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ブックマーク / realsound.jp (89)

  • 4人の論客が予測する、2015年のアイドル楽曲とシーン「作り手にはまだまだ頑張ってほしい」

    リアルサウンドでも筆者として活躍するピロスエ氏が主宰し、有志によるインターネット投票でアイドル楽曲の順位付けをする企画サイト『アイドル楽曲大賞』について、アイドル専門ライターの岡島紳士氏と、音楽評論家の宗像明将氏に加え、日各地を飛び回るDD(誰でも大好き)ヲタの中でも突出した活動が目立つガリバー氏を含む4人で行われた座談会の後編。前編【4人のアイドル論客が語る『アイドル楽曲大賞』の始まりと現在地「真の楽曲派は現場に多い」】では、同企画の始まりや、それぞれが2014年のアイドル楽曲・シーンについて思うことを存分に語ってもらった。後編では、2014年のアイドル楽曲に起こった変化や、『アイドル楽曲大賞』を通じて人気が高まったアイドル、2015年流行する楽曲についての予測などを展開した。 「普通にヲタ活をしていたらなかなか出会わないような曲を知ってもらう」(ピロスエ) ーーイベントでの紹介曲数を

    4人の論客が予測する、2015年のアイドル楽曲とシーン「作り手にはまだまだ頑張ってほしい」
  • 4人のアイドル論客が語る『アイドル楽曲大賞』の始まりと現在地「真の楽曲派は現場に多い」

    2014年12月29日、阿佐ヶ谷ロフトAで『第3回アイドル楽曲大賞 結果発表イベント』が行われた。同イベントは、リアルサウンドでも筆者として活躍するピロスエ氏が主宰し、有志によるインターネット投票でアイドル楽曲の順位付けをする企画サイト『アイドル楽曲大賞』の2014年度集計結果についてのものであり、この日のコメンテーターにアイドル専門ライターの岡島紳士氏と、音楽評論家の宗像明将氏に加え、日各地を飛び回るDD(誰でも大好き)ヲタの中でも突出した活動が目立つガリバー氏が参加。アイドル楽曲についての熱いトークを繰り広げた。今回リアルサウンドでは、年が明けたタイミングで改めて4氏に集結してもらい、同サイト・イベントについての座談会を実施。前編では同企画の始まりや、それぞれが2014年のアイドル楽曲・シーンについて思うことを存分に語ってもらった。 「地方の若いヲタはだいたいAKB48が入り口」(ガ

    4人のアイドル論客が語る『アイドル楽曲大賞』の始まりと現在地「真の楽曲派は現場に多い」
  • 20年ぶりのソロアルバム発表! MORRIEが語る、自身の音楽的遍歴とNY前衛シーン

    DEAD ENDのシンガーであり、Creature Creatureを率いるMORRIEが、前作『影の饗宴』のリリースよりちょうど20年となる1月21日に、ソロアルバム『HARD CORE REVERIE』をリリースした(先行発売は12月25日)。ジャパニーズメタルの鬼子ともヴィジュアル系の元祖とも形容されるDEAD ENDのフロントマンとして名を馳せたのち、90年代初頭にはノーウェーブ以降の人脈が蠢くNYに拠点を移し、ロリ・モシマンらとアルバム制作をしていたMORRIE。『HARD CORE REVERIE』は、すべての楽曲でポストロックバンドdownyの青木裕が参加し、ヴァイオリンやサックスをフィーチャーするなど、メタルやヴィジュアル系というこれまでMORRIEが紹介されてきた文脈に留まらない音楽性でリスナーを驚かせる。ジム・フィータス、ジョン・ゾーン、アート・リンゼイといったミュージ

    20年ぶりのソロアルバム発表! MORRIEが語る、自身の音楽的遍歴とNY前衛シーン
  • 栗原裕一郎緊急寄稿 過去のアイドル襲撃例から考えるAKB48襲撃事件

    5月25日、岩手県滝沢市で行われていたAKB48の握手会で、若い男が隠し持っていたノコギリで切りつけ、メンバー二人(川栄李奈、入山杏奈)と、彼女たちを護ろうとしたスタッフ一人が手や頭などを負傷する事件が起こった。 その場で捕り押さえられた犯人は、梅田悟という24歳の無職の男で、現在のところ「人の集まるところで人を殺そうと思ってやった。誰でもよかった」「AKBに特別な思い入れはない」「AKBなら誰でもよかった。切りつけたメンバーの名前は知らなかった」などと供述している。 芸能人が何者かに襲われる事件というのは、付き物といってよいほど過去に何度も起こっており、ツイッターなどでもその日のうちに事例が列挙されていたし、新聞も簡単な一覧を載せていた。どこのネジがどう外れていたかはさておき、ともあれいかれた奴がアイドルを襲ったという現象だけを取り上げれてみれば、今回の事件もまたありふれた一件にすぎない

    栗原裕一郎緊急寄稿 過去のアイドル襲撃例から考えるAKB48襲撃事件
  • 坂本慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」

    2010年3月に惜しまれつつ解散したゆらゆら帝国のフロントマンであり、2011年よりソロ活動を展開している坂慎太郎。5月28日にリリースするソロ2ndアルバム『ナマで踊ろう』は、「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマで制作されたという。ベースを軸とした浮遊感のある楽曲に、アイロニカルで寓話的な歌詞が乗り、終末的でありながらも、どこか明るい雰囲気を生み出している。今回のインタビューでは聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、作の制作プロセスから楽曲に込めたイメージ、さらにはライブを行わずに独自のペースで活動を続ける理由について、じっくりと語ってもらった。(編集部) 「曲がほとんどベースで決まるんだなっていうのが改めてわかった」 ーー2年半ぶりの新作です。構想2年ということなんですが、どういう形で今作の制作は始まったんでしょうか。 坂:1曲ずつ作ってい

    坂本慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」
    TZK
    TZK 2014/05/23
  • tofubeatsに続くのは? 気鋭のサウンドクリエイター達をピックアップ

    サンプラーなどの機材の低価格化やDTMデスクトップ・ミュージック)の台頭により誰もが手軽に音楽制作を行えるようになった。ここ数年はニコニコ動画周辺におけるCGMも盛り上がりを見せている。そんな中、いま注目を集めるトラックメーカー5人を今回は紹介しよう。ここで取り上げるのはみな10代から20代前半の若き才能たち。ヒップホップやハウス、エレクトロニカなどそれぞれ土俵は違えど、各シーンの今後を担うであろう実力者揃いである。 まずはご存知tofubeats。次世代トラックメーカーの代表格である彼は平成2年生まれの現在23歳。中学時代からネット上で音源を公開するようになり、高校3年の夏には国内最大級の屋内テクノイベントWIREに史上最年少で出演を果たす。10年に発売されたEP『Big Shout It Out』は口コミだけでiTunes Storeダンスミュージックチャート1位を獲得。2012年に

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    TZK
    TZK 2014/04/09
  • 「音にフォーカスすると国境を越える可能性はある」瀧見憲司がJPOPと距離を置く理由

    を代表するDJであり、自ら音源制作を手がけるアーティストであり、レーベル「クルーエル」のオーナーでもある瀧見憲司が、国内外の音楽シーンについて語るインタビュー後編。前編【「DJに求められるものが違う」瀧見憲司が語る、海外のクラブ現場事情】に続く後編では、クルーエルで音源制作・リリースを行ってきた経験をもとに、JPOPと距離を置きながら音楽活動を展開する理由や背景、さらにはクラブシーンや音楽メディアの課題についても語った。聞き手は音楽評論家の小野島大氏。(編集部) ――現実にクルーエルのレコードは、海外でも引き合いがあるんですよね。 瀧見憲司(以下、瀧見):何百枚って単位ですけどね。ただ売れてる枚数からすると影響力というか、影響力のある人に対する訴求力は大きい方だと思いますね。具体的に数値化はされてないけど、明らかにそうですね。 ――そんな状況でアーティストとして曲を作る場合、誰に向けて

    「音にフォーカスすると国境を越える可能性はある」瀧見憲司がJPOPと距離を置く理由
  • 「DJに求められるものが違う」瀧見憲司が語る、海外のクラブ現場事情

    を代表するベテランDJで あり、自ら音源制作を手がけるアーティストであり、インディ・レーベル「クルーエル」のオーナーでもある瀧見憲司。昨年秋に6年ぶりのミックスCD『XLAND RECORDS presents XMIX 03』をリリースした彼に、クラブ・カルチャーの変遷と現状、DJとしてのこだわり、そしてJ-POPカ ルチャーとの距離感などについて存分に語ってもらった。 筆者が瀧見と知り合ったのは彼がまだ20歳 そこそこで『フールズメイト』誌編集部で働いていたころに遡る。久々にじっくり話した彼は、それから25年以上がたっても、元ジャーナリストらしい冷静かつシャープで明晰な視点を失っていないのが嬉しかった。 ――ー昨年「HigherFrequency」 のインタビューで、「海外のいろんなところでやる機会が増えて、日人としてというか人間としての弱さも実感するけど。どうしても越えられない

    「DJに求められるものが違う」瀧見憲司が語る、海外のクラブ現場事情
  • 「バンドは効率を求めると長く続かない」モーサムはこうして危機を乗り越えてきた

    MO'SOME TONEBENDER『Baseball Bat Tenderness』インタビュー(後編) 2013.12.11 09:30 MO'SOME TONEBENDERの百々和宏がニューアルバム『Baseball Bat Tenderness』と自身のバンド観、音楽観を明かすインタビュー。前編:「手抜きなしで、常にエクストリームでありたい」百々和宏がバンドに求める衝動とは?では、バンド独自の音楽世界を清々しいほど追求した新作が完成するまでを語った。後編では、バンドを続ける上での苦労や、危機を乗り越えたエピソード、さらにはバンド運営のコツなどにも話が及んだ。(編集部) ――こう言ったら失礼ですが、モーサムはとりわけ売れてるわけでもなければ、大ヒットレコードもない。大金が儲けられるわけでもない。なのにもう17年近くも、一度もメンバーチェンジせず続いている。その原動力はどこにあると思い

    「バンドは効率を求めると長く続かない」モーサムはこうして危機を乗り越えてきた