妻が昇進した。イエイ。 係長→課長とかいうのじゃなく、ヒラだけど職員等級がひとつ上がった。 妻は他省でのキャリアをもって入省したので、最初から中ぐらいの等級でいたのが、ひとつ上がったというだけのことだが、今回の昇進には重要な意味があった。大雑把にいうとクビになりにくい地点まで到達した。日本の公務員と違って、無難に勤めているだけでは追い出される可能性がけっこうあるのだ。 このサバイバルレースにおいて大きな意味を持つ昇進チャンスを全力で妨害しにきたのがブリュッセルの悪魔だった。5月にわたしが切れまくったことをご記憶の方もおられると思うが、あの日悪魔は妻の昇進を大きく左右する人事評価シートを書いた。その内容は、はっきりとした悪口こそ巧妙に避けつつも、この部下がどれほど能力低く、反抗的で扱いづらいのかを匂わせる記述を連ねたうえ、「今期の昇進は見送るべき」と結論づけた。 悪魔による評価は正しかったの
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