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資料と社会に関するKurilynのブックマーク (10)

  • 「相対的貧困率」は、格差の指標とは言い切れない

    [つまるところ、「相対的貧困率」というのはもっぱら格差の指標であって貧困の指標ではないということなのですね(実際、日経新聞はわざわざ「経済格差を表す指標」と書いているわけで)。(http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20091028)」という意見があります。 絶対的貧困の指標でないことは確かですし、資産が考慮されていないなどの問題があることもそうなのですが、「格差の指標であって、貧困の指標ではない」とまでいわれると、ちょっと異論があります。 「等価可処分所得」で作った例で、一番等価可処分所得の高かった 山田さんの可処分所得を2倍の1,200万円にします。そして、貧困線以下だった高橋のおばあちゃんの可処分所得を半分の40万円にします。 するとこうなります。 4人家族の山田さん。ご夫婦のほかにおばあちゃんと子どもがいます。おばあちゃんが孫の面倒を見てくれるので、奥さんもフ

  • “差別用語”と呼ばないで

    〜言葉という名の“ナイフ”と自己責任を考える〜 最終更新日時: 07/03/21 13:55 かつて「○○は差別用語だ、理由は△△という語源に基づくから」と言われた説の多くが誤りであることが、近年だんだん明らかになりつつある。 しかし、かつてその間違いを一生懸命になって唱えていた人にとって、それを暴露されるのは、どうやら気にくわないらしい。「確かに差別的な語源ではないが」と認めたふりをして見せて、「語源はどうあれ今は差別用語」と開き直る。「差別用語という見解はもう広まってしまったから使わない方がいい」「誤解でも人を傷つけることがある」などと、その誤解を広めたのが誰なのかを棚に上げたまま、厚かましくも、その誤解を正すどころかさらに広めていく。 気を付けよう。こんな「マッチポンプ」的、「後出しじゃんけん」的な屁理屈に騙されてはならない。ある言葉が差別発言かどうかは、彼らが勝手に「その言葉は差別

  • 広がる「結婚・出産格差」~「21世紀成年者縦断調査」を読む | 世界の片隅でニュースを読む

    厚生労働省が「第5回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)」の概要を発表した。 この調査は「男女結婚、出産、就業等の実態及び意識の経年変化の状況を継続的に観察する」ために、2002年10月末時点で20~34歳だった全国の男女を対象に、2002年以降毎年継続して行っているもので、同一の標による動態調査なので信頼性が高い。「氷河期世代」の結婚・出産事情を究明する上で最も基的なデータであり、少子化問題を考えるには欠かせない重要な調査と言えよう。 調査の詳細は厚生労働省のホームページの当該資料(下記関連リンク参照)を参照されたいが、この調査結果から私が注目するのは次の4点である。 ①男性では正規雇用と非正規雇用の、あるいは中間層と貧困層の「結婚格差」が著しい。 2002年の第1回調査時点で独身だった男性のうち、その後4年間で結婚した人の割合は、正規雇用では18.0%、非正規雇用

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  • 少年犯罪データベースドア

    2021年07月03日19:16 宮崎哲弥氏が『冤罪と人類』について語る 宮崎哲弥氏が、拙著『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』について、熱く語っています。 ぜひ、お聴きください。 「歴史犯罪ミステリーのような話からはじまって、ハラリやサンデルにつながっていく」 ニッポン放送『飯田浩司のOk! Cozy up!』2021年5月28日 装幀のとんでもなさに盛り上がってのも、ありがたいです。 一部の書店以外では背表紙を強調した陳列をされてませんが、書店員の方は文庫の掟を破った無茶さを感じてないですかね。 背の重要さは、電子やその他のメディアと対抗しなければならない書店がもっと真剣に考えるべきことのはずなんですが。 宮崎哲弥氏は5年前にも、単行版『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』について熱く語っていただいています。 合せてお聴きいただければ。 すでに聴いた方も

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  • 4/13 マンションに不法侵入しているくせにビラ配り有罪判決を擁護する読売新聞 - きょうも歩く

    マンションでのビラ配布が住居不法侵入だという判決を支持する読売の社説。 偉そうに静穏な生活権などというものを擁護するなら、読売新聞はマンション内にヤクザを送り込んで拡販するのはやめてください。その押し売りの強引さは、静かにビラ配って去っていく反戦運動家や選挙関連ビラ配布員やピンクチラシよりはるかに迷惑です。その手法は朝日新聞や毎日新聞よりも強引です。 我がマンションにやってきた手口 ●引っ越しのどたばたのある時はオートロックのドアが開きっぱなしになる。そういうときに入り込む。 ●各戸ヤクザ風情の威圧感のある男2人組がやってくる。 ●契約は次来たときでいいですからとにかく転居祝いですなどと、とにかく景品を押し込む。来客や宅配便の受取でたまたまドアを開けている家などは強引に割り込む。断ると、ビール券→野球の観戦券→展覧会の入場券→読売が出している雑誌→その日の新聞、と抵抗感のない品物にしていく

    4/13 マンションに不法侵入しているくせにビラ配り有罪判決を擁護する読売新聞 - きょうも歩く
  • 私はこうしてクビを切りました : 404 Blog Not Found

    2008年03月01日15:45 カテゴリArt 私はこうしてクビを切りました これ、定性的には事実なのかも知れないけど、定量的に事実かというと、給与を出す立場だった私からみてもYesとは言いがたい。 就職氷河期と資主義 - FIFTH EDITION なんでかって話になるんだけど、まず、マクロな話になるんで、退屈な話かもしれないけど、日って、正社員を簡単に解雇できないのよ。労働法の関係上、簡単に首切れない。 カバチタレ! 青木雄二 / 田島隆 / 東風孝広 労働法上はどうなのよ、というのは、「労働法のキモが2時間でわかる」の第11章を読んでもらうことにして、また実のところそれがどう活用されるのかというのは「カバチタレ!」の第一話を見てもらうことにして(どちらも広島に縁があるってのは偶然?)、ここでは実際に私がクビにした時の実例をお話することにします。 このケースでは厳密には解雇した

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  • 継続的契約の更新拒否 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これは労働法の判例ではありません。しかし、へたな労働法の判例よりもはるかにものごとを考えさせてくれます。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070627111154.pdf 平成19年06月19日 福岡高等裁判所判決 地位確認等請求控訴事件(平成18(ネ)868)です。 件は,Y会社の発行する「Y新聞」(「わが国有数の発行部数を誇る新聞」だそうです)の新聞販売店を経営するX1が,Y会社がした新聞販売店契約の更新拒絶には正当な理由がないと主張して,Y会社に対し,新聞販売店契約上の地位を有することの確認を求めるとともに,Y会社が継続的取引関係における供給者側の優越的地位を濫用し,同Xの営業権を違法に侵害したとして,不法行為に基づく損害賠償請求をした事案です。 原審は,X1の地位確認請求を認容したが,Xらの損害賠償請求をいずれも棄却したので、Y会社及びX

    継続的契約の更新拒否 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • nami社会保障通信 「骨太の方針2007」解説(3)-医療・介護制度改革

    「第3章 21世紀型行財政システムの構築」では、戦後レジームから脱却するために最も重要な課題は行政システム、財政システムの改革であり、官主導、中央集権型の政府からの脱却を図り、人口減少やグローバル化に対応した行財政システムの構築(1.歳出・歳入一体改革、2.税制改革、3.予算制度改革、4.公務員制度改革、5.独立行政法人改革、6.資産債務改革、7.市場化テスト推進、8.地方分権改革)が重要であるとしています。「1.歳出・歳入一体改革の実現」と「2.税制改革の基哲学」の社会保障改革を中心にまとめました。主な社会保障改革は、医療・介護サービスの効率化や納税者番号・社会保障番号の導入です。 第3章 21世紀型行財政システムの構築 1.歳出・歳入一体改革の実現 「成長なくして財政健全化なし」の理念の下、経済成長を維持しつつ、国民負担の最小化を第一の目標に、歳出改革に取り組む。それでも対応しきれな

  • 科学とは結論と権威の供給元なのかそこに至るプロセスなのか - アンカテ

    J-CAST ニュース : 週刊現代 NHK「捏造」で再反論 これについて、専門家(っぽい人)同士が、2ちゃんねる上でちょっとした論争をしていました。 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176344607/ From: [370] 名無しさん@七周年 Date: 2007/04/16(月) 13:33:18 id:mHwMc1wa0 よくわからないが 「少数のデータで有意差が出ない」→「2群に差がない」 というのは今でも学会発表でよくやる手だよ 捏造じゃないけどグレーゾーンね。 From: [372] 名無しさん@七周年 <> Date: 2007/04/16(月) 13:43:14 id:u4Ez9ump0 >>370 そうそう。 この「ためしてガッテン」も母数が少なすぎる検証をやってる事自体が 当に大問題なんだよなあ。 サンプ

    科学とは結論と権威の供給元なのかそこに至るプロセスなのか - アンカテ
  • 「日本で、女性がレイプされる確率が一番高いのは、「知合い・友人」なんである。」とは言えない。 - bhikkhu's diary

    http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20070116/p1 ええと、論旨自体はそこそこ賛成できるものなんですけど、記事中の事実認識に誤りがありまして、何故か丁度その関係のデータを犯罪白書で調べてみた直後だったので指摘しておきます。平成14年から16年の犯罪被害者と加害者の関係に関するデータを引用。強姦のとこを見てください。しかし、なんつータイミングだ。 http://hakusyo1.moj.go.jp/nss/list_body?NSS_BKID=51&HLANG=&NSS_POS=192#H003001005001E http://hakusyo1.moj.go.jp/nss/list_body?NSS_BKID=48&HLANG=&NSS_POS=151 http://hakusyo1.moj.go.jp/nss/list_body?NSS_BKID=44&

    「日本で、女性がレイプされる確率が一番高いのは、「知合い・友人」なんである。」とは言えない。 - bhikkhu's diary
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