『「血液型と性格」の社会史 血液型人類学の起源と展開』(松田薫、改訂第二版)(その1)(追記あり | ほたるいかの書きつけ 評価に困る本である。 分厚くて大変とかじゃなくて、色々と判断が錯綜して、なんとも評価しづらいのである。 とりあえず、amazonにリンク をはっておく。改訂版も既に絶版のようであるが、古本では入手可能である。絶版に至った経緯も(初版については)書いてあるので、それも後で触れたい。 さて。 そもそも今回読んだ理由は、ABO FAN氏との「議論」の過程でABO FAN氏に読むことを薦められてしまったからである。当然、その議論の文脈で出てきた論点を中心に読んだわけで、普通にこの本に興味を持って読んだわけではない。なので、ここでもその論点を中心に紹介することになる。 が、まあそれではあんまりなので、とりあえず本書の内容をごくごく簡単に説明しておく。 これは、血液型と性格に関す
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