかた 第四回 合わせ味噌みたいな夫婦でいたい。「ふたり出版社」を立ち上げて叶えたこと 夫婦で一緒に仕事をする“夫婦ユニット”を紹介している連載。今回は、出版社「アタシ社」を設立し、夫婦で作りをしている、編集者兼ライター兼カメラマンのミネシンゴさんと、デザイナーの三根加代子(みね・かよこ)さんにお話を聞きました。 〈アタシ社〉の夫婦ユニット三ヶ条 一つ:一生一緒に歩む相手「ケンカを恐れず思いを伝える」こと。 二つ:対等に権利を主張する関係「財布は折半にする」こと。 三つ:夫婦ユニットを組む前に「それぞれが得意技・技能を持つ」こと。 「考える人。それを形にできる人。この2つが揃えばを作ることができます」。アタシ社のHPに書かれている一文です。夫が考える人(編集者)であり、がそれを形にできる人(デザイナー)、それが三根さん夫婦のユニット形態。作業は完全分業だけど、「

    合わせ味噌みたいな夫婦でいたい。「ふたり出版社」を立ち上げて叶えたこと|ウートピ
  • 身近な性被害を“男女平等”でごまかしたくない 『先生の白い嘘』作者・鳥飼茜が語る|ウートピ

    『先生の白い嘘』鳥飼茜さんインタビュー(前編) 身近な性被害を“男女平等”でごまかしたくない 『先生の白い嘘』作者・鳥飼茜が語る 『先生の白い嘘』(講談社『モーニング・ツー』にて連載中)は、女性教師を主人公にした学園漫画。性的弱者である女性が感じる不条理、苦しさを描くと同時に、男性も「男らしさ」「男性性」の枠に縛られていることの不自由さを指摘しています。 現在、多くの連載を抱える人気漫画家の鳥飼茜さんに青年誌で「性の不平等」を問いかける意義、私たちを縛り付ける「男らしさ」「女らしさ」の根っこにあるものは何なのか、話を聞きました。 女性に対しては「分かってほしい」と甘えてしまう ――『先生の白い嘘』連載に至ったきっかけを教えてください。 鳥飼茜さん(以下、鳥飼):女として生きていて男の人から受ける性的な不条理とか理不尽さみたいなものを、私生活では都度都度人に不満としてこぼしていたんだけど、喋

    身近な性被害を“男女平等”でごまかしたくない 『先生の白い嘘』作者・鳥飼茜が語る|ウートピ
  • 「何もない」埼玉こそイイトコ取りの買い物ができる―『埼玉化する日本』著者が語る“ちょうどいい消費”|ウートピ

    『埼玉化する日』著者・中沢明子さんインタビュー(前編) 「何もない」埼玉こそイイトコ取りの買い物ができる―『埼玉化する日』著者が語る“ちょうどいい消費” 近年、消費の専門家たちが警鐘を鳴らす「ファスト風土化」「モール悪玉論(※)」、さらには、地元でほとんどすべての買い物をまかなう 、消費意欲旺盛な「マイルドヤンキー」たちが主役の消費論が騒がれている。地方へ行くと、国道沿いにはチェーン店が並び、郊外にはショッピングモールがある。どこの町も同じような街並みがあり、マイルドヤンキーたちが週末にこぞって買い物にやってくる……。 それを「悪」とする見方が大半だが、それは当に悪いことなのだろうか、と異議を唱えるのが、『埼玉化する日』(イースト新書)の著者、中沢明子さん。自らを買い物、流行大好きの「消費バカ」と語り、モールも最先端の買い物もイイトコ取りの買い物ができる埼玉へ、東京から移り住んだ。

    「何もない」埼玉こそイイトコ取りの買い物ができる―『埼玉化する日本』著者が語る“ちょうどいい消費”|ウートピ
  • 1