今年ニューヨーク・メッツでメジャー2シーズン目を迎える藤浪晋太郎。昨年、先発から中継ぎ降格、移籍、地区優勝と激動の1年を過ごした藤浪に密着したのが、関西テレビのアナウンサー・服部優陽だ。全米を東奔西走しながら藤浪を追い続け、見えてきた変化とは――。(Number Webインタビュー全3回の第3回/初回はこちら) 「日本での彼は、不調をメンタルのせいにするのを誰より嫌っていました。『体・技・心』の順で考えていて、メンタルに至るまでの『体』と『技』が大事なんだと。技術が精神を凌駕するのだと。その男から『メンタル』の言葉が出て、びっくりしましたね」 聞くと、その当時の藤浪はボラス事務所のメンタルコーチからアドバイスを受けていたという。指から離した後のボールは自分にはコントロールできないから、ボールを指から離すまでの過程に意識を集中する。頑なに否定していたメンタルを「精神論」ではなく、コントロール
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