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本と仕事に関するHebiのブックマーク (26)

  • 渋谷望『魂の労働──ネオリベラリズムの権力論』

    ・渋谷 望 20031025 『魂の労働──ネオリベラリズムの権力論』,青土社,293p. ISBN:4-7917-6068-9 2310 [amazon]/[bk1] ※ ◆表紙 「君たちは働くべきだ」というネオリベラリズムのワークフェア言説は、若者に実際に勤労意欲を喚起させることを気で狙っているわけではない。やりがいのない、しかも低賃金の労働を若者が率先して行うなどと、いったい誰が気で信じるだろうか。 ◆帯 現代思想の最前線 リストラ、ワークシェアリング、賃下げ、雇用不安……。 資が最優先され、個人が弱体化するこの競争社会をいかにして生き抜くか。 グローバリゼーション、ネオリベラリズム、公共圏、管理社会、介護など、現代思想の最重要キーワードを軸に、消費社会の権力ゲームがはらむ様々な矛盾をえぐりだし、まったく新しい労働論を打ち立てる。 ◆BOOKアサヒコム評者:宮崎哲弥(評論家)

  • Amazon.co.jp: 労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038): 中野麻美: 本

    Amazon.co.jp: 労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038): 中野麻美: 本
  • バーザールでごーざーる  - 東京永久観光

    『複雑さを生きる やわらかな制御』(安冨歩) asin:4000263501 表紙も書名もそっけなくて、ためしに読んでみるかという感じだったのだが、これがじつに、原理的かつ実践的な知恵を無尽蔵に与えてくれる、そんな一冊になった。 どのような原理や実践かというと。 複雑なものと複雑なものを、無理に制御したり制止したりせず、自ら反応し合うのに任せておけば、それら来の複雑さこそが発揮されることによって、なんかうまくいく。それが人間の身体や心であり、人付き合いであり、仕事であり事業であり、経済であり社会である、といったようなこと。それはまあ摩訶不思議としか言いようがないが、そういうものなのだろう。(引用ではないのでご注意を) もっと詳しく吟味して紹介したいが、余裕がない。とりあえず。 仕事とはだいたい、ややこしい要素をややこしく組み合わせてますますややこしいものを新たに作っていく作業といえる。そ

    バーザールでごーざーる  - 東京永久観光
    Hebi
    Hebi 2006/11/05
    『複雑さを生きる やわらかな制御』安冨歩 ISBN:4000263501>複雑なものと複雑なものを、無理に制御したり制止したりせず、自ら反応し合うのに任せておけば、それら本来の複雑さこそが発揮されることによって、なんかう
  • ■ - 本屋のほんき

    今日は色々とショッキングな出来事が連発して起こり、この半年間私は何をしてきたんだろう、と自分の実力の無さ加減を思い知らされてしまいましたが、それはまた後日書くとして、今日はこのについて。 書店繁盛記 作者: 田口久美子出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2006/09/06メディア: 単行購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (85件) を見る以前ジュンクの池袋店のバイトさんに「ジュンクの池袋店ってどう?」と聞いたところ、「あそこは妖怪の巣窟ですよ」という名言を残していかれたのが思い出されます。まー、その妖怪の中には私も面識のある方もいらっしゃるわけなんですが、そんなジュンク堂池袋店の内情が手に取るが如くよくわかる名著でした。いや、これは面白かったです。ジュンク堂のシステムマスタはそんな構造になっているのか、とか発注はそうやっているのか、とか、人材のレベルはこれぐらい

    ■ - 本屋のほんき
    Hebi
    Hebi 2006/10/26
    書店スタッフのデフレスパイラル/流動性が高いとノウハウが蓄積されないので徒労感が…
  • 新書『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 』 - 日々日報

    搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! (集英社新書) 阿部 真大 (→amazon屋で手に取ったら面白そうだったので買ってみました。2006年10月22日発行となっていて、出たばっかりのようです。 amazonの要約 大学を休学した「僕」は、一年間にわたりバイク便ライダーの仕事に従事する。そこで出会ったのは、不安定雇用の立場に甘んじながら、危険労働の現場に積極的に飛び込む、同僚ライダーたちの姿だった。広く他業種を見渡しても、ニート問題や引きこもりでやり玉にあがることの多い若者たちは、むしろ、自ら進んでワーカホリック状態に陥っている。それは一体なぜなのか?東京大学大学院に在籍中の著者が、自らの体験をもとに、同世代の団塊ジュニアが直面する労働・雇用問題を分析した、衝撃の論考。 英国のポリー・トインビー『ハードワーク~低賃金で働くということ』(→amazon)、米国のB.エーレンラ

    新書『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 』 - 日々日報
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    Hebi 2006/10/24
    「労働による趣味の更新」「職場のヨコの関係」これを搾取に振り向けず、継続的に育てる方向に使うのが本来の職場のあり方なんだろうなぁ。
  • 『医療崩壊 「立ち去り型サボタージュ」とは何か』感想 | こどものもうそうblog

    「バロック」「キングオブワンズ」「ぷよぷよ」「トレジャーハンターG」「魔導物語」等のゲームを監督/脚/企画した米光一成のSite 呑み会とかで、最近おもしろいはないですかーとか聞かれることがたまにあるのだが、ここ最近ので大絶賛オススメ中なのは、小松秀樹『医療崩壊 「立ち去り型サボタージュ」とは何か』。 サイコドクターぶらり旅でも、“名著です。医療者も、医療を受ける立場の人も必ず読むべき一冊。”と絶賛。 読むと、たいへんだよーたいへんだよーとカケスのサミーのごとく、この事実を知らせたい気持ちでいっぱいになって、こりゃぜひ大勢の人に読んでもらわなきゃならぬと使命感すら感じてしまう。 8割が医療ミスに対して不安を感じる、SAFETY JAPAN調査なんて記事を読むと、うひゃー、そうかもしれないけど、まぁ、ちょっとこれ読んでみてよ、読んでから、話そうよ、って言わせていただきたい。 著者は、虎

    『医療崩壊 「立ち去り型サボタージュ」とは何か』感想 | こどものもうそうblog
    Hebi
    Hebi 2006/07/08
    >自分サイドから説明することが困難なさまざまな事情(それが読み手を批判することになって、なかなか冷静に聞いてもらえそうにないことを含む事情)をどうやって説明するか、という文章の書き方の見本にもなってい
  • 藤木久志『刀狩り―武器を封印した民衆』 岩波新書 新赤版965(2005年8月19日発売)

    岩波書店公式サイト

    藤木久志『刀狩り―武器を封印した民衆』 岩波新書 新赤版965(2005年8月19日発売)
  • 佐藤秀峰・小森陽一『海猿』(紙屋研究所)

    佐藤秀峰『海猿』 漫画として実にやりやすそうな設定である。 海上保安庁の物語。「海上において、人命及び財産を保護し、並びに法律の違反を予防し、捜査し、及び鎮圧する」という海上保安庁法1条の規定どおり、崇高な社会的使命。そのために海上保安官たちは自分の命を賭する。 救助される人が生きるか死ぬかという緊迫感。 そしてその最高の使命を果たすために自分の命を犠牲にするかもしれないという緊張。 そのうらはらに持たれるであろう仕事の「やりがい」。 消防士や警察官などを使えば、青年誌でいかにも類似作品が山のようにできそうな描きやすさではないか。 漫画評論家の伊藤剛は佐藤秀峰について、 「ヒトサマの生き死にを描き、そのことで商業的に成功した作家である」 と「あえて酷薄」に書いたことがある(※)。伊藤は『海猿』について「物語が進むにつれ、危機的なエピソードのインフレが起こる。どこか、効果的な表現をドライブさ

  • スチュアート・タノック『使い捨てられる若者たち』 - heuristic ways

    こういうを待っていたのだ、私たちは! 思わずそう快哉を上げたくなる。このは私たちの職場で何が起きているか、私たちがそこで何を経験しているかを観察し、調査し、聞き取り、書き留め、分析し、理論化した素敵なだ。「私たち」とは、主に飲業や販売業などのサービス労働、一時的で不安定ないわゆる「腰かけ仕事」をしている若者や労働者の総称である。20代の頃から現在に至るまで、喫茶店・電器店・飲店・コンビニ等で働いてきた私には、こので取材・インタビューされている若者や労働者たちがまるで自分の同僚のように身近に感じられる。彼らのことが体験的によくわかる。たとえば、こんな声。人がひっきりなしにやってきて、何ごとも終わらないし、はじまらない、いつもサービスを提供している、しかも同じサービスを何度も何度も。客が当に意地悪だったり、意地悪な感じで話したりしてきたら、こっちも意地悪な感じで話し、嫌味ったらし

  • 東京トイボックス - 妄想科學倶樂部

    東京トイボックス 1 (モーニングKC) 作者: うめ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/23メディア: コミック クリック: 51回この商品を含むブログ (79件) を見る講談社週刊モーニングで連載中の「ゲーム開発」漫画。腕利きのキャリアでありながら社内の陰謀により零細ゲームメーカーに出向させられた女性と、大手ゲーム会社を飛び出しわがままを貫き通すクリエイターを軸に、営業と制作の対立を描く。 大変面白い作品だが、どうやらアンケート結果が思わしくなくいつ打ち切りになるか判らない状況らしいので、支援の意味を兼ねてここで紹介しておく。 とは言っても筋を描いてしまうわけにもいかないので、作中の印象的な台詞を引用しつつ感想を少し。 「やはりオレの作ったゲームはオレのツボをつく!!」(p43) どうでもいい台詞のようだが大変重要な台詞だ。つくった人が面白がれないゲームを他人が面白が

    東京トイボックス - 妄想科學倶樂部
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    Hebi 2006/04/24
    ゲーム業界が舞台
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    品の裏側―みんな大好きな品添加物」というを半分ぐらい読む。 社会では大多数の大人が実際にどんなふうに仕事をしているのか、大人になったらなかなか教えてもらえないのだけど、このはリアルな普通の大人の仕事っぷりをつぶさに観察することができる、そういう意味で非常に貴重な、大人のための社会見学。書いた人は違うことを意図していたのかもしれないけど。 カネゴンうっすら思うのだけど、経済学は、大多数の大人は日々仕事をこのぐらいの完成度でこなしているということを出発点にしないといけないような気がする【それより下のおれカネゴン】。

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    Hebi
    Hebi 2006/03/29
    そうかーそういう読み方もあるのか。言われてみればそのリアルさが怖かったんだよなぁ>リアルな普通の大人の仕事っぷりをつぶさに観察することができる、そういう意味で非常に貴重な、大人のための社会見学本。
  • 2006-03-22

    畠山兆子;松山雅子【著】(京都)世界思想社 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790711692/zabon-22/ 日常的にアニメーション番組を楽しむ子どもたちの、物語に関する興味、関心のあり方、想像力の広がりを察知し共有することなしに、子ども文化を語ることは出来ない。―TVアニメーションというメディアが持つ物語の放送形態の内実に迫る。 第1章 「鉄腕アトム」物語の放送形態(アニメーション番組「鉄腕アトム」;一話完結継続型の放送形態の模索―オリジナル;一話完結継続型の放送形態の模索―“Astro Boy”とリメイク);第2章 「ドラえもん」物語の放送形態(「ドラえもん」分析の意義;原作マンガとアニメーション番組;オープニングとエンディングの役割;二話完結型の放送形態;キャラクターとCMの関係);第3章 「ポケットモンスター」物語の放送形態

    2006-03-22
  • 成城トランスカレッジ! - 『「ニート」って言うな!』読書会チャット報告

    1月30日の夜、オンライン上で『「ニート」って言うな!』の読書会を行いました。参加者は私(chiki)、上山和樹(id:ueyamakzk)さん、井出草平(id:iDES)さんの3人。以下はそのチャットログに多少手を加えたものです。上山さんと井出さんがそれぞれ既に触れているように、様々に対立したこのチャットは、3人にとってブレーンストーミング的な役割を果たしました。絶えず議論が継続していくweb上においては、既に過去のものになっているような部分もあり、またクローズドな場ということで不用意な発言も多くありますが、今後の議論に役立つかもしれないのでここに発表させていただきます。 ◆参加者プロフィール 上山和樹さん…『「ひきこもり」だった僕から』の著者であり、ひきこもり問題について丹念に考察するBLOG「Freezing Point」を運営。現在、ホームレスの人しか売り手になれない雑誌、『ビッグ

    成城トランスカレッジ! - 『「ニート」って言うな!』読書会チャット報告
    Hebi
    Hebi 2006/03/17
    チャットで読書会はちょっといいかも。しかし最初の方は一文が長い。どのくらいログに手加えてあるんだろう。
  • 佐藤和夫『仕事のくだらなさとの戦い』(紙屋研究所)

    佐藤和夫『仕事のくだらなさとの戦い』 書の中心点は、効率優先の近代的な労働を批判し、労働の核に「コミュニケーション」をおくことによって、人間らしい労働(心の生活のための労働)の回復をめざす、というものである。なんかこう書くと、ものすごく平凡なみたいだなあ。 うん、そういうふうに、現状の労働批判としてどんな人にも読めるではある。 マルクス批判として しかし、もう少しいえば、これはマルクス労働観への批判でもある。マルクスもふくめた近代の労働観がゆがんでいるせいで、対抗運動の側のオルタナティブもゆがんでいたのではないか、だから現代の労働をラジカルに批判する力をもっとらんのではないかという。 佐藤が問題にするマルクス(をふくめた近代)の労働観とは、「自然との物質代謝」であり「労働をつうじて人間が形成される」という考えだ。自然を加工するなかで人間が成長する、というわけだ。そしてその奥には「労働

  • 無趣味のすすめ - jkondoの日記

    『ゲーテ』という雑誌ができたみたいで、その創刊号に村上龍の「無趣味のすすめ」というのが載っています。 まわりを見ると、趣味が花盛りだ。手芸、山歩き、ガーデニング、パソコン、料理、スポーツ、ペットの飼育や訓練など、ありとあらゆる趣味の情報が愛好者向けに、また初心者向けに紹介される。趣味が悪いわけではない。だが基的に趣味は老人のものだ。好きで好きでたまらない何かに没頭する子どもや若者は、いずれ自然にプロを目指すだろう。 … 現在まわりに溢れている「趣味」は、必ずその人が属す共同体の内部にあり、洗練されていて、極めて安全なものだ。考え方や生き方をリアルに考え直し、ときには変えてしまうというようなものではない。だから趣味の世界には自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もない。心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。真の達成感や充実感は、多大なコ

    無趣味のすすめ - jkondoの日記
    Hebi
    Hebi 2006/02/28
    村上龍は『13歳の~』でも趣味に対してこんな文章書いてる。/一億層表現社会とのかねあいはどうなるんだろうね。
  • 松宮健一『フリーター漂流』

    NHKスペシャル「フリーター漂流」の制作ディレクターである松宮健一が、同番組を単行化したものである。 の内容は、まず番組の内容をほぼ組み入れている。 もちろん、ナレーションをそのまま起こしたものではなく、単行用に書き下ろされたものだ。 このは、番組内容をなぞるにとどまらない。 番組で取材した人の「その後」をフォロー 特長の一つは、番組で紹介したフリーターたちの「その後」をフォローしていることである。 やはり気になるのは、映像の最後を「かざった」Hさん(※1)だろう。 35歳、もう後がないという焦燥でいっぱい、なおかつ実直な印象をうけるHさんの運命は、番組のテーマとは別に、個人的な関心を抱かずにはおれない存在だ。 くわしくは書を読んで知ってほしいのだが、一つだけ。 Hさんは、あの後、ある事情で、50代の男性に、請負の仕事について質問される深刻な場面に遭遇することになる。50代の男性

    Hebi
    Hebi 2006/02/19
    ジャーナリズムとしての優れた視線「高校生の見せる「甘さ」という目の前の現象にとらわれない」/「テーマをえぐりだすための取捨選択をおこなった」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • はてなダイアリー - フリーター漂流

    はてなダイアリー - フリーター漂流
    Hebi
    Hebi 2006/01/23
    ネットでも話題をよんだNHKスペシャルが書籍化。しかし旬報社のHPは12月で更新が止まっている…。
  • Yukimi

  • junippeの翻訳日記 - フリーターにとって「自由」とは何か

    フリーターにとって「自由」とは何か作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/10メディア: 単行ごく個人的な感想今年読んだのなかで(私の魂と共振したという意味で)杉田俊介(id:sugitasyunsuke)さんの『フリーターにとって「自由」とは何か』はベストワンです。*1帯にも「フリーター論」と記されているのだから、このは「フリーター論」なのだろうが、もっと射程は広く、生存(/あるいは生存の苦しさ/そしてその苦しさへの抵抗)についてのであると思いました。私の個人的な話をします。大学を卒業して3年が経ったころ(単発の仕事は1つしたのだが)仕事にありつけないまま翻訳の訓練を続けながら、屈としていました。私は両親に依存し「働いていない」状態がただつらいと思いました。私は29歳だが、例えば自己紹介をする時に「無職です」と言うと相手は一様にフラットな表情になります。