この前のチベット暴動まとめ記事が好評だったので、調子にのって中国について語っちまいますか。 (過去記事)チベットがえらいことになっている - (旧姓)タケルンバ卿日記 中国ってなんだ? 中国は国じゃありません。え? いきなり過激すぎるって? 国じゃなきゃなんなのって? じゃ改めて。中国では国じゃありません。国の形式をとった組織です。あくまで「国のようなもの」であって、国じゃありません。どっちかと言うと、会社の方が近い感じです。「株式会社中国共産党」と言った方がいいですかね。国より会社が近いです。 先ほどサラッと「株式会社中国共産党」と書きましたが、中国という国は中国共産党のものなのです。これ重要なところ。中国という国は国民のものではなくて、中国共産党のものである。だから国というより会社に近いわけですよ。 中国には国のオーナーがおります。中国共産党というオーナー。王様や皇帝、天皇という王制で
無神論者の共産党員にはピンとこないだろうが、因果応報とはこのことだ。19年前、チベットの漢民族支配に抗議するラマ僧のデモが頻発し、事態収拾のため自治区書記に派遣されたのが、若き日の胡錦濤国家主席だった。 ▼胡氏は、ラサに戒厳令を敷き、強硬路線を前面に押し出して騒乱を鎮圧した。このときの“功績”が認められて出世の階段をかけあがっていくのだが、北京五輪の大事な年にチベットで大騒乱が起きた。主席として最高の晴れ舞台を目前にはらわたが煮えくりかえっていることだろう。 ▼現地では外国メディアの取材が厳しく制限され、正確な情報はなお乏しい。だが、中国国営テレビが流した銀行や商店を襲う人々の顔つきだけをみてもチベット人の怒りの激しさがわかる。 ▼世界の鉄道ファン垂涎(すいぜん)の青海チベット鉄道開通以来、ラサへの観光客は飛躍的に増えた。しかし、もうけているのは漢民族が経営するホテルや土産物屋ばかりだとい
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