長崎市の田上富久市長は、7月に任期が切れる智多正信、椎木恭二両副市長の後任に、三藤義文・総務部長(59)と、総務省公務員部高齢対策室長の古賀友一郎氏(43)を充てる人事を固めた。開会中の6月定例会に人事案を提出する。 国からの副市長(助役)起用は、本島等・元市長時代に79年から2期務めた宮川雅一氏、同4期務めた橋本敏春氏の両助役以来となる。 古賀氏は諫早市出身で、青雲高、東大法学部卒。91年4月に旧自治省に入省。和歌山市財政部長、自治大学校教授、北九州市財政局長などを歴任した。 三藤氏は、74年に市役所入庁。水道局経理課長、企画部次長、同企画理事、福祉保健部長などを務めた。【下原知広】 〔長崎版〕