自民党の町村信孝前官房長官が14日、町村派総会で民主党の人材難を皮肉るあいさつをしたが、隣に座っていた安倍晋三元首相も皮肉る結果に…。 町村氏が攻撃したのは、民主党の次期代表選に出馬表明した鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表の2人。いずれも同党の代表経験者だけに「民主党は誰が出ても2度目とか3度目」(町村氏)と指摘した。 ところが、発言はそれだけでは済まず「わが党にも(総裁を)もう一度やりたいという人がかつていたが、そういうことはなく、常に新しい人を選び続けてきた歴史がある。わが党の方が人材がたくさんいた証明だ」と語ってみせた。 安倍氏は将来の再登板を志しているとみられており、出席していた町村派議員からは「自分こそが派閥の総裁候補だという町村さんの本音が出た」との声も。
≪2人の政治学者の死に≫ 昨年末に国際政治学者の永井陽之助氏が亡くなり、今年2月には同じく神谷不二氏も亡くなった。お二人とも、いわゆる「現実主義」の論客として学界と論壇をリードしてこられた方である。ご冥福をお祈りしたい。関連記事「北」問題、米の本音はどこにキメラの軍縮と中国の影 高畑昭男 記事本文の続き 「現実主義」とは何か。代表的論客だった高坂正堯氏の説に耳を傾けよう。それは「…社会・歴史・政治について、それに内在する不可知なものを承認し、簡単な図式でもって置き換えないこと、そして、目的と手段との間の相互関連性を認め、この両者の間の生き生きとした会話を重視することを説くものなのである」。 インターネットを含む最近の言論界では、「保守」や「保守主義」が標榜(ひょうぼう)されることは多いが、「現実主義」の説かれることは少ないように思う。「保守」は伝統と結びつくこともあろうし、「タカ派」的イメ
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