“スイーツ真壁“としてテレビや雑誌でお馴染み、プロレスラー真壁刀義。甘いスイーツの食レポで、日本中のお茶の間を和ませる。しかし、プロレスラーとしての姿は真逆だ。昭和プロレスを彷彿とさせる男気溢れるファイトスタイル、そして“俺様”なコメントが、ファンから絶大な支持を得ている。そのギャップの虜になる女性ファンも少なくない。 そんな真壁自身の初の著書となる『だから、俺はプロレスで夢を追う!』(徳間書店)を読むと、想像以上に超ド級の俺様…! ギャップの上をいくギャップに、笑いすらこみ上げてくる。自信の源を探るべく、インタビューを決行した。 ――いま、これだけプロレス人気が高まっているのは、なぜでしょうか。 「昔から、日本経済が落ち込んだときって、国民はいろんなスポーツに勇気づけられてきたんだよ。長嶋(茂雄)さんだったり、王(貞治)さんだったり、千代の富士だったり。プロレスでも、アントニオ猪木や長州