【芥川賞・直木賞】第142回芥川賞は該当作なし、直木賞は佐々木譲氏と白石一文氏が受賞 1月14日19時28分配信 オリコン 日本文学振興会は14日、都内で第142回芥川賞・直木賞(平成21年度下半期)の選考と発表を行い、芥川賞は1999年上半期以来の該当作なし、直木賞は佐々木譲氏『廃墟に乞う』と白石一文氏『ほかならぬ人へ』が選ばれた。なお、2009年7月15日に発表された第141回芥川賞・直木賞(平成21年度上半期)は、芥川賞を磯崎憲一郎氏『終の住処』、直木賞は北村薫氏『鷺と雪』が受賞している。 【写真】芥川賞・直木賞 候補者の作品名とポートレート 佐々木譲氏は1950年北海道夕張市生まれ。広告代理店、自動車メーカー販売促進部などを経て、1979年に『鉄騎兵、跳んだ』で第55回オール讀物新人賞を受賞し、作家活動に入る。1988年に『ベルリン飛行指令』が、2007年に『警官の血』が直木賞