7日午前6時40分ごろ、千葉県市川市のJR総武線市川駅に停車中の津田沼発三鷹行き上り普通電車(10両編成)の非常停止ボタンが作動した。車掌が駆けつけたところ、車内で乗客の男性2人が激しく口論していたため、2人をホームに降ろし、駅員が県警市川署員に引き渡した。 同署によると、2人は通勤途中。携帯電話の電源を切る、切らないの言い合いでトラブルになったという。危険を感じた乗客が非常停止ボタンを押した。 JR東日本千葉支社によると、このトラブルで、総武線は上下線計47本が運休。28本に19〜10分の遅れが出て約7万人に影響した。