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本と格差に関するHebiのブックマーク (23)

  • 凡人総研 この街を去れない僕等は アーシュラ・K・ル・グィン『オメラスから歩み去る人々』

    作は短編集『風の十二方位』に収録されている。自分は先日感想を書いたマイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』の中でこの作品が引用されていた事から興味を持ち、この短編集を手にした。 『オメラスから歩み去る人々』は数ページの掌編だが、その鋭さは読者の心に突き刺さる。 此処ではない何処か遠い場所に、オメラスと呼ばれる美しい都がある。 オメラスは幸福と祝祭の街であり、ある種の理想郷を体現している。そこには君主制も奴隷制もなく、僧侶も軍人もいない。人々は精神的にも物質的にも豊かな暮らしを享受している。祝祭の鐘の音が喜ばしげに響き渡る中、誰もが「心やましさ」のない勝利感を胸に満たす。子供達はみな人々の慈しみを受けて育ち、大人になって行く。 素晴らしい街。人の思い描く理想郷。しかし、そのオメラスの平和と繁栄の為に差し出されている犠牲を知る時、現実を生きる自分達は気付くのだ。この遥か遠き理想郷

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    Hebi 2011/11/27
    >その誰かの犠牲がある事を知っている。その犠牲が自分達にとって必要な犠牲である事に気付いている。そう、誰もが
  • asahi.com: 『下流喰い』/『若者はなぜ3年で辞めるのか?』/『論争 格差社会』 野口武彦―書評委員のお薦め「今年の3点」

    Hebi
    Hebi 2006/12/28
    結局この世にはポジショントークしか存在し得ないのか>今や流行語を越えて日常用語と化した「格差」をめぐる意見の対立を通して問題の輪郭を浮かび上がらせる。見方に論者の社会的地位が反映していて面白い。
  • Amazon.co.jp: 労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038): 中野麻美: 本

    Amazon.co.jp: 労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038): 中野麻美: 本
  • 連想出版がつくるWEBマガジン[KAZE]風

    なぜこれほど消費者金融が急成長したのか。その理由は低所得者層という“下流”を喰いものにしてきた「悪魔的ビジネスモデル」があるからだという。『下流喰い/消費者金融の実態』(ちくま新書)の著者・須田慎一郎氏に出版の背景、問題の構造についてきいた。 1.他に先駆けて社会・経済問題として消費者金融に取り組む 2.「金利見直し案」が業界有利に進められていた中で 3.世田谷区から足立区へ移って実感した“ギャップ”が原点 4.「○○円以上収入のある須田さんにはお金は貸せません」?!

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    Hebi 2006/11/15
    >『下流喰い/消費者金融の実態』(ちくま新書)の著者・須田慎一郎氏に出版の背景、問題の構造についてきいた。
  • 新書『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 』 - 日々日報

    搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! (集英社新書) 阿部 真大 (→amazon屋で手に取ったら面白そうだったので買ってみました。2006年10月22日発行となっていて、出たばっかりのようです。 amazonの要約 大学を休学した「僕」は、一年間にわたりバイク便ライダーの仕事に従事する。そこで出会ったのは、不安定雇用の立場に甘んじながら、危険労働の現場に積極的に飛び込む、同僚ライダーたちの姿だった。広く他業種を見渡しても、ニート問題や引きこもりでやり玉にあがることの多い若者たちは、むしろ、自ら進んでワーカホリック状態に陥っている。それは一体なぜなのか?東京大学大学院に在籍中の著者が、自らの体験をもとに、同世代の団塊ジュニアが直面する労働・雇用問題を分析した、衝撃の論考。 英国のポリー・トインビー『ハードワーク~低賃金で働くということ』(→amazon)、米国のB.エーレンラ

    新書『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 』 - 日々日報
    Hebi
    Hebi 2006/10/24
    「労働による趣味の更新」「職場のヨコの関係」これを搾取に振り向けず、継続的に育てる方向に使うのが本来の職場のあり方なんだろうなぁ。
  • Yahoo!ブックス

    Hebi
    Hebi 2006/08/23
    >2006/9 上 縦並び社会 毎日新聞社会部編 毎日新聞社 1,470円
  • スチュアート・タノック『使い捨てられる若者たち』 - heuristic ways

    こういうを待っていたのだ、私たちは! 思わずそう快哉を上げたくなる。このは私たちの職場で何が起きているか、私たちがそこで何を経験しているかを観察し、調査し、聞き取り、書き留め、分析し、理論化した素敵なだ。「私たち」とは、主に飲業や販売業などのサービス労働、一時的で不安定ないわゆる「腰かけ仕事」をしている若者や労働者の総称である。20代の頃から現在に至るまで、喫茶店・電器店・飲店・コンビニ等で働いてきた私には、こので取材・インタビューされている若者や労働者たちがまるで自分の同僚のように身近に感じられる。彼らのことが体験的によくわかる。たとえば、こんな声。人がひっきりなしにやってきて、何ごとも終わらないし、はじまらない、いつもサービスを提供している、しかも同じサービスを何度も何度も。客が当に意地悪だったり、意地悪な感じで話したりしてきたら、こっちも意地悪な感じで話し、嫌味ったらし

  • 加納眞士『ホームレスを救援する100の方法』

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  • 貧困は「見えなくなる」 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

    以下、「読書猿」http://web.kyoto-inet.or.jp/people/hasuda/DOKUSARU.htmlから転載。評者が執筆したのは90年代、まだ日は豊かだという幻想をほぼ全ての人が抱いていた頃である。が執筆されたのは79年、世界一景気のいい国として日が浮かれる直前である。 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1356/SARU/saru73.html#BOOK3 ■■江口英一『現代の「低所得層」---「貧困」研究の方法』(未来社)====■ 現代日の「貧困」研究は、世界に(発展途上国に)目が行ってしまっていて、まるで日が豊かで貧乏などとは無縁のごとくである。 ところが高度経済成長期とその前駆期間を通じて、日の「低所得層」は増大し続けた。むしろその増大が、高度経済成長を準備し支えたとすら考えられるのである。 この上中

    貧困は「見えなくなる」 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
    Hebi
    Hebi 2006/03/25
    江口英一『現代の「低所得層」---「貧困」研究の方法』(未来社)
  • 2006-03-22

    畠山兆子;松山雅子【著】(京都)世界思想社 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790711692/zabon-22/ 日常的にアニメーション番組を楽しむ子どもたちの、物語に関する興味、関心のあり方、想像力の広がりを察知し共有することなしに、子ども文化を語ることは出来ない。―TVアニメーションというメディアが持つ物語の放送形態の内実に迫る。 第1章 「鉄腕アトム」物語の放送形態(アニメーション番組「鉄腕アトム」;一話完結継続型の放送形態の模索―オリジナル;一話完結継続型の放送形態の模索―“Astro Boy”とリメイク);第2章 「ドラえもん」物語の放送形態(「ドラえもん」分析の意義;原作マンガとアニメーション番組;オープニングとエンディングの役割;二話完結型の放送形態;キャラクターとCMの関係);第3章 「ポケットモンスター」物語の放送形態

    2006-03-22
  • 成城トランスカレッジ! - 『「ニート」って言うな!』読書会チャット報告

    1月30日の夜、オンライン上で『「ニート」って言うな!』の読書会を行いました。参加者は私(chiki)、上山和樹(id:ueyamakzk)さん、井出草平(id:iDES)さんの3人。以下はそのチャットログに多少手を加えたものです。上山さんと井出さんがそれぞれ既に触れているように、様々に対立したこのチャットは、3人にとってブレーンストーミング的な役割を果たしました。絶えず議論が継続していくweb上においては、既に過去のものになっているような部分もあり、またクローズドな場ということで不用意な発言も多くありますが、今後の議論に役立つかもしれないのでここに発表させていただきます。 ◆参加者プロフィール 上山和樹さん…『「ひきこもり」だった僕から』の著者であり、ひきこもり問題について丹念に考察するBLOG「Freezing Point」を運営。現在、ホームレスの人しか売り手になれない雑誌、『ビッグ

    成城トランスカレッジ! - 『「ニート」って言うな!』読書会チャット報告
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    Hebi 2006/03/17
    チャットで読書会はちょっといいかも。しかし最初の方は一文が長い。どのくらいログに手加えてあるんだろう。
  • ODN:サービス終了のお知らせ

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    Hebi 2006/02/19
    ジャーナリズムとしての優れた視線「高校生の見せる「甘さ」という目の前の現象にとらわれない」/「テーマをえぐりだすための取捨選択をおこなった」
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

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    Hebi 2006/02/15
    グッジョブ
  • ロウアーミドルの衝撃

    下に表示されている文字を入力してください 申し訳ありませんが、お客様がロボットでないことを確認させていただく必要があります。最良のかたちでアクセスしていただくために、お使いのブラウザがクッキーを受け入れていることをご確認ください。

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • はてなダイアリー - フリーター漂流

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    Hebi
    Hebi 2006/01/23
    ネットでも話題をよんだNHKスペシャルが書籍化。しかし旬報社のHPは12月で更新が止まっている…。
  • 俗流若者論ケースファイル75・宮崎美紀子&三浦展&香山リカ - 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~

    人気blogランキング このブログが面白いと思ったらクリックをお願いします。 ウェブログ図書館 多くの優れたブログの記事へのリンクで構成されたウェブ上の図書館です。このブログも登録されています。 ウェブログ図書館(著者名「後藤和智」で検索) 「ウェブログ図書館」に登録されている私の書いた文章の一覧です。 mixi(ミクシィ) 何となくmixiをやっています。会員限定なので注意。リンク先は私のプロフィールページです。 オンライン書店ビーケーワン 私が書評を投稿しているオンライン書店です。 後藤和智の雑記帳 私のサブのブログです。 [Circle.ms][後藤和智事務所OffLine] プロフィール Circle.msの私のサークルのページです。 後藤和智 (kazugoto) on Twitter 雑感などを書いています。 後藤和智事務所OnLine - トップページ 筆者のポータルサイトで

    俗流若者論ケースファイル75・宮崎美紀子&三浦展&香山リカ - 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本~
    Hebi
    Hebi 2005/12/27
    おいおい…本にそう書いといてよ>三浦氏が《「学問は予測してはいけない。でも、マーケティングは予測しなきゃいけない。社会が向かう方向を示すとき、学問は位置まで正確でないといけないが、マーケティングは、大
  • Yukimi

  • junippeの翻訳日記 - フリーターにとって「自由」とは何か

    フリーターにとって「自由」とは何か作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2005/10メディア: 単行ごく個人的な感想今年読んだのなかで(私の魂と共振したという意味で)杉田俊介(id:sugitasyunsuke)さんの『フリーターにとって「自由」とは何か』はベストワンです。*1帯にも「フリーター論」と記されているのだから、このは「フリーター論」なのだろうが、もっと射程は広く、生存(/あるいは生存の苦しさ/そしてその苦しさへの抵抗)についてのであると思いました。私の個人的な話をします。大学を卒業して3年が経ったころ(単発の仕事は1つしたのだが)仕事にありつけないまま翻訳の訓練を続けながら、屈としていました。私は両親に依存し「働いていない」状態がただつらいと思いました。私は29歳だが、例えば自己紹介をする時に「無職です」と言うと相手は一様にフラットな表情になります。

  • 「下流社会」の三浦展さん 階層化進む若者像示す : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    社会の階層格差が拡大し、収入も消費意欲も低い人々が増えている――。階層化の実態を生々しく描く『下流社会』(光文社新書)が、団塊ジュニアのサラリーマン層に熱い支持を受けている。消費社会を研究する著者、三浦展(あつし)さん(47)に聞いた。(待田晋哉) 1950〜70年代の高度経済成長期に生まれた「新中間層」が「上」「下」の二極に分化していると、書は指摘する。若い世代に増えた「下流」は、人生全般に対する意欲が低い。旧来の「中流」にとどまろうとすれば、社員の早期選別を強める会社で男性は出世競争を強いられ、「寿退社=専業主婦」のモデルが崩れた女性は、人生決定の自己責任を求められる。 9月下旬に初版が出て、たちまち40万部を出版した。暗い気分になるこのが、なぜ読まれているのか。 「現在の若い世代は就職が難しく、会社ではめいっぱい残業させられる。結婚しないのは社会構造的な理由があるのに、ほかの

    Hebi
    Hebi 2005/11/16
    流行っちゃったなぁ…