ネコ腎臓病薬、製品化に向け開発再開へ クラウドファンディングで資金調達も 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー 2021年08月08日08時00分 宮崎徹・東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター教授(本人提供) 「ネコの宿命」とされる腎臓病の原因を解明し、その治療法を開発した東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授。ネコの腎臓病を治療できるタンパク質「AIM」を使った薬剤の製品化が、資金難でストップしているというニュースが配信されたのをきっかけに、東大には多くの人から寄付が寄せられた。(時事ドットコム編集部) ネコ救いたい…東大に寄付殺到 「腎臓病薬開発に」2週間で1.4億円 ―短期間に億単位の寄付金が集まったことを、どのように受け止めていますか? 正直なところ、かなり驚いています。 ―このような反響は予想していなかったのでしょうか? はい。私たち基礎医学の研究者は