印刷 大阪大は19日、酒気帯びで運転したとして兵庫県警宝塚署に逮捕された人間科学研究科の教授(63)を停職8カ月の懲戒処分にしたと発表した。 同大によると、教授は5月21日午後5時ごろ、宝塚市で酒気帯び状態で別の車に衝突する事故を起こしたとして、現行犯逮捕された。前夜、自宅で相当量の焼酎を飲み、逮捕時には基準値を上回る呼気1リットルあたり0.65ミリグラムのアルコール分が検出されたという。 同教授は1998年から2007年まで、警察庁などの「アルコールが運転に与える影響の調査報告研究委員会」の委員を務め、交通安全教育の指導などにあたっていたという。