タグ

ブックマーク / kana-lib.life.coocan.jp (6)

  • 司書の出番! » 資料の傷みはこうして防ぐ(1)-三つ目とじ

    県立図書館の資料には、永年保存に値するものが多数あります。でも、ただそのまま置いているだけではずっとは使えません。将来の利用者にも良好な状態で提供できるようにしておくために、「資料保存」は図書館の大切な仕事の一つです。 「資料保存」には大きく分けて、【防ぐ・点検する・交換する・治す・捨てる】の5つの方法があります。今回は、その中の【防ぐ】方法についてご紹介したいと思います。 資料が傷むのを【防ぐ】には、温度・湿度など、資料のおかれている環境を整えることや、酸性紙被害の拡散防止など、いろいろあります。その一つに、ホッチキスどめされている資料を針と糸を使ってとじ直す「三つ目とじ」という方法があります。 ホッチキスの針をそのままにしておくと、長期間保存している間に錆びて、紙を汚すことがあります。また、針先で周囲の資料を傷める危険性もあります。それらを防ぐために行うのが「三つ目とじ」です。

  • 司書の出番! » あなたも電子書籍を体験!

    すでに当Webサイトでもお知らせしていますが、いよいよ1月26日(水)から30日(日)まで、横浜駅西口「かながわ県民センター」5階の生涯学習情報センターを会場として、いま話題の電子書籍を手にとって体験できる企画展示を開催します。 体験できるのは、iPadKindle、Nook、Readerの4機種計8台。この展示用に県立図書館が独自に電子化したコンテンツも用意しました。 私たちスタッフはいまから来場者の皆様との会話をあれこれ想像しています。「いい質問ですねぇ!」と相槌を打ったまではよいが脂汗タラタラ・・・てなことにならないように、選り抜き(?)の図書館員が説明スタッフとして目下最後の特訓中です。予算がないのでパネルなどすべて手作りのつつましい会場ですが、あとは持ち前のサービス精神でカバーします。皆様ぜひお立ち寄りください。 詳しくは http://www.klnet.pref.kanag

  • 司書の出番! » 速報! 第1回図書館ビブリオバトル

    新春拡大スペシャル3 ビブリオバトルをご存じでしょうか。「知的書評合戦」ともいわれ、読書をスポーツ感覚でたのしむイベントです。数人の発表者(プレゼンター)が各自オススメのを5分間で紹介した後、参加者が最も読みたいに1票を投じ、最多得票のを「チャンプ」とする一種のゲームです。2007年に京都大学のある研究室で開始された試みで、近年かなりの広がりがみられ、去年11月には東京国際フォーラムで「ビブリオバトル首都決戦」(紀伊國屋書店・読売新聞社共催)も開催されました。県立図書館では職員が新たな視点で読書を意識し、併せてプレゼンテーション能力を高めるために、1月13日横浜・川崎の両館で職場研修としてビブリオバトルを挙行しました。その模様を実況放送風に再現してみましょう。 (横浜会場) コミッショナー(館長)の開会宣言に続き、いよいよ男女5人の戦士(プレゼンター)が武器ならぬを手に入場し

    MIchimura
    MIchimura 2011/01/17
    県立図書館でってのはおもしろいかも。
  • 司書の出番! » 私はキンドルにはまった!

    いま話題の電子書籍格的な普及はこれからですが、私は一足早くキンドルを購入してみました。AmazonやCDをよく買っているので、アメリカで普及しているキンドルが、日からも購入できることになって、気にはなっていたのです。これまでもザウルス、クリエ、iPod touchなど、多機能な電子デバイスを渡り歩いてきた私にとって、読書専用、電子ペーパーというシンプルさは、今までに無かった特徴です。 ただ、日語のは今のところ販売していないので読めません。ちょっと迷いはあったのですが、PDFファイルの日語表示は可能とのこと。「青空文庫」のファイルをkindle用にPDF変換してくれるサイト(青空キンドル:http://a2k.aill.org/)もあるという。今は円高なので意外と安い。よし買おう。仕事のストレスがたまると、買い物の決断が早まります。 購入するには、アメリカAmazonのサイ

    MIchimura
    MIchimura 2010/12/17
    ”この実感がないという無感覚さが、逆に新たな読書体験を与えてくれると感じました” なーるほどー。それはおもしろい着眼点かも。
  • 司書の出番! » 図書の寄贈はありがたくも悩ましい

    みなさんは、図書館ってどんなルートで入ってくると思いますか? もちろん、書店から購入するものが多いのですが、それに近い点数が“寄贈”という形で入ってきます。寄贈には官公庁・団体・企業等の市販されない出版物が多数あります。また、個人の方から貴重書や当館が必要とするをいただくこともあります。その意味で、この図書館の蔵書は寄贈によって支えられている(!?)といえるかもしれません。ですから、「ぜひご寄贈をお願いします!」といいたいところですが、個人寄贈についてはそういう訳にもいかない事情があります。 例えば、ご自身やご家族の不要になった蔵書。を大切にしたいという気持ちからのお申し出と推察します。しかしながら、こういったものはしばしば既に所蔵しているか、あるいは所蔵していない場合でも、発行された時点であえて当館の蔵書にするまでもないと判断したものが多いのです。したがって、寄贈のお申し出をお

  • 司書の出番!

    「フォークの歯はなぜ四になったか」ヘンリー・ペトロスキー著 「フォークの歯はなぜ四になったか」ヘンリー・ペトロスキー著 忠平美幸訳 平凡社 1995年 350p 22cm 請求記号:507.1/13 資料番号:80637630 OPAC(所蔵検索) 人類はいつからフォークを使い出したのでしょうか。書によると、中東の宮廷では7世紀頃から使われていましたが、イタリアで広まったのは14世紀頃だそうです。イギリスにいたっては17世紀に入ってからだということを、劇作家ベン・ジョンソンの書いた台詞の変化などを引用しながら解き明かしていきます。ベン・ジョンソンとシェークスピアは、ほぼ同時代に活躍していますから、シェークスピアもイギリスでフォークを使用した第一世代に当たるといえます。 フォークが次第に受容されていく過程で、いかにあの形状を変化させていったかについて、ナイフの形状やテーブルマナー

  • 1