被災地へ向け派遣される名張市立病院のDMATのメンバーら=三重県名張市の同市立病院で2024年1月4日、衛藤達生撮影 能登半島地震の被災地で避難生活の長期化が懸念される中、住民の心身の健康を守るには、切れ目ないケアの確保が欠かせない。 住宅被害は3万戸を超えた。断水が続き、寸断された道路の復旧もままならない。地震発生から3週間たつ今も、1万人以上が避難所での不自由な生活を強いられている。 災害派遣医療チーム(DMAT)のほか、保健師、薬剤師、栄養士、介護福祉士らによる医療、福祉、保健の専門家チームが多数現地入りしている。 体調のチェックや薬の提供、避難所の衛生状態の改善、感染症対策などに取り組む。災害関連死を防ぐとともに、被災者の健康を支える活動を続ける。
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