ミステリの秋本番ということで、怒濤の新刊ラッシュ。文藝春秋からは、待望の長編2作、乾くるみ『セカンド・ラブ』と麻耶雄嵩『隻眼の少女』が同時発売。それを記念して、「本格ミステリーの調べ」と題するイベントが9月28日午後、文春社内で開かれた。これだけならそう珍しくないが、イベントの模様はニコニコ動画の「ニコニコ生放送」でリアルタイム配信。中継がはじまるなり、「乾くるみって......男だったのか」と衝撃を受ける人も。麻耶雄嵩に対しては「(作中の銘探偵)メルカトルみたいな人かと思ってた」などなど、例によってニコ生らしいコメントが次々に画面を流れる。 司会は単行本編集担当の荒俣勝利氏。それぞれが自作について質問に答える形式で進行した。『セカンド・ラブ』は、大ヒットした『イニシエーション・ラブ』の続編(姉妹編)だけに、著者としては、読者のハードルが上がりすぎてるんじゃないかと心配らしく、 「偉大な長
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