J1川崎フロンターレの新しい選手寮「青玄(せい・げん)寮」がクラブの麻生グラウンド(川崎市麻生区片平)の近くに完成、今月から選手が入居したのをきっかけに、選手と地域の交流を図る「あさお青玄寮祭」が20日、麻生グラウンドや青玄寮で開かれた=写真。 行政や街づくり団体などによる応援組織「川崎フロンターレ麻生アシストクラブ」や麻生区役所などが中心となって開催。参加者は麻生区民に限定し、フロンターレを活用した地域の活性化も狙った。 目標の2倍となる約2千人が来場。グラウンド周辺のスタンプラリーや寮の見学ツアー、選手のスパイクなどのオークションなどを楽しんだ。 麻生アシストクラブの中山茂副会長は「こうした交流を通じて地域の郷土愛も盛り上げたい」。寮長になったMF楠神(くす・かみ)順平選手は「地域の人たちが温かく迎え入れてくれたので、その人たちのためにも優勝したい」と話していた。